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具体的にどう変わるかは上記URLを見てもらうことにしてわたしに関係があることを書くと
・会報はボリュームアップする代わりに年2回に減少。
・FC限定動画を不定期に公開する
・入会特典(パスポート)・継続特典(ピンバッジ)を配布。既存会員にも入会特典のパスポートを配布する。
・会費は据え置き、会員証も存在する。

正直現状の活動スパンを考えると年2回は妥当だと思う。今まで発行ノルマのためかぺらぺらの会報というのもあったのでいいと思う。でもその年最初の会報で毎年やってる陛下の写真とあいさつは引き続きやってほしい。国王っぽいから。

動画は正直顔は映ってなくてもいい。声があれば。
いや欲を言えば陛下の本棚が見たいとか、物理で積んでるジャンプとサンデーとマガジンが見たいとか、米津玄師と対談してほしいとか、ネットフリックスにある常田大希の情熱大陸みたいな密着ドキュメントみたいなのもほしいけど。楽園パレードへようこそ(DVD)のバクステ映像みたいなやつほしいんだけど。
活動が全くない時にちゃんと生きてなんかしてるところが見られたらそれで、とは思う。
絵馬の時はプロモ活動もなんもなくて、発売後もラジオ何も出てないから、こんばずろっくもこむちゃっちゃも聞いてないだわ。なんやったらオールナイトニッポンゼロにサンホラ大好きおじさんたちと一緒に出ていただいても!!!!

きのうサンホラ界隈で「サンホラ履修してなかったなとyoutubeで見てたけどアラサーでは消化できない栄養の塊。これを食べられるのは10代だ。自分には重い」っていうツイートが話題になっておりその話をしようかと思います。
サンホラ布教エントリです。
結論を先に書いておくと「メロディ聞くだけでも楽しいよ。そこからもう1歩踏み出すともっと楽しいよ」ということを書いています。

サブスクあります

サンホラというと「とにかく高い」「何もかも高い」「光る箪笥とかめっちゃでかい絵馬とか売ってる」とかが割と言われがちですが、サブスク解禁済みなので、ちょっと触れるぐらいなら最新「絵馬に願ひを」以外の全曲を気軽に聞いてみることができます。
Apple Music、Spotify、AmazonMusicなどたいていのところでは聞けます。契約中のサービスでお楽しみください。
youtubeでも聞けます。
せっかくなのでわたしが沼ダイブした曲こと「StarDust」と、みんな大好き「朝と夜の物語」、シンプルでかっこいい曲「よだかの星」をおいておきます。

ちなみにこれらの曲が「かつてCDとして発売された」音源です。
これよりもうちょっといい音で聞きたいなと思った人向けにRe:Master ProductionというCDがあります。レコーディングしなおしたわけではなくリマスター(音質をよりよくしたもの)です。曲によっては「こんなにも違うか!?」というぐらい別の曲のように聞こえる曲もあり。

Amazon価格でだいたい1000円〜3000円ぐらいで買えます。(Re:Master Production)と書かれたものを買ってください。

ちょっとお金を出せるなら映像作品で解像度ははるかにあがる

SoundHorizonは「物語のすべてを音楽で表現」します。
それはメロディだったり歌詞だったり効果音だったり(変則的なところではCDのジャケットも)します。そして「この曲はこういうことを物語っている」と自分なりに思ったこと考えたこと感じたことがあったとしても、それが正解かどうかは分かりません。どこにも書かれていません。
でもその「答え合わせ」をある程度行えるのが「公演の映像作品」というわけです。

といっても直近のStoryConcertの「絵馬に願ひを」は円盤にはならず、その1個前のNeinは初見の人にはあんまり薦めたくないというか「(薦める側としては)中身を知っているがゆえにご新規の方にはそれ以外のどれかから入ってほしい」作品なんです1

かといってサンホラの円盤割と手に入りにくくなっているものが多いのは事実。

なので入手難易度とお値段的におススメがこちらです。

これの通常版です。Amazon価格5000円を切っている(23/08/09現在)
当時の最新曲である「ハロウィンと夜の物語」初演のRevo’sHaloweenPartyをはじめ、いろんな公演が収録されています。
この初回限定デラックス盤が「通称おせち」です。
「いろんな公演の詰め合わせ」であり「パッケージが正方形で2段のお重」だからおせちです。

