カテゴリー「 少女向け 」の記事

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竜の夢見る街で 1 (ウィングス文庫) (新書館ウィングス文庫)

現代ロンドンが舞台。
駆け出し記者コリンと人外なキャスパーとあと凄腕女刑事カッサンドラとがメインの話。
キャスパーはいいツンデレですね!
最初はすごくびびってたのに段々扱い方に慣れてきてるコリンがよかったです(*´∀`)

鳥籠の王女と教育係—婚約者からの贈りもの (コバルト文庫)

小国オーデットの王女エルレインには2つの呪いがかかっていた。
1つ、城から出ると死ぬ。2つ、彼女に触った異性はカエルになる。
そんな彼女に婚約話が持ち上がる。今までにも7人の婚約者候補がいたがいずれもカエルになり、そのままカエルとして短い寿命を終えた。新たな婚約者は西の魔法大国エリアルダの王子アレクセル。
王子より先にエルレインの呪いを解く魔法使い兼宮廷作法の教育係としてゼルイークが遣わされた。

いいロマンでした。王子も出てくるけどメインはエルレインとゼルイークでした。
ていうかエルレインという名前が脳内ではダブルアーツのエルーで変換されます。エルー可愛いよエルー。
あとオルフェリアの鎧がROのLKに見えた。

この作品とダナークが世界観が同じのようです。こっちのほうがダナークより相当過去の世界ですが。
楽しみなシリーズです。アレクセル父の登場が楽しみだー。

光炎のウィザード  魔法学園は年中無休 (角川ビーンズ文庫)

短編集。
ザビ買っているので基本読んでますが、駆け落ちは夜行列車で(元・比翼連理にはまだ遠い)は加筆修正が結構あったような……。雑誌掲載時点ではゼストガはまだ出てないはずなので。なんか雰囲気的にゼストガが多い気がします。
ヤムセはあっちこっちに出てくるし、過去編の主人公だったり、最後に笑いを落としていくのでとてもおいしいのですが。
短編の間に挟まれる掌編(これは書き下ろし)のミカ&イルザークにとてもときめいた。
学長のオルディナ(初登場だと思う。書き下ろし短編に出てくる)とロードマスターがいい狸。

「だって、これは投資だろう? なら、回収できないと俺の損になる」

(P110)

この短編集と来月の新刊で全プレだそうです。書き下ろし小冊子+カバーイラスト複製原画。
応募するしか!とおもった。私宮城とおこバカなので。
ちょーシリーズ読み始めたのも天空の剣に手を出したのもすべて「挿絵が宮城とおこだったから」中学校とか、10代のうちにハマったものというのは強いですね。

悪魔のソネット  男子校で秘密の召喚 (角川ビーンズ文庫)

ジャスティンとレクスのあいだで無自覚バカップルの芽生えを感じます。
1巻よりはかなり面白くなっているような。今回はレクスの側近エルデンの掘り下げ。
エルデンみたいなキャラはかなり好きなのだ。満足した。亡失の槍が一瞬某夫の槍に見えたりした。焦った。
ていうか私は名乗りとか好きすぎだ。

「副業が悪魔退治」っていうギャップというか釣り合わなさ加減が妙にツボにはまった。
ジャスティンのお父さん実は魔界の人なんじゃねとか次はルーナエかユリアンのターンかなあと思いつつ。

「エルデン、お前の名を名乗れ。??私の与えたお前の名だ」

(P174)

マギの魔法使い  若獅子は片恋中! (角川ビーンズ文庫)

今回もLOVE濃度が高かったマギの魔法使い。もう終わりが近いらしい。
ラグナは不憫な子だな。ウォレスが抜いていったあとでラグナのターンの辺りがなんとも。
ラグナの心情がえらい可愛らしかったですね。しかしラストでうわーーーーってなった。お前ーーーみたいな。
でも帯曰く「クライマックス直前」だしここでそれやらないともうやる機会ないよな……

カルロスとミスラが超きゅんとした。あの夫婦はいいなあ。

この巻が本文280Pぐらいあって、少年向けではよくある感じのページ数なのにこれが少女向けになるとなんかめちゃくちゃ分厚い感じがするんですよね……なんだろうか紙質だろうか。

「君と一緒にいると、ぼくはどんどん愚かになっていくみたいだ。ありもしない未来を望みそうになる。手に入れちゃいけないものが、欲しくなる。変わりそうにになる自分が嫌で、君を自分から離したいのに、側にいたいと願ってしまう」

(P82)

ウォレスはずいぶん人間ぽくなってきたなあとおもいます。

パートタイム・ナニー (3) (ウィングス文庫)

超絶トラブルメーカーの坊ちゃまバブー(バーソロミュー)と乳母(高3男子)剛の話最終巻。
1巻2巻と超爆裂コメディぶりを見せ付けていたナニーですが最終回のヴァイオレット危機はとてもシリアス方面を突っ走ってました。
砂男エレジー編よりはヴァイオレット危機のほうが好きだな。
しかし

「あと俺、目からメダパニ出るし」

(P16)

いきなりパンチ来た!と思いました。
まじでメダパニできてるよバブー……

シリアスだったのに最後に超爆弾キタヨ! 30本超吹いた。
このギャグ崩し方はよい。来るべくして来たなという感じ。ウェリントン伯爵は最終兵器。
サキちょー出世っていうか崇められてるよ。ラスト1ページのバブーがなんかやたらと可愛らしかった。

しかしそこもうちょっと詳しく!と思ったことも多くあり、レイラのドSっぷりとか

文化祭に伯爵夫妻とサキが乗り込んできたり、球技大会にラルとレイラの兄妹+リスターニャ国営テレビのカメラが突如現れたりと騒動はあったがものの、二人はそれなりにまっとうな学校生活を送ることが出来た。

(P247)

この辺。
その辺文庫本1冊ぐらい使って詳しく!!!!

