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これ好きだ!
殺されるために転生と死を繰り返す「イケニエビト」
イケニエビトの記憶を食べるために探しては殺す「タマシイビト」
「イケニエビトとタマシイビト」は怪談の本の4冊に1冊ぐらいの割合で収録されている都市伝説のようなものだ。死んだイケニエビトのことを覚えていられるのは殺した人間のみ。
しぶとく生き残るためにタマシイビトから抵抗するイケニエビトの実祈と以前に実祈を殺した明海・神野の2人。
音楽・好きな人・小学校の時のいじめ・修学旅行。とてももえた。
「わたししなないの」とかあかいのちょうだいならぬ「きおくをちょうだい」とか頭を走りまくる。
「何度でも殺したらいい。何度でも蘇るから」
(P241)
「次巻が最終巻」という衝撃的な事実が発覚。byあとがき。とてもしょんぼり。
○○可愛いよ○○という展開だった。
○○にはティルファとギンガとか、スマートとか、八様とか、サルドニュクスとか、その辺が入ります。挿絵は29ページが最強すぎると思います。
サフは絶対ダイヤの血が濃いよな、と思いました。
「だから、八翼白金!! あなたがスマートを手に入れたいと思うのなら、僕の言うとおり行動してください!! しろ!! 答えははいわかりました先生だ!!」
「はい分かりました先生!!」(P37)
とかさー。いやキレたときのジオでもいいんだけど、これはダイヤだよなー。
でサルドニュクスがお師匠様いってたのが嬉しかったなー。
後ティルファとギンガは可愛すぎるのです。とてもにやにやしました。。
なんか少女レーベルの割に表紙背景地味だなー。
オペラの栗原さんの新作です。オペラよりは文体がなんかライトになりました(オペラはもうちょっと装飾!装飾!って感じだったので
確かに少女漫画ちっく。
幼いころのトラウマで美形=キモイの図式のジャスティン(冒険好き)は祖母の見舞いを頼まれ帰国することになった。帰る先はノースランドの伯爵家の城……のはずだったが父の友人に乗っ取られ、現在は全寮制の男子校になっていた。
帯はゴシック逆ハーレムですが今のところは逆ハーっぽくないです。
あと「新條まゆのノベライズみたいだ」とかそんな感じのを見ましたが、私はあんまり新條まゆ知らないので、あんまり影響を受けることなく。(快感フレーズの最初のほうしか知らない)
華麗なバラ色のドレスを着た美しい少女と、周りを囲む料理人たち。
一見豪華な客間にも見えるが、壁には鍋釜がかかり、料理人たちは木べらや鍋を持ったままだ。
どこか異様な光景の中、少女は思いっきり盆で傍らの男をはたき倒した。
「こんな格好でお皿なんか洗えないでしょ! 何考えてんの、あんたは!」
「——いい角度の打撃だ。人間なら脊髄に響く。そのドレスを着てその動きというのはただ者ではない。さすがわが主とでも言おうか」(P99)
タルトタタンの続編。ビストロ・パ・マルの愉快な仲間たちの話。
このシリーズに関しては謎とかミステリとかいうよりは「そういえばこの前あった不思議な話なんだけどね」ていう日常の雑談ぽい感じのほうが似合ってる。
で今巻はタルトタタンに比べるとさらに柔らかい内容になったような。
でも氷姫はなんか別のシリーズの短編が混ざったみたいな感じがあった。パ・マルが舞台じゃないしリスカとか刺殺とかでてきて、なんか唐突すぎる。
憂さ晴らしは実にスイーツ(笑)だな。話がスイーツなんじゃなくて登場人物がスイーツ。
マドモアゼルブイヤベースが好きだ。三舟さんがかわいらしい。