ちなみにこれに該当する人は無理に摂取しないでほしい

「今、(肉体的に、もしくは精神的に)疲れている人」
これは「初めて触れる人」から「久しぶりに聴く人」「ガチ勢のローラン(サンホラファンのこと)」まで共通だと思うんですが、サンホラ楽曲は歌・楽器の音・SEまでいろんな音がするので、疲れている中聞いてもあまり頭に入ってこないと思うし、余計に疲れると思うので無理しないでください。
とりあえずゆっくり休養してほしい。音楽は逃げないし、サンホラは他のアーティストと比べてリリースのペースもゆっくりなので……。

考察はしてもしなくても別にどっちでもいい。メロディを楽しむだけでもよい。

サンホラは考察が盛んな音楽ではありますが、音だけ聞いて「何かよくわからないけど○○な音楽だなあ」というのでもいいと思います。
さっきの「公演は答え合わせ」もそうですが、「答え合わせ」といっても自己採点なので。別に正解は提示されないので。
だから「謎には必ず答えが提示される」「問い合わせに対する返答がある」と思っている人には厳しいかもしれないし、「『正解がない』ということに耐えられない/抵抗がある人」には厳しいかもしれない音楽です。

むしろ「自分はあの人たちみたいに考察とかなんかすごいこと言えないんで……」とか思ってる人がいたらそこは気にしないでほしい。
音楽を聴くしかできないという人は普通に存在する……。

中には参考文献を読み漁ったりコード進行からここはこういうことなんだろうと、自分の解釈を論じていただける大変ありがたい方々が世の中にはいるので、そういうのを読むのだけでも結構楽しいです。
(でも注意してほしいのはその解釈もまたひとつの説で「正解」ではないので、「いろんな人の話を聞く」とか「それらをもとにぼんやり想像してみる」とかいいかもしれないですねー。)

自分で「このメロディどっかで聞いたことあるなあ」と過去曲聞き直すのも、「あれこれどういうことだ」とググったりすることをはじめると面白くてハマり方が加速するんだよなあ。ずっと聞いてると「聞こえる音が増える」んだよなあ。たぶんずっと聞こえていたはずなのに急に「あっここバイオリンの音するんだ!?」「炎が巻きあがる音がする」とかわかるんだ。


ちなみにこちらはSoundHorizonファンクラブ会報とかでインタビュー記事なども担当されている、サンホラ大好きおじさんたちによるプレゼン動画です。

ところで気軽に聞くことはできない音楽というものも存在する

Sound Horizonの新曲はここ2つほどCDという媒体では出ていません。かといって配信ではなく、Blu-ray形式で出ています。Blu-rayということはiPodなど携帯音楽プレイヤーへ取り込むことができず再生できる機器も限られています。

それがこの絵馬に願ひをという作品です。
ちなみに「クソデカ絵馬」というのがこれのFC限定完全受注生産品で、今手に入るとしたら中古オンリーです。通常版は一般的なトールサイズの、よくあるBlu-rayが入っているジャケットを想像していただければよいかと思います。

リスナーは大神となり狼樂神社(大社)の巫女に託宣(という名前の選択)をくだし人の運命を左右していく1周約20分、すべての曲を聞こうとしたら20時間ぐらいの時間と攻略順を書いたメモと途中セーブを書き留めるメモかカメラ機能がついたなにかが必要です。
それは音楽作品ですか? と聞き返したくなるのがこの絵馬に願ひをで、聞ける曲が限定された「絵馬に願ひをプロローグエディション」がアプリとして販売されているのと、サブスクやハイレゾ音源として狼樂神社のみ販売されています。
ちなみに絵馬に願ひを!(Full Edition)には任意の曲だけ繰り返し聞く機能はなく、ランダム曲に加えて普通にプレイするだけでは聞けない隠し曲もあるようで、「曲だけ聞くライト勢」「音楽を聴くのは外出中」みたいな人にとってはなかなか厳しいです。わたしのことです。

今後のSound Horizon

Sound Horizon 7.5th or 8.5th Story Concert『絵馬に願ひを!』〜大神再臨祭〜が終わって、これはStoryConcertなのに円盤が世に出ない2ためまた数年公演なしの生活かと思えばびっくり。
ディナーショー(Revo's Acoustic Night 2023 〜Japanesque〜)の開催が決まっています。
品川プリンスホテルでの開催で日替わりキャストの3公演、宿泊プランもあります。ただし一般席で約5万円します。
Revo's Acoustic Night 2023 〜Japanesque〜
ちなみに本公演は配信も存在します。
ただし配信はショータイム約90分のうちの約60分で、2回のライブ配信のみ(ライブ配信+再生時間限定見逃し配信)。
FC限定前列確定プレミアムシートの申し込みが本日からはじまっています。

