タグ「 講談社ノベルス 」の記事

17件の投稿

池魚の殃 鬼籍通覧 (講談社ノベルス)

鬼籍通覧5年ぶりの新刊。何か随分と様変わりしてしました……。
でも中身は一緒です。解剖して飯食う人々があって謎があって、解決します。
今回は「ミステリだと思ったらホラーだったよ!?」展開ではありません。
鬼籍通覧は壺中の天が最強にこわくておもしろいって思うんだけどあれはホラーだもんな。

いきなり崇が拉致られて真っ暗な空間で目を覚ますと言うシーンからはじまるのでなんだこれはと思う暗闇劇。最初から割と医学用語がぽぽぽぽーんだった。たんこぶって言わないで皮下血腫っていうみたいな。かと思えばアスピルが出てきたりする。まあ分からなかったら分からないでなんとかなるものだと思います。

相変わらず筧君がいいやつです。大型犬です。

解剖シーンは軽いノリで胴体から下ないよみたいなあるんですけど、あーこの唐突に大変なご遺体出てくる感じ懐かしいって思った。次はいつ読めるかなーーー。

プールの底に眠る (講談社ノベルス)

2008年と1995年を行き来しながら語られる物語。

2008年の僕は殺人未遂の容疑で留置場にいた。追憶しつつ話は進んでいく。
13年前・95年、僕は裏山で「セミ」と出会った。セミは裏山でロープ片手に自殺しようとしていた。
セミという名前は僕が名付けた名前で、セミは僕のことをイルカと呼んだ。そして幼馴染みの由利、カバの呪い、野球の勝負、セミと過ごす1週間。

ラストは「どういうことなんだ!」というもやっと感はあるけど、95年の話は確かに「いつまでも読んでいたかった」と思うような物語。

プールの底に眠る特設

待ち人にイライラしたり、相手の親が出るかもしれないドキドキ感や、テレホンカードの残数にやきもきしたりすることが、全てマイナスだったとは思えないのだ。
擦れ違いは確かに減った。でも、その分、人との摩擦することも減った。僕らは心を不用意に揺り動かされることはなくなったのだ。

(P95)

V.T.R. (講談社ノベルス)

代々社新人作品である。これがデビュー作ということだ。

というのはさておきスロウハイツの神様作中人物の作家チヨダコーキのデビュー作が出版された。
スロウハイツの神様とはまた別の独立した物語なので未読でも問題ない。

カバーの裏側は別のイラストで名義がチヨダコーキになっていたりあらすじも違ったり作者コメントがついてたり代々社ノベルスの文字とか奥付の日付とか細部までちゃんとコウちゃんの本になっている。
可愛らしい辻村深月ペーパーがついてたりする講談社GJの一品。

読んでいると今までの辻村作品とはどれとも違うからチヨダコーキが実在するような気がしてくる不思議。
つかわたしはスロウハイツとコウちゃんが好きすぎるのでこういう本が出た時点で既に相当満足です。
環とか狩野の気分である。ふっふっふ。あとP68のSがとてもスーである。

もし万が一次があるとしたらあの惨劇の引き金となった「この町が死ぬ時」が読みたいなあと思います。

「よく言われているキーワードだけど、チヨダ・コーキは『絶望』を書くのが巧いんだよね、きっと」

スロウハイツの神様(上) P65

嘗めないでね、俺はこう見えて、意外に執念深いんだ。絶対に、逃がさない。

(P176)

QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)

気がつけばQEDもこれで16冊目1
今回の舞台は奈良、それと出雲。卑弥呼とかもでてきます。
後半のQED?flumen?出雲大遷宮にはおそらく40代ぐらいになったタタルと小松崎が出ている。奈々はいない。
出雲地方では陰暦10月のことを御忌荒れというそうですよになんかときめく。2

この本は町内の遠足なバスツアーの中で読んでいて、嵐山とか籠神社3とかでてきてそれ今お参りしてきたわ(もしくは今から行くわ)というタイムリーさ加減。本に呼ばれすぎだ。

こういうところだった。

  1. 除・毒草師 []
  2. 神・貴人の誕生・降臨らしい []
  3. このじんじゃ []

