これはちょっと見過ごせねえな、的なあれだったので朝更新したあれですよ。こっちとしては喧嘩を売りたいわけではないので何回か読み直して余計な棘出てないなと確認しました。その流れで検索してたら久しぶりにラ管連っていう単語を見かけて懐かしいなーーーって思いました。
わたしがSound Horizon/Moiraコンサート(ミラコン)で上京した時秋葉原で禁書ポーカーをやったんですけど、その時がだいたいラ管連はじまり的なやつだったと思います。そのあとにボドゲとか温泉旅行とかいろいろやってたはず。

まるで昨日のような話をしていますが、ミラコンがあったのは2008年の9月です。13年前。

ライトノベル板某スレッドでラ管連陰謀論がささやかれたり、ラ管連中核メンバーは「ばけらの(ライトノベル作家美少女化)」からの「ライトノベル感想サイト管理人美少女化」で同人誌を3冊ぐらい出していた覚えがありますね。みんなもういい年で、就職したり転職したり結婚したり転職したり子供が生まれたりいろいろしてると思います。死んだ人はいないと思います。大学生のサークル活動みたいなやつでした。わたしは特に首都圏どころか本州在住でさえないので「関東に住んでるおともだちがふえたよ」ぐらいのノリです。

少女向けライトノベル読みによる感想サイトって今は知らないけど昔だって少なかったし、少ないから作家の人には認知されてるからカジュアルに感想ありがとうってリプライが飛んできてたなあと今懐かしい気持ちになってます。あの頃からカラフル読んでますって長年の読者がついてくださっているのでありがたいと思っています。

この流れで今色んな過去ログを読んで懐かしくなりすぎている。書いててよかった各種ログ。

昨日やってたやつですね。わたしは自国の行事とラジオを聞いていたので、聞いたのは実質30分40分ぐらいじゃないかと思うんだけど、今朝になって書きおこしを見たら「おっ……ちょっと……これは……」と思ったので書きます。

ラノベ定義論スペースのメモ - WINDBIRD::ライトノベルブログ

何より書いておきたいミミズクと夜の王のこと。

ライト文芸はラノベかどうかのところ。
どういう誤認なのかどうつながったうえでの発言なのか、動画確認してもわからなかったけど、「ミミズクと夜の王」は「ラノベとして売り出せず隔離された作品」ではないですよね。

発売当時「あの大賞作品、イラストないし内容もラノベっていうよりは児童文学っぽいよね」って話題にはなったのを覚えてる人間としては、ラノベっぽくないかもしれないけどラノベとして売り出されなかったわけではないし、そもそも電撃文庫で出ているんだから隔離なんかされていませんよね。この辺についてはmizunotoriさん1全面支持です。ミミズクは売れてる作品です。
そうじゃないなら14年前の作品に今も電撃文庫で重版がかかって残ってるわけがないし今年コミカライズも始まった作品です。

「電撃大賞とったけど何らかの理由でライト文芸レーベルから刊行された作品」ということなら、例えとしてもっと適切な作品があると思うんですよ。ちなみにわたしが今思ったのは「君は月夜に光り輝く」です。

ミミズクと夜の王 (電撃文庫) 文庫 ? 2007/2/8

ミミズクと夜の王 1 (花とゆめCOMICS) コミック ? 2021/4/5

君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫) 文庫 ? 2017/2/25

「少女向け・女性向けの作品群は「少女小説」として呼ばれたがっている」件

これは確かに存在します。観測してます。見られるのは「初めて読んだラノベ」の話になると、「○○はラノベになるの?2 でもわたしの中ではあれは少女小説と呼びたい」という定義論とともについてきます。だいたいコバルト・ホワイトハート作品をあげておられる感じです。

ちなみにわたしはサイドバーをご覧いただければ分かると思いますが、「ライトノベルの中には少年向けと少女向けが存在するよ」派です。こっち(少女向け)にもスポットライトを当ててくれ面白い話たくさんありますよ!!! と思っています。

かつて「このライトノベルがすごい!」の協力者をやっていたときは死票覚悟で金星特急をごり押ししたし(無事誌面に金星特急載りました)、このライトノベルがすごいぐらいの勢いで少女向けライトノベルのブックガイドになる本が欲しいよっていって同人誌を作ったりエントリを書いたりしました。