書いている人について

サンホラに出会ったのは約19年前。twitterがなくてmixiや個人サイトはある時代出身。
クロニカ学習帳と2ちゃんねるサンホラ第〇番目の地平線スレッドだけ見ていればファンアート、考察からライブレポまでなんとかなっていた時代に入った人間。
推し地平はRomanとMarchen。
「絵馬メンありの領拡で歌ってほしい曲」は廣瀬真平と佐藤真広で「Ark」、香西愛美とハセガワダイスケで「恋人を射ち堕とした日」

  1. 「舞台刀剣乱舞を見たことがない人に初手悲伝」みたいな感じです []
  2. そもそもカメラが公演に入っていない []

アコナイ(サンホラ流ディナーショー)の開催告知が来た!

2023年10月7日(土)受付17:00 / ディナー18:00 / ショー19:30
2023年10月8日(日)受付17:00 / ディナー18:00 / ショー19:30
2023年10月9日(月・祝)受付16:00 / ディナー17:00 / ショー18:30

そしてこれはなんと配信がある。といってもフル配信ではない。90分〜100分あるショーのうち配信されるのは約1時間分。そしてこの配信は2度あるリアルタイム配信しかない。

<生配信日時>
・2023年10月7日(土)19:30〜配信予定
・2023年10月8日(日)19:30〜配信予定
・2023年10月9日(月・祝)18:30〜配信予定

<再配信日時>
・2023年10月7日(土)公演→2023 年10 月13 日(金)19: 00〜20:30
・2023年10月8日(日)公演→2023 年10 月14 日(土)19: 00〜20:30
・2023年10月9日(月・祝)公演→2023 年10 月15 日(日)19: 00〜20:30
※全日、19: 00〜20:30のみ視聴が可能となります。途中から視聴した場合でも、20:30に再配信が終了となりますので予めご注意ください。

この配信時間が鬼門すぎる。わたしが介護で忙しい時間だ。

あとこれはサンホラ関係ないんだけど、興味ありそうな層が多いのはやはりローラン周りだからここに書く。
土曜22時に市川うららで絶賛放送中のラジオ番組「ハセガワダイスケとエンドケイプの不適切なワンダーランド」初のイベントが都内恵比寿で8月13日に開催されます。

UFOに縁がない人生でも参加は問題ないと思いますが、このイベントは先着20名だという罠です。
公開収録とか歌とかチェキとか接触イベントも多そうなんですが。

「Revo(Sound Horizon/Linked Horizon)について全く知らないわけではないが、そんなに詳しいわけでもない」人によるインタビューは久しぶりだったので滋養がある。

??Revoさんは、現在Sound HorizonでもLinked Horizonでも唯一のメンバーですが、創作活動は孤独なものではないでしょうか?
Revo:完全に一人かと言うと、支えてくれる人が一人でもいる以上、多分違うんでしょうけど。そうですね。ずっと孤独かなとは思います。寂しいと言えば寂しいんだろうなと思うんですけど、寂しくて耐えられない人間は続けていけないんだろうなと。どこか孤独や寂しさが馴染むというか。人間の本質は孤独なのかもしれない……みたいな哲学的な感じなんですけど、そう自分で納得できていないと続けられないかもしれないですね。だからこそ、人に届けることにも意味があるんでしょうし。

??CDをプレイヤーに入れて、収録曲を順番に聴く、というスタイルとは違うことをRevoさんはやりたかったわけですよね。

Revo:音楽で物語を届けることをずっとやってきて、その物語をどう届けたいのかによって、届けるための方法論や媒体も自由でいいじゃないかと。従来の形のままだと、『絵馬に願ひを!』は絶対に生まれないので、「『こういう音楽のあり方もありだよね』っていうのを、今示さねばならん」みたいな謎の使命感はありましたね。「これを無視したまま、次へは進めんぞ」という感じというか。物語音楽の可能性を本気で追求するなら。

??ちなみに、音楽だけを聴くための隠しコマンドは用意されているんですか?