これで終わりとは名残惜しい。ごちそうさまでした。

最終回が載ったウィングス(雑誌のほう)が店頭に並んでた時は私ミラコン(SHライブ)のため上京してたんですが、ライブ前に入った本屋でそれを見つけてsoundseaさんにdeltazuluさんに「大変だよナニーが終わったよ!!!!」とか言ってたことを思い出しました。

悪魔のソネット    美形悪魔は契約しない!? (角川ビーンズ文庫)

新章。
今回のメインは表紙の通りユーリ・ムラケン・グウェンダルです。
でも今回は割と同時進行という感じなのでヴォルフラムとかギュンターの出番多かったですね。特攻野郎Aチームのパロディが異様につぼった。エチエンヌのくだりは好きだー。
シュバリエの過去は意外だったけど、キーナンて誰だったっけ……て思い出せなかった。

ささいなことだけど「誰が呼んだか地獄の一丁目、アッ・パシリ3丁目監獄」というのが出すぎて正直鬱陶しいぐらい。そんなに何回も連呼しないでもいいよ! みたいな。

電脳幽戯 クワイエットボイス (講談社X文庫—ホワイトハート)

表紙がむだにきらきらしているホワイトハートの新人さん2冊目。
帯のアオリ文の通り「悪いヤツを殺して、何がイケナイ?」という話です。

1巻のほうが好きだな。1巻のほうが得体の知れない恐怖ーみたいなのがあった。
まあ今回の襲撃相手が私の受け付けないタイプであるのでそれも多いと思う。
Foolish children謎の管理人とか管理人の制裁とか気になるし、今巻は伏線を撒いて終了、という雰囲気だったのでとりあえず次も。

死神姫の再婚 -微笑みと赦しの聖者- (ビーズログ文庫 お 3-5)

エルティーナ出てないのに存在感がありすぎる。
今までのキャラ総出演みたいな感じでとてもたくさん出る。ディネロがよい(*´∀`)
たくさん出てきてみんなアリシアとカシュヴァーン突いていくから面白い。
カシュヴァーンが今回出番少なかったけど、出てるところが基本アリシアに対してデレッデレである。

「俺の見る幻覚では、俺の理性が邪魔してお前の言うことがまともすぎた……だが……やっと、やっと無事に会えた」

(P184)

あと嫉妬に喜ぶとか、どんだけー(゚д゚)

後セイグラムはティルナード好き過ぎだろう。

1巻当時からユーランは私の脳内イメージでは「短髪小太り中年」なので挿絵とのギャップに悩みます(ていうかまじで一瞬認識できないという)どこでそんなイメージがついたのか分かりませんが。あっという間の退場でした。
読点多用キャラ(ディネロ)と三点リーダー多用キャラ(レオニア)が同じ巻で出てくると読むテンポが崩れる。ディネロはともかくレオニアはやばい。ちょっと前に銀魂で「シルエットだけでそのキャラが分かるように修正してから出直してー」みたいなのがあったけど、誰が喋ってるのか分かりやすいけど読みにくさが異常。

レプリカ・ガーデン 水葬王と銀朱の乙女 (ビーズログ文庫 く 1-1)

オペラ好きな人は多分好きなんじゃないかなと思う栗原さんの新作。1話完結の恋愛ものです。退廃的です。とてももえる。

舞台はヴェネツィアっぽい感じの退廃的な水葬都市。
この世界の人形は喋るし寝るし夢を見て恋もする。といっても全てではない。
かつて魔法使いが使ったという魔抱石の気まぐれに選ばれた人形だけが魂持ちとなる。
イファもそんな魂持ちの人形のうちの一人だった。

豪奢なドレスはよいですね(*゚∀゚)
イファにどぎまぎするアーセルはよいですね(*゚∀゚)「手、繋いで」に撃ち抜かれた。
P183ページ以降、特にP196付近のフォルトナートとイファのシーンがとても好きだ。

あらすじの「初めての恋に落ちたら性別を与えられる」から松村栄子の紫の砂漠っぽいのかなと思って読み始めて、バラッドが出てきた瞬間脳内で詩人キターと叫ぶ。詩人といってもオペラのソラではなく、サンホラー的にバラッドといえば詩人なのである。iPod出してきて辿りつく詩を聞いた。

「お前の胸の魔抱石は呪われている。その石は何度も人形に使われ、そのたびに当たりに不幸をまき散らしてきた。その石を使った人形は、ひとに恋してその姿になった途端にあらゆる人間を魅了し、血まみれの惨劇を生む」

(P89)

レーヌ・ミシェルですね分かりました!っておもった。ちょうど深紅だし。

ぼくは中性体でも少年人形として作られました(女装とか無理です!)→あなたのことを女性としか扱いませんのでだいじょうぶですすぐ慣れますに超吹いた。

次があるとしたらあとがき曰く同じ世界の別の恋の話?
ていうかあとがき面白かった……ドレスとか犬に吼えられるとか引かれるとか。

「恋は流行り病だが、愛は不治の病だよ、イファ。お前の中にも病魔は潜んでいるようだ」

(P180)
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