少女小説春の50冊 colorful
大人だって読みたい! 少女小説ガイド の話をしよう colorful

同人誌の名前が「この少女小説がすごい」なのは少女向けライトノベルがメインですよっていう事を分かりやすくしたいのと、少年向けにある女性にもおすすめ本も取り扱いますよっていうふわっとさ加減。

協力者をやっていたころからそうなんですが、「ラノベだけを読むよ」人間ではなかったので、読むフィールドが移動していった結果ライトノベルを読んでいた分、ライト文芸の比重が高まった感じです。今ラノベで継続して読んでるのは

金星特急の続編

続・金星特急 竜血の娘(1) (ウィングス・ノヴェル) Kindle版

栗原ちひろさんのなろう作品の書籍化

死んでも推します!! 〜人生二度目の公爵令嬢、今度は男装騎士になって最推し婚約者をお救いします〜 (Kラノベブックスf) Kindle版

ぐらいですか。平台は見るし新刊チェックもしますが、そんな感じです。
なろう作品はラノベかどうかという話あったけど、わたしとしては「なろう作品がラノベかどうかはあんまり興味がないけど、この『死んでも推します』については書いてるご本人が『久しぶりのラノベです』とおっしゃっていたのでラノベだと思います」というふわふわ感です

最近こっちは日記サイトとなっているので、それでもちゃんと本の話をしようと思って他ブログを立てたんですよ。

はと文庫オンライン

更新は月1回(毎月25日)+α程度なんだけどこちらもよろしくお願いします。

  1. わたしがラノベを主戦場としていた頃、オフ会参加も断っておられた「孤高のラノベ読み」的存在だったので、こういう場にいらっしゃることに驚いた。 []
  2. これは体感ですが、ラノベかどうかなど気にしてない面白ければOK読者層は「軽く読める」「重くない」本を「ラノベっぽい」と評しがちでした。だいたい好意的です。 []

今年も昔の映像を見ながらこの音楽を作っている人が大好きだと涙を流す日です。
願・健康長寿・商売繁盛

今はラノベ定義論スペースを聞いています。

明日は国王生誕祭なのでつまり祝日。元旦。とてもめでたい日ですわ。
そんなめでたい日でどうも晴れそうなのでツイキャスをやろうと思います。13時30分ぐらいから。

今日は10年以上ぶりに麦の海に沈む果実を読んで、相変わらず面白いなあと思いました。
変わらない面白さだから自分が何歳だかわからなくなる。明日は黄昏の百合の骨を読みます。

阪神が相変わらずちょうつよい。明後日のABCテレビの特番も楽しみだ。

以前割とバズッたこのツイート

去年のツイートだけどまだ地味にRTされることがある。去年はなんらかのオタクのアカウント、もしくはグッズ取引アカウントからの通知が多かったが、最近はまったく毛色が違っている。名前の後ろには借金垢と書かれているアカウントが見られるようになった。

世の中には勉強垢なり読書垢なり色んなジャンル専用アカウントがあるのは知っているが、借金アカウントまであるのかと思った。

類似アカウントが芋づる式に提示されるので色々見ていて思ったことは、借金という単語から想像もできないほどのものすごくポジティブなアカウントが思った以上に多い。
自己紹介欄は家族には内緒の借金とか借金の総額(100万単位だ)や任意整理などの文字が躍り、固定ツイートには社別の借金額が記載され、最近買ったものや返済した金額などがツイートされている。
借金垢の人はみんな優しいと「○○クラスタはみんないい人」定型文はここでも見られ、今の推しジャンルは借金返済ですとでも言わんばかりの鬼ポジティブさだ。やけくそ的な明るさでもない。本当に「1ジャンルアカウント」の空気だ。
アカウントの効用はなんとなく分かる部分もある。同じ境遇問題を抱えた人が目に入るところにいて頑張ってるところを見るとそれだけでも自分も頑張ろうと思う的な、勉強とかダイエットとか筋トレとかそういう時に有用だとされるあれの感じ。

ポジティブなツイートが多い一部のアカウントでは今のこの時期「賞与○万入るから繰り上げ返済する」というツイートも多く見られ、コロナ的なガチ収入減生活苦というわけでもなく、オタ活の最終到着点としての泥沼状態1にある人がざらっと見たところよく見られた。
「友達にお金借りてブラインドグッズ通販10BOX突っ込んだ」「ガチャ回した」というのが生ぬるく思える世界があるんだなと思った。