Revo:ないです。

??選ぶ体験をするための作品と割り切っているわけですね。

Revo:そうですね。特定の曲だけリピートして聴きたいという需要があることはわかってはいるので、そういう需要もすべて内包する形でできれば良かったんですけど、今回のBlu-ray形式では難しい問題があって。それをクリアするアプリ版の構想もあるのですが、力不足でまだ着手できていない現実があります。まずはこのBlu-rayをみなさんが受け入れてくれるかどうか。すべてはそこからかなと。

下記引用部分内強調は私が追加しました。

Revo:それについては、意地悪に思う人もいるかもしれないですが、何曲入ってるかは明かさないことにしているんですよ。CDだと、プレイヤーに入れただけでおのずと曲数がわかってしまったり、最後の曲から聴くこともできるんですが、今回の作品は基本的にそういうことができなくなっています。だから「この作品のすべてを見た」と思っても、そうじゃないかもしれないし、まだ隠されてる要素があるかもしれない。どれだけ入ってるか容易にはわからないし、見るのがけっこう困難なやつも中には入ってるので。正規ルートで、特定因子の組み合わせ状態からの○○を○○しなければ、ジャミングされて聞き取れないトラックがあるとか、その時のパスを利用しないと至れない○○○○に偽装されてるトラックがあるとか、引きますかね? でもまあ、違法行為でそこに至っても詰まらないでしょうから。大多数の人には関係ないので、ここはカットしといてください(笑)。見るのがけっこう困難なやつも入ってるので。とにかく全部見ようとすると、たぶん皆さん、時間が足りなくなる。別のことをしたり、別の娯楽にも触れないといけないし、また何年か経つと作品に対する印象も変わるかもしれない。末永く楽しんでもらえたらと思うんです。自分が飽きるまで、この作品が終わることはないですから。呪いみたいなものですけど、一生呪われてください。あ、その頃はもう再生出来る機械ないか(笑)。

ネタバレ解禁は明日18時〜なんですが、まだ星3つだわ。

今日もめっちゃ多忙だったんですが夜はワインを飲んで絵馬を回す予定だったので生き生きして仕事をしました。
咳が増えてきましたが白目も増えてました。

今日新しく聞いた曲は我が繋ぐは…… 神無月の大鳥居(失敗) 弥生の大鳥居(未遂) 恋は岩をも動かして 死を廻る刻の記憶ですが、我が繋ぐはのかっこよさがすごい。死を廻る刻の記憶はこれライブで聞きたかった感やばい。でもわたしはせり曲は猫猫ジンジャーでよかったなと思うので、どう考えても刻の記憶は聞けなかった。
神社の方は私が生まれた地平線が6連だったので、久しぶりに生きボクを引きました。

脳内定着率の高い音楽こと紫青の参道の一部が公開された。この感じで狼樂大社も公開されたらいいのにな。
大神再臨祭のライブ円盤は発売されないことが千秋楽に発表されたんですけど、2年前に行われたA15周年記念祭での狼樂神社のライブ音源がこちらになります。

大神再臨祭ではこれが生で見られてうれしかったなあ。

大神再臨祭終宴お疲れ様でした。
一部演者の方々は「めっちゃエゴサしてる」と言われてましたが、プレ箱がなかった今公宴は直接感想を伝える機会が少なかったので、ファンレターの送り先などを調べてみました。手紙の送付先をツイートなどで公開されていた人はそれを書き、そういうのはないがTwitterのbioで所属はわかる人は所属事務所の住所を記載しています。
ただしそれらもない人や、ダンサーさんなどはインストラクターをしているサイトは引っかかるものの、そこにそういう手紙を送ってもいいものか? と思ったのでそれらはすべて「不明」としています。何かしらご存じの方がいらっしゃいましたらお知らせいただければと思います。
情報はすべて2023年6月4日時点のものです。
2023年8月4日更新しました。

スワタケ役佐藤真広くんが自身の今後の活動の告知のためゲリラspaceをやってた。でもゲリラっていうたら短時間と思うやん。2時間やってた。もう締めますよって言って30分続いたしなんならコメント読みがはじまった。
犬彦は安心と安定の突っ込みだったけど、酒の勢いもあって廣瀬くんめっちゃボケだった。
わたしが入った時はあやぴ(宮比役石田彩夏さん)がしゃべってて「まひろくんの呼び名をまひろんにしたい」活動をしていた。「Revoさんに呼ばれてなかったっけ」とかいう話をしていて、こう公演やサンホララボみたいなオフィシャルな場以外で他人の口から音声として聞く「Revoさん」からしか得られない栄養がある。

