クローバー

結構好きな感じだ……途中からぎゅるんと話の方向が変わるけど。
「猛獣使い」が好きだ。
話的にはベタなんだけど双子(ちなみに男女である。一緒に住んでいる)が出てきて姉ちゃん最強で恋愛の話というだけでもごちそうさまです!なのだ。

あとがきにもあるとおり最初は華子(姉)がメインで冬治(弟)はサブだと思ってたからなんだってーーとおもった。

東京バンドワゴン (集英社文庫 し 46-1)

単行本版が平台でよく見かけていたのですが、何の根拠もなく何の疑いもなく「ギターかき鳴らしながら空色ヒッチハイカーみたいに若者が東から西へ車で旅をする話」だと思ってた私が通ります。正しくは「東京下町にある老舗古本屋『東京バンドワゴン』を舞台とする大家族モノ」でした。ミステリ風連作短編。

帯が「早くドラマにしてくださいっ!」だったけどこれは確かにNHKの土曜9時枠でやってそうだ……
マードックさんの喋りが長いと全部ひらがなだからちょっと読みにくいな。でもこの語り口は好きだ。

開場1時間前ぐらいでもう既にかなりの席が埋まってました。
久しぶりに満席になった映画館を見た。

とりあえず事前SP色々やってましたが、先に内容を知ってしまうのはつまらないのでドラマの再放送だけ見ました。

Re-born はじまりの一歩

アンソロジー。
以下は読んだ順に並んでいます。

  • 瞬間、金色/豊島ミホ
  • リリィの籠に収録されてそうだなあ。「忘れないでね」みたいな話。
    中学校時代の友人ナナミの子供が産まれた日。私ことシンジュとナナミの学生時代の回想。つかこの字で女の子っていうのはすごいな。

    「ぶんちょにされてる子」が意味がよく分からなかったのではみごられたりで絶賛孤立中ということで変換していた。

    顔はほんのり赤く染まり、金色の髪が激しく左右に揺れていた。私も跳ねていたはずなのに、ナナミの笑顔はスローモーションになって世界からピックアップされていた。
     何回跳んだかは忘れた。ナナミの髪が、点滅するネオンみたいに躍っていたのが、今も目の裏に残る。(P208)

  • ゴーストライター/瀬尾まいこ
  • 中華料理屋戸村飯店の兄弟の話。
    長男ヘイスケ次男コウスケってカタカナだから、もう1人下にオツスケとかオトヒメとかおらんかなーとか思ってしまった。
    面白かったので続編というか本編のほうも読もうと思う。
    これを改稿したものが戸村飯店青春100連発なんだとか。

  • 残り全部バケーション/伊坂幸太郎
  • ここで終わるのか!と思った。続きが読みたいヨー。
    この後岡田はどうなるのかとか家族はどうなるのかとか気になるよー

  • よろこびの歌/宮下奈都
  • 音大付属高校受験失敗して新設の高校に入学した私の合唱コンクールでの話。
    可もなく不可もなくー。

  • あの日の20メートル/福田栄一
  • 老人と大学生の「ちょっといい話」系。

  • コワリョーフの鼻/中島京子
  • ほとんど会話文。鼻の話。
    主婦の「食品の安全と衛生について」の話からまさかここまで進展するとはおもわなんだ。すごかった。

以下本の旅人のインタビューより。

単行本が約10冊出る。

・小説
壁抜け男の謎・火村シリーズが七月に長編、九月に短編集。
書き下ろしのYA作品を十二月に。もう1冊書き下ろしの長編を出すかも。

・エッセイ
エッセイ集第4弾、鉄道・紀行エッセイ集もあり

・共著
綾辻行人さんとお気に入りのミステリ短編を語り合う「ミステリー・ジョッキー」の単行本化
大阪の演劇評論家河内厚郎さんとの対談本、それ以外にもう1冊語り下ろしの対談本の企画が進行中。

順調に進行すれば、六、七ヶ月連続刊行

(5/3追記)
講談社「ミステリーの館」2008年5月号によると

有栖川有栖さんのエッセイ集『鏡の向こうに落ちてみよう』発売が、遅れに遅れておりまして申し訳ございません。ようやく5月21日刊行です。有栖川さんの「ミステリ的思考回路」の一端が覗けるような気が……。メフィストで好評連載中の、「綾辻行人・有栖川有栖のミステリ・ジョッキー」も、7月には単行本となって、刊行予定です。

ついカッとなって普段は読まないような本をがっさーと買ってしまう。

本の旅人(角川書店PR誌)の表紙デザイン変わった?
なんか可愛い感じです。有栖川有栖と森絵都がいるのでもらってきた。今月の角川文庫編集長とかで、森絵都のインタビュー+写真が載っているのですが写真背景の本棚が一面の電撃(゚д゚)びびった。
本棚は10段ぐらいあります。ずどどどどと入ってます。書庫かなこれ。
今月の角川文庫編集長企画は別に小冊子もあったりしたのでそっちももらってきました。

A型自分の説明書

本屋でぺらぺらしながら「ぶっ」となってました。あるあるネタ。
常日頃「あんたがA型であるはずがない!絶対O型の血が濃い!」と言われるA型です。
もうちょっと安くて今私が高校生か大学生なら買ってるかなと思いました。これはなんか休み時間の教室とかでみんなで読む本だよな、と思うのだ。

直木賞フェア@ラノベ棚の砂糖菓子の在庫がついになくなっていた。別冊図書館戦争がまたどーんと売れていた。ラスト2冊ぐらいだった。

工学部・水柿助教授の解脱
水柿助教授@森博嗣の新しいのが出てる。森博嗣ので今も読んでるのはこれだけだ。

そういや今日は見てないけど、本屋大賞フェア棚で伊坂幸太郎祭りが絶賛開催中だった。ポップの字が桜庭一樹フェアをやってたりするいつもの人だ。凄く癖字なのだ(10代後半?20代前半ぐらいの女の子の字だ。学生っぽい気はする)

黒執事になんか書店員さんが薦める漫画ーみたいなちょっと変わった帯が付いてた。それとは別件にしても黒執事は既刊まとめて平台のいいところにもうずっと並んでると思う。

銀月のソルトレージュ5  針のように細い銀の月 (富士見ファンタジア文庫 147-6)

銀月のソルトレージュ最終巻。
ジネット派でしたがアリス派にすっ転ぶ。あの可愛さは異常である。
日常パートは長い割にえらいあっさりした終わりだったなあと思います。なんか後3冊ぐらい続きそうな終わり方。

まあ終わりよければすべてよしでしょうか。
全巻あわせてでいうと1巻が一番好きです。

少女には向かない職業 (創元推理文庫 M さ 5-1)

発売日に買ったけどもう単行本版で何回も読んでるから長らく積んでいた本。
読みながらトップランナーの朗読部分が音で再生されたりしていた。
読み出したら一気だなー。

ザ・万歩計

エッセイ。
ネットとか野性時代とかあっちこっちで書かれたものが収録されている。
建てもの探訪ネタがあったのでちょー吹いた。私もあれ大好き。土曜日見て日曜日はBSデジタルの再放送見てる。

ただ、ねねの話が辛すぎるので多分もう読み返すことはない。半月前に同じこと体験してるんだ。

意外と少な目のようだ……
 

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