他人事に思えないのはワクチン接種が進んで、コロナが収束して、エンタメが2020年より前の状態に近づいた時、果たしてわたしの理性なりタガがはじけ飛んで収入以上に使い込んでしまわないかということだ。
クレジットカードはすべて借金だと分かっていても、未来の自分に問題を先送りして「お、おう」と支払い明細が届いた経験がある人は案外いるんじゃないか。わたしはある。
いつか来るその時を、これは祭りだから、これは今まで我慢した分だからとやりかねないよなあと思うのだ。その辺の理性を信用できない。わたしは借金アカを作って公開できるほどのポジティブさはない。数万程度であっても定期を崩さないといけない額になると罪悪感につぶされそうになって鍵アカで「わたしはなんていうことを……」とぼやいている方が想像にたやすい。

持続可能なオタ活大事だ。Kの分厚くて重くて高い本を買ったし星エコの本もうたプリの10周年本も買いたい。ちりつもだ。わたしはだいたい「このぐらい大丈夫だろう」と見積もりが甘いのだ。ちゃんと締めるところは締めていきたい。

  1. ブラインドグッズ●BOX予約済み枠募集中と派手な募集をかけている人、うたプリの物販イベントでコストコ買いしてる人、金持ちだなあ羽振りがいいなあと思ってたけど別アカがこうなっている可能性もあるのだなと今回想像の範囲が増えた []

これまでのあらすじ

星鳴エコーズはいいぞという話をします #星エコ colorful
ラノベ好きにオススメの星鳴エコーズを知ってほしい布教用のエントリ ? colorful
20200728 星エコにいい感じに狂っている夏 colorful
20200731 星エコ終わるってよ colorful
星鳴エコーズのメインストーリー最終更新を見届けました colorful
サ終ソシャゲに新展開? #星エコ 未公開ストーリー公開へ動きあり ?colorful

そして今日のお知らせ

All or Nothing形式(目標金額に達成しない場合は払い戻し)でしたが、開始3時間程度で目標金額の300万円到達。進捗状況で遅れはあるかもしれないけど予定通りなら11月程度には本が到着する見込みです。

これを書いている6月16日23時現在で買えるものは
・任意の月のバースデーアクリルプレート
・任意のチームの礼服プレート
・未公開ストーリー上巻
・未公開ストーリー下巻
・未公開ストーリー上下巻+過去のガチャスト(オフライン版未実装)
です。

本は1冊5000円です。本の仕様は不明ですが未公開ストーリーはイベントストーリー各7本、ガチャスト(配信済み)は8本。わたしはこれがうまいこといって、第3部が読めるといいなあと思っています。だって終末楽団とは何者だったのかとか気になるじゃない。

わたしさっきまで栗原ちひろさんのspaceに飛び入りでスピーカーしてきたんですが、当時のでも推しと星エコの共通点は2020年夏ごろの、町単位の花火大会から大型ライブまでエンタメというエンタメが息絶えた死の夏に「こんなご時世だけどそれでもなんとか吸って生き延びていたエンタメ」なんですね。

いや本当に星エコ、あまりにも毎週面白くて運営に感想メールを送り付けてTwitterとブログではっちゃけて。月曜更新だったので更新された量を見て朝に読んだりこれは夜の楽しみにしようとかいろいろやってたな。2020年の夏は人生史上初の「8/12〜8/15の夜にずっと家にいた」という年だったので、あまりにも無すぎて2020年の夏は楽しかった記憶しか残っていない。

このクラウドファンディングの本は明らかに既存ファン向けで今からのご新規様が1万5000円+α買う?? いや垂直落下したらわからんよなと思うので星エコの派手マをしておくと、「高校生男女が頑張る群像劇」「学園異能」 「電撃文庫でありそうなラノベで育った男女」が好きな人におすすめです。ざっくりしすぎなんですけど具体的には以下のエントリで長々とかきましたのでご参照ください。

ラノベ好きにオススメの星鳴エコーズを知ってほしい布教用のエントリ colorful

オフライン版はメインストーリーフルボイスにするかどうか選べるから容量でかいのよ。2.6GB。でもとても面白いので容量があいていて、面白い物語が読みたいという方にはこの上なく面白い作品です。メインストーリー担当は実質GoRAなのでKが好きな人にもおすすめです(これも何回も書いた)