ゲストはあやぴ以外にも塚越さんとか君永さんがスピーカーとしてあがって、リスナーにも絵馬関係者がわんさかいた。なんかこれはテレホンショッキングですか? っていう勢いでゲストがバトンタッチして行って君永さんが出た後はまひろくんと廣瀬くんだけだったんだけど、面白かったなあ。あの誰もまとめられる人がいない感じ。
「俺と真広は2時間電話ができる仲だっていうことが分かった」とか「デートしようね」とか「めんどくさい先輩だと思われてる」とかめっちゃ仲良しかよって思った。とりあえず2人にはいくらじとか不適切なワンダーランドのゲストとして来たり、まひろくんはそのイケボをエンドケイプさん脚本のラジオドラマでとどろかせてほしいし、なんなら週1でラジオとかspaceとかstand.fmとかvoicyとかやってほしいね。

あの仲良しの感じなんなんだろうって思ったら、進撃の軌跡ツアーの歌姫が公演終わってその後何年か経ってもそろってごはんに行く仲良しみたいなあれだなあ。

あとふふってなったのは「イラストください」ってspaceにコメント書くSAK.さん、「俺らめっちゃエゴサしてますんで」「ツイートとか考察とかイラストとかめっちゃ見てる」ていう2人。

2019年8月ぶりの大阪、2019年11月ぶりの有料フル尺1のライブでした。
いつの日になるかとは思っていたけどコロナ後初最初が国でよかった。

新約リリウムが同日比較的近くの会場でやっていることは知っていたけど、エンタメ体力がクソほど落ちているので、開演間近の時間でオリックス劇場入りして、公演終わったらすぐ終わる直行直帰スタイルで行くことにした。オリックス劇場ならハービスで降りて西梅田、徳バス側は到着予定の30分ぐらい前につくしじゃあこの1530着にしようと決める。

4年ばかし来ないうちに大阪の道路事情が随分変わったようで、高速バスの乗降ルートが阪急梅田三番街→ハービス大阪で、この間が20分ぐらいあいてたんですよ。それでそんなにいらんやろ???とは思っていたけどここが変更されていた。
三番街を出た後、割とすぐに大阪駅方面へ移動していたと思うけど、「なんかめっちゃ時間かかってるな」と思っていたら何故か梅芸のほうに抜けて、もう1回ウメヨドの横を通って大阪駅という謎渋滞ルートを周回しました。そら20分かかる。
そしてわたしはこの三番街へ向かう道を歩く人々を見ながら既に人が多い……と思った。半径2メートルに人が歩いていることが稀なところで普段生活しているので……2

本町駅なんか変わった? 四つ橋線からオリックス劇場までもっと歩いてた覚えがあるんだけど、いやでもそんなはずないよな。これはなんば駅の四つ橋線ホームと勘違いしてるのかな。しんせき大阪公演3日目ぐらいに体力の限界でチェックアウト後もうどこにも行く気がしなくて本町駅の前のカフェでぐったりしてたんだけど、あのカフェもうなくなってた。接骨院になってた。

オリックス劇場着が16時ぐらい。物販行かないとーって思ったけどもう開場してるのでチケットを出す必要が。わたしはプレミアム大神だったので、専用入場口があって入口のところにわたしよりちょっとだけ背の高い白髪の老婦人がいて珍しいなあとは思ったけど、これまでも老夫婦がいたことはあったので、こういう風になれたらいいなあと思いながら入場。老婦人はわたしの後ろで、入場口のスタッフに「このチケットはあるんだけど何かと交換する必要はあるんでしょうか」みたいな感じの、関西弁を感じない上品な喋りで尋ねられていたので、ローランではないのかな、
当日の公演はピコさん(知美役)と木内栞(御影役)さんの家族が来てたそうなので関係者チケットでもあったんかなと思いました。知らんけど。

物販は3階。
巫女といつもの宮内庁ローブの人がいて、あまりの懐かしさに視界ぼやける。
商品見本コーナーで聞こえるぐらいの控えめな音量で音楽が流れていて、買いたいものは番号で伝える方式。レジはiPad的なタブレットだった。
御朱印が500円をお賽銭箱に投げ込んで自分で取る方式。29日は狼樂大社だった。
1階に降りると「間もなく開演です、お席にお戻りください」と言ってる声がした。

