以上は3/15徳島県知事定例記者会見の模様です。
14:43ごろから約10分間「会見内容外の質疑応答」で一番最初がマチアソビについてです。
是非最初の方の、「ファンサみたいなハート」を胸の前で作って後藤田知事のご機嫌な声を一度聞いてからご覧いただきたいです。

春開催についての調整が本格化しているのでは。現在進んでいるところやどうしていくか。

後藤田知事
ご承知の通り、議会で通した内容の通り。
ジャンプアップ事業は今月中に事業内容公表。新年度早々募集開始。
マチアソビについてもやりたいと思う方、民間の力、行政の力も我々は惜しみませんし、いいものができれば積極的に公平性透明性を持って支援していきたい。

追加Q:
アニメ祭り実行委員会の負担金交付要綱の中で経費及び負担金は知事が定める。実行委員会が負担金を知事に対して請求するという条項がありまして基本的には知事が今回の事業というか、マチアソビの負担金額を確定する権利、裁量をお持ちと思います。
今回マチアソビの見直しということで議論があったと思います。
前回と比べてどれぐらいの負担割合を県がすると、春のマチアソビで考えられていますか。
具体的にはこれからだと思いますが大まかには決まってますか

後藤田知事
イベントその実行委員会というのはあくまで実行委員会のメンバーの総意でお決めいただくもの。マチアソビさんも含めて来年度予算に9000万円もの税金を計上させていただいております。
その中で実行委員会さんがいわゆるイベントをやるということを、それに対するコストも含めてここまでは民間でお金、スポンサーを集められます。県に対してこれだけ一緒にやってくださいみたいな話をいただくのをお待ちしていると。
阿波踊りも県の大きな夏のイベントを見ても徳島市(強調)さんが実行委員会をされ県からは1000万円支援させていただいている。(阿波踊りの)実行委員会さんは桟敷を作って入場料を努力されている。この前お邪魔したプロレスもTシャツを売りスポンサーを集めながらある程度自分でされている。
にし阿波花火に至っては県からは1銭も支援していない。
長谷川 岳さん(YOSAKOIソーラン祭り実行委員会創始者・現参議院議員)と話をした。
マチアソビも14年。県からは約10億円のお金をハードソフトを含めて使っていると聞いている。県民の税金を踏まえて、それを広域的な公平性を官民であらたなステージを築いていくというのは新時代にふさわしい。
繰り返しますがマチアソビというコンテンツは素晴らしい。できる限りの努力をしたいし、繰り返しますが9000万円ものジャンプアップ予算を計上しておりますので、主催するマチアソビのみならず全県下でいろんなイベントをされる方は自助努力を含めて県民の貴重な税金でありますからこうじょ(公助?)の判断をさせていただきたい。

以上。限りなく原文に近く文字起こしをしましたが、少々聞き取り困難のところもあり、100%同じではありません。

2個目の質問から声のトーンが恐ろしく変わっていて、わたしの受け止めとしては
(標準語での表記が分からないので、以下阿波弁で失礼します)
「こっちは9000万円も無駄に税金使ってたっすいイベントやってやんりょるのになんなその言いぐさは。妙なこというんもたいがいにせえよ」
(阿波弁ここまで)
と言っているように思ったんですが、後藤田知事、「素晴らしいコンテンツ」などとは言うけど、実のところは死ぬほどマチアソビが気に入らないんだろうなあと思いました。
8000万8000万9000万の税金、10億円も使ってるとか言うてるから、今日の徳島新聞の記事は久しぶりに「県はアニメまつり実行委員会に負担金として年約8000万円(国からの補助が約2分の1)支出してきた。」という強調部分の記述が復活したんでしょうか。
今日の後藤田知事の会見を見たら、飯泉前知事の会見での「ちょっと嫌な質問をされた時の切り抜け方」は上手だったなと思ったし、実行委員会での村上政策監補(当時)の穏やかなトーンでの対話は上手だったなと思いました。

以下は3/16徳島新聞総合欄から。

15日の定例記者会見で事業費の見直しを打ち出しているマチアソビ について主催団体が一定の資金を自助努力で集めるべきだとの考えを示した。
「ここまでは自分たちでお金を集められるから、県はこれだけ一緒にやってください」とのお話を(主催団体から)いただくのを待っている
県が支出している額について減額するか?
「主催団体がイベントの規模を決めるのが先だ。規模や内容によって県の支援の中身は変わっていく」
県はアニメまつり実行委員会に負担金として年約8000万円(国からの補助が約2分の1)支出してきた。