一粒万倍日&天赦日。
そんな門出にぴったりな本日、先日のSound HorizonArround15周年記念祭の前楽と大楽のダイジェスト映像が公開された。

英語字幕付きで謎のロゴ付きで何事かと思えば、コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金にかかる動画で、5分以上の実演動画を1年以上配信する条件で5000万を上限に補助するあれらしい。

JLODlive | コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金

何書こうかなーと思って止まっている。普段はああでもないこうでもないって色々書けることがあるんだけどなー。

たくさん本を読んで部屋を掃除して落ち着きたい。

まさか9回表でまた梅野が出塁して近本がスリーベースとは思わんだろう。阪神交流戦2位、貯金20、2位巨人と7ゲーム差で迎える直接対決。開催されるかどうかわからない(なんかこのまま突き進んでしまいそうな)オリンピックでペナントレースが途切れてその後どうなるか分からないけど、わたしが阪神を見続けてもう20年以上経つんですけど今年はちょっと怖いぐらいに強い。
ていうかさらっと書いたけどわたし阪神見始めて20年以上経つんか。ぼかして書いてるけど20年以上なんですよ。えっこわ。

とりあえず壁に向かってしゃべる機会を作るかと思うので(喋ってないと喋るの本当にへたくそになる。ただでさえへたくそなのに)ツイキャスかラジオトークやるか。スペースはまだ顕現できてない。手持ちのアカウントはどれもだめだだ1。問題は場所だ。前回の感じから私がしゃべるのは15分がMaxだな。

最近ラジオの幅を増やそうと思って中川家とかクリーピーナッツとか星野源とか聞いてたけど、2時間とか喋ってるラジオはどうもこんばんは、とはじまって延々喋って40分ぐらい喋ってようやく「それでははじめましょう」とかいう。いやそれだけしゃべってそれ前振りなん的な。

  1. 友達の本アカはまだフリートが実装されてない []

この場合の「金星特急」が指すものは小説ウィングスで絶賛連載中のほうの「続・金星特急 竜血の娘」第5話。

小説Wings 2021年 06 月号 [雑誌] 雑誌 ? 2021/5/10

文庫本換算で3巻の1話目? 季刊ペースの雑誌連載で文庫本1冊当たり2話で、まとまるのが待てないので本誌派なんですけど、最近読めるコンディションじゃなかったのでずっと積んでたのをようやく読めました。いや最近攻撃力まじ高なんですよ。第4話、拝んだしこの展開死ぬって思ったわ。

腕と脚を組み、窓にもたれて目を閉じた彼女の髪が、ガラス越しの鈍い光で淡く浮かび上がっている。静かに目を閉じた表情はどこかあどけなく、いつもの凛とした表情ではない。(略)
----ああ、この人は彼女が目の前にいるだけでいいんだな。
そう思った。
早く思い出してもらえないと可哀想、なんて焦っていた自分が恥ずかしい。
彼女が存在する。それが彼を生かしている。他に何もいらないのだ。

(P38)

なんてことないこのシーンがすごく美しくて、そこにあるのは愛だけだなと思った。正座して読んだ。

文字を読んでいるのにビジュアルが想起される文章が毎回すごい。その場合の想起されるビジュアルは人じゃなくて背景画、自然の風景が圧倒的に多い。
そういうビジュアルがあるのかというと特にそうでもない。掲載される挿絵はキャラクターが中心で、それも数えられるぐらいしかないし、世界を旅する物語とはいえ金星特急(錆丸が主人公の方、かろうじて現代に近い)と竜血の娘では旅をする世界がまるで違う。知らない世界のはずなのだ。
鉄馬号が走るシーン、知らないはずなのになんか見えたな。本物のロシアさえフィギュア関連(YOI含む)でしか知らないのに。お前は人を殺せるかっていうあいつもやばいしね。温泉の桜もすごくいい。
気軽に旅行に出かけられなくなった現在、写真がたくさん載っている旅行エッセイよりも旅に出ているような気にさせる小説だ。

地平に沈みゆく太陽。
湖からの夕霧。狂ったように鳴く鳥たち。倒れた馬たちが手綱に絡まってあがいている。

(P56)

ここから始まる戦いよ(感嘆)
8月10日が楽しみだ。

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