フォローしてる人がP大神だけど超上手で機材が邪魔で本間さん見れないって言ってて、わたしも座席表上超上手だと思ってたけど、行ってみたら普通の上手で、Nein大阪公演3日目の時が超上手。
紗幕がかかっていて、クラシック音楽が流れていた。P大神がもつ解釈集計機は座席の後ろに貼りつけられていた。紗幕の向こうでシンクロナイズドリストバンドをつけて音チェックをしているギターの音を聞いてると帰ってきたよ……て泣けましたね……。
この辺であっ陛下の絵馬見るの忘れたなあと思ったけど、今から離席するのもなあと思ってやめた。

そして前説が始まる。今日の担当はSAK.さんの紫なみさん。
ご無沙汰しております。伊坂いえ、伊咲那美です。産みたいと切に祈っても、どうせその日の気分で弄ばれるのでしょう? であれば構いません。人の不幸を娯楽として消費する狂人達よ、お前を呪います。

狂人たちよとお前を呪いますの語気の荒々しさ。Hiverが生まれてこれないのはお前たちのせいだと言っていたのはまさにこの人だと思った。

そして公演が始まる。
「星空へと続く坂道」で下手側から佐久夜姫子(以下サクヒメ)が走りこんできて、ここ何回も見たなあと腕を振る手が止まる。
踊り手では洋介さんが一推しなので、下手側ダンサーなのでチラチラ見ていた。わたしの座席からは舞台の後部中央がもっとも見やすく、ふつうの舞台中央に立たれると割とめっちゃ右を見ないといけない。本間さんは下手側をむいて演奏してるときは手元が時々見えるぐらい。基本は西山アニキに隠れている。

狼欒神社の八拍手は周辺P席あんまりしてる人いなかった。我大神ぞ? という意識が高い人が多かった。犬彦を真横から見る感じで、ああそう。このちょっと見にくい感じが最高に「生」の感じ。犬彦はずっと上手ダンサーとキャッキャウフフしてた。「(西山)アニキー!」何回みたかわからなかった。

夜の因業が見せた夢からついに選択が入る。
サンホラも絵馬に願ひをも知らずこのエントリを読む人のために念のため書いておくと、この絵馬に願ひをという公演は公演全席に座る200人強のプレミアム大神の選択によってセットリストが決まる。選択によっては公演に全く出られず袖で控えるだけの人もいる。まあガチャみたいなものだ。
いうてわたしの選択は9割多数派ではなかったけど、楽しいーーっていう感じだった。

夜の因業が見せた夢で第一子(?)灯留子を流産させてしまった那美さんは次の「贖罪と《焔》の息吹」で子ども(ほむら)を産むことはできるが、自身は命を落とすという歌で、
その母親の命を引き換えに生まれてきたほむらも命を落とす。
29日のエンドは那美の夫が「お前は生まれてくるヒカリじゃなかった」と妻の死を悲しみ、苦しんでいるような感じだった。他の日にあったような「確定で子どもを殺している」描写はなかった。でもほむらの頭上には紫の炎がともっていたので確実に死んでいる。

次がある少女の記憶で、あっサクヒメ来るって思ってたら隣の人が突然挙動不審になってえって思ってたらサイコパススーツが出てきましたね……。
「恋では花は散らせない」は始まりました。社交ダンスの曲で、これまで見てきたサンホラの社交ダンスの中では最も事案でした。あんなに密着&腰を抱えて上半身を反らせてあのセリフですわ。

その次に来たのがみやぴだったので、あっみやぴが来たかーて思った。みやぴも好きだし犬彦も好きだし(具体的にはすず安楽死ENDの曲が聞きたかった)とても悩ましいシステム。でもみやぴの曲めっちゃアイドルでいいんよ。

やっちーのあの眠気はなんか病的なものでは? と公演中思ってたけど、今日(30日)読んでたコウノドリで中学生ながら妊娠した子が眠気がひどいって言ってて、やっちー誰の子を孕んでるんだと思った。

夜を滑る二人はなんか懐かしいメロディが混ざってる気がしたけど分からなかった。
楽しい曲だった。結婚を前提に付き合ってくださいの曲だった。

紫青の参道は今公演のあらすじみたいな曲だった。あれ円盤だったらどうなるんだろう。
ファンアートでわとをんというオルヴィオカラーのなにかがいるのは知ってたけど、あのままやとは思わんやん。わとをんはVの人なんかな。かしこみーかしこみーは脳内定着率がひどい。

そして再度スタート画面に戻って選択。次は大社側へ行く。狼欒神社と狼欒大社では登場人物が異なってくるが、似た名前の人がいる。分かりやすいのが岩長姫子(以下イワヒメ)と伊坂那美(以下青なみさん)だ。あとふつうにみんな歌がうまい。

