東京夜話 (新潮文庫)

ぶらんこ乗りよりこっちが好きかも、と思ういしいしんじデビュー作。短編集。
「正直袋の神経衰弱」「クロマグロとシロザケ」「お面法廷」「クラブ化する日本」「クリスマス追跡」が好きだ。
正直袋?は一行目から吹いた。ヘタレ池袋(擬人化)がツボにはまった。池袋(擬人化)の田舎はどこでしょうか。
クロマグロとシロザケはマグロとサケの恋の話です。想像したらとてもシュールなんだけど、台詞だけ見てれば純愛だ……

解説(だと思われる)のところで、えいしいさんてそんな人なんだ!?て思った。びっくり。

ヴァルプルギスの後悔 Fire1. (1) (電撃文庫 か 7-22)

あ、これもしかしてビートのディシプリンの続編だったりするのか?と思った凪がメインの話。(ビートは未読
綺とか健太郎とか久しぶりに名前見たわ……
でもそろそろキャラが訳分からなくなってきたので登場人物表とかほしいな。(ウィキペディアとかにはありそうだけど

九つの、物語

橋本紡作品ではこれまで「凄く好き」とか「とても面白い」と思ったことは多分なかったと思うんですが、この話は凄く好きだ。
きょうだいモノとか家族モノになると急にストライクゾーンが広がる私です。
1章のラストで目玉がごろんと飛び出て、ラストは確実に兄は消えてしまうと思っていたけど、7章ラストからの展開がせつなすぎる。
兄ちゃんのキャラが好きすぎるんだな多分。

ていうか毎章ごとに出てくる料理がおいしそうでこまる。たべたい。

美女と竹林

エッセイ?
森見登美彦氏のブログであるところのこの門をくぐる者は一切の高望みを捨てよのような文体で語られる日々(※ブログを書籍化したものではありません)

登美彦氏の本上まなみさんについて(野性時代の対談及びトップランナー)の辺りが面白すぎた。苦節10年のはずがあっさり叶ってしまいあばばばばとなっていたということである。
あと明石氏は堀北真希がすきすぎると思う。
明石氏が司法試験に受かって実務修習で徳島に行くことになったというくだりで、友達の友達の彼氏(司法関係者)が「早く徳島を出たい……俺転勤決まったらそれにかこつけてプロポーズするんだ……(意訳」と言っていたことを思い出した。

「面白いだけで生きていけたら、なんの苦労もありませんなあ」と、高橋留美子著『めぞん一刻』の中で四谷さんも言っている。筆者はこの意見に深く賛同するものである。
たしかにオモチロイことは認めるけれども、これは過酷な道である。
人間としてダメになるよ! ホントに!

(P76)

妃は船を沈める

火村サイド中編集。残酷な揺り籠のほうが好きだな。ラスト付近の対決が好きなんだ。

opera.jpg

なんでやねん(゚д゚)

小冊子は短い話だったけどとても満足でした。カナギがいいヘタレでした。

黄昏色の詠使いVII  新約の扉、汝ミクヴァの洗礼よ (富士見ファンタジア文庫)

新キャラがまたどーんと出てきましたね。そろそろ細かい登場人物紹介が欲しくなってきました。
個人的にはエイダとアルヴィルのシーンが好きだ。むしろアルヴィルが好きだ。ある意味クルーエルとネイトのシーン以上にニヤニヤしていた。

ラスト付近のアレがトロイか!とか思った。

不連続の世界

「月の裏側」の塚崎多聞再登場の巻。中編集。
私は月の裏側がそんなに好きなわけではないのでうーんと思ってたけど、悪魔を憐れむ歌は好きだな。不吉ーな感じがいい。

各店特典が発表されたり参加声優(声優方面は詳しくないけど、それでも私がわかるぐらいだから相当有名な人なんだろう)が発表されてたりいろいろ大変だ。
キングのTOPページから微妙に試聴できるけど「なんじゃこりゃー」というのが正直な感想で。

さて下旬に入ったけどFC先行チケットまだー。
ていうか売り切れ方すげーなー。KAORIのブログによればもう初日と最終日の前日(いずれも超平日)しか余ってないとか。

賢者@UJは漫画なのに胡散臭さ全開で吹いた。
なんかもう確実にこのまま伝言に繋がりそうだなあ。

“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫 の 2-6-7)

下巻がもうじき出るので再読ドドド。
文学少女最終巻でたら元ネタにあたって行こうと思うんだ……

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