むしゃくしゃして角川文庫をガッと買った。
朱川湊人は最近気になってる人なのでこれを機に……って思った。
書評とかどこに置いてるんだろうなあと思ってたら評論の棚を発見する(初めて知った
一緒のところに小説の書き方もごそーっと置いてあった。
一時猛威をふるった「あたし彼女」が本になってるところを発見する。
あれだけ横幅ないのにどんな本だろうと思ってたら、昔懐かし「英単語ターゲット1900」を彷彿とさせる大きさでした。このサイズでもまだ横幅に十分余裕がございますって感じだった。
グラハー最終巻イデアマスター (バーズノベルスGLASS HEART)が明日発売です。
入手に凄く難があるのでAmazonプライムユーザーたる兄に1000円渡してぽちっとしました。明日届くそうです。
アニカン(フリーペーパーのほう)2月号でミラコンの特集が組まれてたよと、どっかで見たので残ってないかなーと思ってふらふら行ってみたらもう3月号に変わっててしょんぼり。シモツキンのシングルが4/8に出るのと、特集がkalafinaだった。
廃刊になったとかじゃなかったんだなアニカンRMusicのほう。
anican.net - アニカンニュース
3月20日頃発売予定だから横浜の物販(あれば)普通に並んでそうな気がする。
総力特集&ロングインタビュー
Sound Horizon Text by 冨田明宏 志方あきこ Text by 冨田明宏 梶浦由記 Text by 清水耕司
霜月はるか Text by 未定
本人によるニューアルバム全曲紹介
FictionJunction『Everlasting Songs』
イベントレポート
Sound Horizon
この辺が気になるところです。
さりさんの某応募用紙の?って発言で思い出したので、忘れないうちに送ってしまおうと
光炎のウィザードの全プレを投函した。民営化が憎い(手数料方面で
到着は秋ぐらいかなと思って帯見直してみたら6月下旬から発送開始らしい。早いな。
締め切りは来月3月25日です。
3月売りドラゴンマガジンの読者プレゼントでマルタのサイン入り色紙があるそうです。
(→色紙を描いた | 散漫日記)
ファンタジアでa collection of s3出ないかなー。レドビア酒造事件とか読みたいよー。
雑誌型の単行本(とAmazonの紹介に書いてあった)
悩んだけど雑誌とかカテゴリにいれておく。
ロードムービー/辻村深月
小学生のトシとワタル、ある夜逃避行に出かける。
騙された!(いい意味で!
読み終わった後確かに女の子が目の敵にするなら女の子だろうなあと思ったけど、終わりまで男の子だと信じて疑いませんでした。名前トリックとか基本なのに! 基本なのに! 女の子なら……おかげでタカノ家から逃げ出した理由も分かりました(タカノ家に近親者が先回りして来てるからだと思った)。結婚相手は深月かしら。
『トシちゃんは多分、すごく眩しい光です。強すぎる光だから、みんな側に寄って来ます。何でもできる、何でも持っているトシちゃんが羨ましくて、みんな友達になろうとします。でも、なれない人もいます。光が強いから、それに耐えられなくなって、それが手に入らないことが悔しくて、友達をやめていく人もいます。
(P90)
道の先/辻村深月
冷たい校舎の時は止まるでは地味ポジションだった彼の話。塾講師と中学生女子の話。
充は大きくなっても充だった。SOS出してる子を引き寄せる人っていうか。
冒頭の留守電はすぐ「あ、これリカだ」っておもった。もしかして2人は付き合いはじめたのかーよかったな充ーっておもったら違うかったーーーー⊂´⌒つ。Д。)つ
「だから安心していいんだよ」
(P151)
鸚鵡幻想曲/恒川光太郎
外見上何も変わりないし使用にも問題ないけど、発している存在感が異なる。何かが擬態してそこに存在しているものがある。例えば携帯電話に擬態する大量の蟻、何十万匹というテントウムシが擬態してできているポスト。
このテントウムシのシーンとても怖かった。ホラーではないのに凄く怖かった。
原理はよく分からないけどアサノと名乗った彼はそれを「偽装集合体」と呼んでいた。
自分以外にはそれが見えない。擬態してそこに存在していることが見えない。
タイトルどおりオウムで幻想的で石垣島な話。
カマラとアマラの丘/初野晴
退出ゲーム以外の初野作品初めて読んだけどえーーーってなった。
ちょー騙された(いい意味で。)最後まで読んでもう1回読んだ。すごい。
廃墟となった動物園にあるという秘密の動物霊園。そこには墓守の青年がいるという。
わたしは遺骨と灰を埋葬してもらいに夜の動物園に忍び込んだ。
すごくびっくりした。
小学生の私、帆奈(ハーフ)と20代後半の斗六(トム)おじさんの日常。
明治大正昭和の古い建物が移築されてそれぞれ明治大正エリア・昭和エリアと分かれて、その時代に合わせた店や旅館か理髪店なんかも入って村として実際に運営している<明治たてもの村>が舞台。
ちょっと児童文学的。
トムおじさんは元引きこもりで、今は修復がメインの(具体的な名前は知らないんだけどもハチクロで竹本くんが自分探しの旅の途中でバイトしたお寺とか直すあの)仕事をやっている。今もあんまり人と話すのは得意ではない。
対する帆奈は両親が別居することになり、両親とも忙しく親の務めを果たしたいけど無理。悩む親を見て日本の祖母の家で暮らすことを決めた。そうしたらトムおじさんと会えるからだ。
ずっとニューヨーク暮らしで、日本の小学校の暮らしになじめず「ハーフ×背が高い×目立つ×転校生」といういじめにあう典型で、それなら学校になんか行かないでいいわと小学校自主休業中。
トムおじさんと交流を深めるうちに帆奈は学校に行ってみようかなと思うようになる、とかそういう話ではありません。割とホームドラマっぽい。本当に日常の話だった。
最初の展開だけ見ると最後に紗絵があらわれて帆奈がトムの背中を押して幸せになるオチだと思ったのであれーーーとおもった。
坂木司の引きこもり探偵をちょっと思い出した。あれとは違ってちゃんと男と女の組み合わせですが。