サクヒメと比べるとイワヒメはポジティブだし明るいし神社への参詣マナー的なものもperfect! なんだけど、願いの内容が神頼みでもどうしようもないことだ(父が生き返りますように)
狼欒大社では初めてピコをみた。わたしのようなものでも名前だけは聞いたことがある両声類のニコ動の有名人。すらっとした体形で背の高い人だった。犬彦=廣瀬さんとどっちが背が高いだろう。
青なみさんはすごく歌がうまくて、紫なみさん(SAK.さん)と声も似ているのでもしかしたら同じ人物だったりするんだろうかと思っていたら、希望の詩で「イザカナミはわたしのはずなのに!」と体外受精も視野に入れて不妊治療をしていた青なみさんが双子を抱いて育児しているところを呪っている。それどころか見えざる腕の「首を狩る姿」の振り(首を掻き切る動作)やってたなあ。紫なみさんメンバー紹介でもやってなかった?
双子の片割れは聴覚障害が判明し、もう片割れはある日乳児突然死症候群でこの世を去るけど、青なみさん夫婦は絶望するにはまだ早いと育児を続けていた……。

そして御影の曲だった。はじめての試聴で聞いた曲。絵馬にかけるところでコーチ、御影にここに掛けたからって腕をつかんで触らせていたのが印象的だった。

生きているのはボクだけなんだろ? はすごく気になってる曲なので聴けてよかった!
なんせ記念祭の配信では私の生まれた《地平線》との二重音声だったので。いうてわたしハセガワダイスケ=月人をガン見していたんですよね。バットの振りぬき方がすごく綺麗で、いい笑顔で猫ふんじゃったやってて。触るな危険の人間なのに癖になるんだあのスーツ。

そして再び紫青の参道にやってくる。
今公演の振り返り(大神の選択一覧字幕が流れる)視界上方にいる本間さん(箏担当)は腕を回した肩を上下させておっしゃやるぞ感を出していた。

めっちゃ大変な曲だっていうことを知った。

紗幕の向こうではすごい人数が舞台にやってきた。
大神再臨祭では「どうにかして舞台の上に引きずり出したい、でも出現条件が分からない」白軍服(塚越さんと伊藤さん)がいて、これはいったやろと思ったらなんか提灯が下りてきた。

サクヒメ・みやぴ・やっちーが東方みたいな肩が見えている巫女風の衣装で歌い踊っている。でもこれは地方のお祭りだよな。でもなんかすごく見覚えがある。情報が多すぎる。公演後にTwitterで「みこみこナース」とあって、確かに!!!!! と膝を叩いた。
このED曲は「秋季例大祭」というタイトルなんですが、ねこねこジンジャーのほうが通りがよく、語感もいいので、以下に登場する「ねこねこジンジャー」は「秋季例大祭」のことだと思ってください。

いやねこねこジンジャーがね、あんな全力ハッピーエンド、ただし熱が出ているときに見る夢みたいな、初見で見るこっちは宇宙猫みたいな曲でね。楽しい曲で。でも、ラストで月人が「ボクだけが理解者でいいんだよ!」とバットを振りかぶって暗転する。
これをきっかけに「解釈違いに苦しむ月人」だとか「ドルオタの月人」とかのファンアートが多数見られたけど、これってきっとひぐらしのなく頃によろしく月人は平和で楽しい秋祭りにバッド片手に乱入して傷害事件を起こしたんではと思ってしまいますね。

終わった後下手の方から陛下がやってきて、陛下、しんせき凱旋公演以来に見た。
相変わらず好き勝手言っていて、ボイスストラップ使うネタを喋って、でも押せないと「判断が遅い!」とぶった切っていき、マイク受け渡しの場面で「マイク・ネルソン」と分かりにくいネタをぶっこみ、前のサンホラのツアー(Nein)から8年経ってるのに、お互い年は取っているはずなのにかわらないなあと思った。

大神再臨祭は「観客が当日のセットリストをリアルタイムで決定する」という都合上、「公演に出られない人」が存在する。その人たちがランダムに呼ばれてメンバー紹介の任務を授かるのだけど、29日公演は諏訪ルアン健(以下スワタケ)役佐藤真広くん(以下まひろくん)と飯塚杏実さん(以下飯塚さん)だった。