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22)
世界シリーズ第3弾ロンドン編。
・観光中のくろね子さんがかわいいです。
・上から目線の褒め言葉シリーズ!
・メッタメタにされた!
ネタバレなしに書くのが異様に難しい本なのでおとなしく溶け込ませることにします。
リレー小説か(゚д゚)!
真ん中過ぎぐらいには最終的にはロンドンに来たことも小説の一部になるんじゃね?とか思ってた。べりー疑心暗鬼。知らなかったから40ページぐらいでとても驚いた。気付けよ!!!!!みたいな。

「しっかし、当たり前ですけど、この国、街のあちこちに教会があるんですね。つい、セーブしちゃいたくなりますよ」

(P140)

スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)

この表紙の意味がようやく分かった私です。何回も読んでるくせに遅いな!
狩野とかコウちゃんが見た月の写真っぽいの(下巻)とそれの昼バージョン。
レディ・マディとハロー・レイチェルみたいなあれだ。
ところでコウちゃんが好きすぎる件について。

『派手な事件を起こして、死んでしまわなければ、声を届けてはもらえませんか。生きているだけでは、ニュースになりませんか。何も問題が起こらないこと、今日も学校に行けることが「平和」だったり「幸福」であるのなら、私は死んだりせずに問題が起こっていない今の幸せがとても嬉しい。
(中略)
お願いです。だから知ってください。コウちゃんの本は人を殺したりしません。』

上巻P201

亡羊の嘆 鬼籍通覧 (講談社ノベルス フ I-06)

4年ぶりの新刊。法医学教室事件ファイル(無駄に土ワイ風
舞台は大晦日のとある解剖から始まる。テレビで人気の料理家、夢野愛美が異様な刺殺体で発見された。

バナナマンは脳内で日村で再生された。こええー。
龍村先生の出番が思ったより多かったです。その分筧君はかなり少なめだった。内容はそんなにぐろくないです。ホラー的でもないです。

今までなかったどーんと登場人物紹介があったことに4年の歳月を感じた。忘れた人のための対処なのだろうかー。

天上の羊 砂糖菓子の迷児 薬屋探偵怪奇譚

貝かよ!

あらすじが

師匠・秋に憧れる店長・リベザルは依頼を承諾。だが、捜査に立ちはだかったのは何と秋自身だった!?

て言ってたからリベVS秋な展開かと思ってたらそれは全然違ってた。
登場人物紹介に花屋とかゼロイチがいたのでとてもにやにやしながら読んだ。

呼び方は師匠で兄貴だったのでホッとしました。
隠居隠居いってるけどやってることはいつもと変わらなかった。

ていうか名前出てないけどラスト付近のこれ、高遠さんだよな。はやく秋と対面してほしいものです。

あとがきのあれですが、高里さんと同じでした。
だから私はPBWを(ry
安住の地はまだ程遠いですが。PB3もっと流行れー。

不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス ニJ- 20)

改行ねええええええ(ぎっちりみっしり)
きみとぼくシリーズ2作目、前作の病院坂黒猫がちらりと出てきます。
シリーズ2作目といっても前作を読んでなくても問題はない。私は前作を読んでたけどおぼえてたのは「病院坂黒猫っていうキャラそういえばいたなあ」っていうのと「あれでも黒猫は出ませんってどこかで言ってなかったっけ」以上。
話が雑談のままずれていって本筋はそう進みません。
言葉遊び分は満載なのでそういうのが好きな人にはいいかと。

「やめろやめろやめろーっ! 女子のスカート付近での携帯電話の使用はご遠慮ください!」
「マナーも一緒に電源を切りました」
「ナイスなキャッチコピーだし!」

(P74)

章はじめに見開きでイラストが載ってます。この章ではこんなことをが起きますというがっつりとしたネタバレです。大概は把握できてしまいます。ちょっとそれはどうよと思わなくもない。

言葉遊び部分だけでも久しぶりに西尾維新分補給。

トリプルプレイ助悪郎 (講談社ノベルス ニJ- 19)

講談社BOXで書くようになってから全く読んでなかったので久しぶりの西尾維新。
私の中でJDCというと
・分厚い
・探偵組織
・仰々しい難読名
・それ本当に畳めるのっていうぐらいでっかい風呂敷
なんですがそういう意味ではこの話は物凄くJDCだった。JDCは厚くてもこの本は超薄いですが。
読者への挑戦状みたいなのがあったのが驚いた。

さらっと書いてるけど来月の講談社BOXは西尾維新3冊同時刊行……
きみぼくを出しなおす意味がよく分からないんですが何か凄いなと思いました。

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