3月の最後の日曜日、今年は25年ぶりに代々木公園に「チェッコさん」が現れる。
この日の公園には高校の演劇部・ロケ中の芸能人・売れない漫才師・ロカビリーグループにネットアイドルとオタ芸グループ、それからホームレスがいた。
群像劇、というのは知っていたのでドミノ1かゴールデンスランバー2みたいなのかなあと思ったら軽快に人が死ぬ神家没落3だった、みたいな。
代々木公園にまつわるある都市伝説。サスペンスとコメディと。
下は中学生上は50代まで入れ替わり立ちかわり登場する人々の愛憎。壁井さんでこういうのは初めて読むなあと思ったけど、ところどころの薄暗さは壁井さんだなあと思った。弓弦の死の間際のシーンは「悪い家族じゃなかった。好きなところもあった。好きだった」でも気づいたときにはもう遅いって感じであばばばばば。好きな登場人物は柴だったのであばばばばば。大変面白い本でした。積んでる五龍読む。
左腕が急にストライキを始めて午前中から猛烈に「鎮まれ俺の左腕……!」だった。
湿布出してぱーん貼る。あかんあかん。今のところの予想では11月は7割死亡している。
今度は肌色のテープを買うのでためらった臭はないと思う。
リカバリの影響でメールのパスワードもすっ飛んでメールのパスワードどうしようと思ったので初代PC起動する。
デスクトップに存在する自動芋に思わずふく。時代を感じる。
ルクセンダルク大紀行の試聴が始まってて、十字砲火で死ぬ。さすがぴこまりんご飴から11文字の伝言まで作り上げた音楽家やでえ。
夕方にコモリさんがP4バンドのアニサマ曲を探していたので貼る。
ライブ音源でなら、という前提で特典CDに
key plus words(2期OP)Beauty of Destiny(1期ED)The Way of Memories -キズナノチカラ-(2期ED)
が収録されています。ちなみにsky's the limit(1期OP)はアニメイトとか特典であります。
いやライブ音源じゃなくて普通のやつ、という場合はDVD/Blu-rayの「完全生産限定版」を。
1巻にsky's the limit/Beauty of Destiny 6巻にkey plus words/The Way of Memories -キズナノチカラ-
が収録されています。1巻は1話のみだったので値段はそれなりにお安めです。
ちなみにReach out to the TruthはサントラとかアレンジCDで。
個人的にはライブDVDはWe are One and Allが格好よくてNeverMoreはI'll Face myselfが死ぬほど好き。
出版社小説。
週刊誌から文芸へ行きたかった佳孝の異動先はローティーン向けファッション誌「ピピン」編集部だった。
苗字が「新見」ということで南吉と呼ばれ、ピピンは同系列他紙と比べてダントツの売り上げを誇るが、佳孝はなにがいいのかまったくわからないままの船出となった。
最初は企画とか対象年齢とかがわからないゆえの壁にぶち当たる話とかあったけど段々ティーンズモデルの話になったような。広告会社とかモデルになるための壁とかオーディションとか。
これはなんかリンクしてたやつがあったと思うのでそっちも読んでみたい。
「その特別って、幸せなんでしょうか。数年間の特殊な経験のために、支払う代償は大きいってことですよね。延々とかなわぬ望みを持ち続けてしまう」
(P273)
相変わらず妙な天気である。
久しぶりに忙しい日だった。明日は母の誕生日なので花を買う。
あとすっかり忘れていた鯖代を払い込む。
電子書籍なんて駄目だ本は「本」というかたちだからいい。嵩張ろうが重かろうがこの形を愛している、というひとはもれなく読むといいと思います。
1話を見る限りではちょっとドジなOLカミオさんが失敗したがゆえに知ることのできた「サエズリ図書館」という場所と、本を巡るちょっといい話 という感じなのですが、話が進むにつれてこの世界を取り巻く環境は生易しいものじゃねえぞというのがわかっていきます。
この世界は電子書籍が当たり前になっていて、「本」というものがいかに貴重で高価な嗜好品になっているか、そういう中で貸し出しカードを作れば誰でも無料で一定期間本を借りられる「サエズリ図書館」というのがいかに異様な場所か。本のことならなんでも来いな司書ワルツさんかと思えばこの図書館は全部わたしのものたくさん亡くなったんだからひとりひとりのことはどうでもいいって、もうひとりぐらい死んでもいいって思えますか?っていえるワルツさんまじぱねえとおもった。
「わしは毎日本を読むがね、娘はわしの本好きを、贅沢趣味だと渋い顔をしたし、端末映像やデータのほうが万倍面白いと、何度も言ったよ。それは正しいんだろうと、わしも思う」
続いて落ちた呟きは、悔いのようであったし、諦めのようでもあった。
「行き過ぎた執心は病だ」(P37)
わたしの周りは病んでる人が多すぎる。
ひたっすら本を読んでいた。よい休日だった。
アニサマ2日目はシークレットでWANDSが出た! ということで反応している人が多かった。世代だなあ。
神島桐子編完結っていつからのことだと思ったらそういうことかと思ったクダン下巻。
家のこととか喧嘩を売られたからとかそういうのじゃなくて「妙子を助ける」ということで動いてるから桐子マジヒーローな感じ。「友情」を理解する桐子まじ女の子していてかわいい。
時代はこれから暗闇に突入するしキャンバス文庫のあれ的に二人の未来もあれなんですが、いい話だった。
しみじみと幸せなんやなっていってる聖もなんかじーんとするし、お前が誰よりも幸せになればいいと思ったっていってる逸人もいい。