最初はまひろくんが呼ばれたんですよ。まひろくん演じるスワタケはドレッドヘアの反社的な立場の男性で、端的に言うと「近寄りにくいオーラを出す怖い人」なんだけどすごい笑いの沸点が低い。
陛下「提灯3に負けたねえ」
っていじられていて、
「スワタケに出てほしかったっていう人ー」(拍手)←ステージうろうろしてた。
「出てほしくなかったっていう人ー」(拍手は聞こえなかったと思う)
「スワタケと友達になりたいっていう人ー」(これも聞こえなかった。ところどころではあったらしい)

陛下とスワタケは舞台中央で向かい合ってヤンキー座りして、
スワタケ「マジで言ってる?じゃあ俺についてこいよ」
陛下「日和ってるやついる? いねーよなぁ!」
突然の東リベに後ろを向くまひろくん

ってやってるうちに絶妙なタイミングで「残念だったねえ」とボイスストラップの渾身の一撃。まひろくんばって後ろ向いた。陛下は数日前の「Rです」をぶっこむ。すごい笑ってる気配。

陛下「ボイスアンドダンススクールに通ってたらしいねえ」みたいなことを言って、スワタケはシェイクで応えてみる。その情報元であるあっちゃんに話が振られ、バンドメンバーだからマイクを持っているわけでもなく陛下の口元のマイクを使っていた。

そのあと陛下「なんか歌ってみる? 僕の曲じゃなくてもいいよ」
スワタケ「本当に何でもいいのか」
陛下「ディズニーじゃなかったらいいよ」と言う話でスワタケが歌い始めたのは
まひろくんが好きだって言ってたみやぴの「恋は果てまで止まらない」。上手い。
イントロから本当の気持ちにもう気付いちゃったからのあたりまで歌ってて、「これいつまでやるんだ」って終わった。
スワタケは歌いながら左右に移動して、その後ろを陛下がついていくのカルガモみたいで可愛かった。

メンバー紹介の片割れは飯塚杏実さんで、スワタケと「はじめまして」して、ドレッドヘアに触っていた。硬かったらしい。飯塚さんは「明日は絶対出ます」とふんわりした口調で観客席、舞台裏、バンメン、陛下に「よろしくお願いします」って言ってた。
飯塚さんが喋っているときは下手側の舞台袖がなんかすごく盛り上がっていて、スワタケはそっちの方に向かって突っ込みをよく入れていた。

まひろくんは超重力の時も決して両手上げて浮かれたりせず(なんせスワタケなので)両手はズボンのポケットに突っ込むスタイルで舞台を移動し、引っ込む直前に舞台に向けてこぶしを突き出していた。「推せる」と心から思ったが、まひろくんのこともスワタケのことも何も知らない。22歳、身長は陛下と同じぐらいでそんなに高くはない。歌はうまい以上。レポで見たあの犬彦とラップしてる曲みたい。でも見たらわたし死ぬと思うし、30日公演は前説からEDまでスワタケめっちゃ大盛デーと知って、「残念だったねえ」と思う気持ちと「命拾いした」といういっぱいだった。犬彦とスワタケのラップとか見たらほんま死ぬ。

メンバー紹介、犬彦のハイキックあったよなあ。いろんな人のハイキックを見た気がする。塚越さんのかっこいいところがみたいなあ。

メンバー紹介で下手側から出てきたハセガワ月人、同じく下手側にいたアイドル衣装のサクヒメに吸い寄せられるように向かい、紫なみさんが両手を広げて完全ブロックしてた。

超重力はその日出番がなかった人が前列に出て歌ったり飛んだりできるんだけど、一応舞台の上を歩きはピコさんが「家族が来てるから」という理由でセンター担当。
あとは下手側に犬彦ととか軍服ズがいたな。
陛下「今日出てない人ーガーディアンズはまあ出てないとしてギャル出た? (最後に出ましたー)くべくん出た? 撮りに来ればいいのに。蘭(ちゃんかさんか聞こえなかった)出た?(先日の出たトチリをいじる陛下、再び謝罪の蘭さん)

あと書いておきたいことは、陛下はローランのツイートめっちゃ見てんなーと思った。
相変わらず面白い人だった。

  1. 無料ミニライブは去年秋マチアソビでFullMooNのライブがありました []
  2. だから2020年以降も屋外ではマスクなしの方が圧倒的に多かったです []
  3. ねこねこジンジャーで使われたセットのひとつ。初演の市川からずっと天井でスタンバイしていたことが明かされた []
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