流星の絆

帯がちょっと書きすぎだと思う。
真相がずいぶんとあっさりしている。

「俺たち三人は繋がってる。いつだって絆で結ばれてる。だから何も怖がるな」

(P68)

これだけで星屑の革紐がばんと連想されるんだからちゅうどくすぎる。

8/10はトップランナーの公開録画のため大阪に行ってきました。
でもってさりさんとお会いしてきました。初対面の人とオフるのは久しぶりですーとか言ってたけど、よく考えれば初対面からサシオフというのは初めての経験でした……

10時30分ぐらいに大阪について、ヒルトンプラザへ移動。メールを打ちつつ、目印は高速バスの中で読み終わったばかりの別冊図書館戦争2。1巻ほどではないですが青いので目立ちます。実際「目立ちますね」といわれました。

そこから移動してジュンク堂へ。本屋ツアーでありました。キャッキャウフフと。
「それは読むべきですよ!」といわれたり(ちなみに煌夜祭
「すごく胸キュンなんですよ!」といったり(ちなみに君に届け
「あ、私の10代……!(某作品新書版」「私その人は読んでないんですよ勝ち組でしょー」「勝ち組っすねちょー勝ち組っすね!」とか
「伯爵と妖精読もうかなと思ったんですがちょっと巻数が……」とか
「Cノベは結構読んでる気がする……ここらへんいいですよ」とか
ぐるぐるぐると3Fまで上がりながら本棚をにやにやしながら本の話をがっつりしてきました。かなり久しぶりでした(*´∀`)

桜庭さんが載ってるCREAを探してました。福山雅治が表紙の奴!といって文芸誌棚をぐるぐるしましたがなかったので、ないねーとかいってたら後ほど女性誌であることが発覚(別の棚で見かけました)
大きかったのでそのときは買うのやめたけど、やっぱり帰る直前に梅田三番街の紀伊国屋で買いました。

多分1時間半とか2時間とかいた気がします。

お昼はお好み焼きでした。何故かここで緊張の波がやってくるよ視線をきょろきょろさせ水を飲み挙動不審気味な私でした……
豆玉(県内ローカルであることが最近発覚したお好み焼き。金時豆が入っている。甘い)の紹介及び布教に勤しんだ。味の想像が付かないといわれました。

ちょうどいい時間になったので図書館までいって解散。
また次の機会に!

トップランナーについては凄く長文になりそうなので別エントリにします。

別冊 図書館戦争〈2〉
手塚×柴崎を含む別冊図書館戦争2。これにてラスト。別冊1のような死ぬほど甘い展開はないので(つかあれ以上のものがきたら死ぬ)

しかし広瀬の「作り天然」ということばは素晴らしいな。属性詐称な天然である。

にっこり小首を傾げて答える。負けてたまるか。ただ怯えて守られるだけの女にはならない。
同期で唯一自分と互角。自分がそう認めたあの男が守るに値する女でいてみせる。

(P191)

柴崎はカッコイイヨー。

事件の顛末はかなり最初のほうから想像付いてました。水島はなんかカワイソメダルをつけたがっている子に見えたのだ。この子が犯人だったらおいしいなと。

昔の話を聞かせての堂上はいいむっつりですね。あまいわー。

桜庭一樹  ~物語る少女と野獣~

ファンブックみたいな感じだなあ。インタビューあり著作リストあり単行本未収録短編あり。どの写真も顔が違ってすげえ……とおもった。

推定少女がこの10月に新装版が出るようです。

2004年9月にファミ通文庫から刊行されましたが、2008年10月に角川文庫から新装版が出る予定です。編集部からの要望で何度か書き直したため、三パターンあるので、いろいろ考えましたが三パターンとも収録する予定で進めています。

(P102)

今日いちばん好きなTシャツを着てきたんです。「ニコチン!ウォッカ!カフェイン!」と書いてある。そのココロは、小説というものは本来、道徳の教科書でも、声に出して読みたいものでも、子どもに読ませたいものでもなくて、タバコ好きの人にとってのニコチン、刺激物フェチにとってのカフェインのように、常習性があって体に悪いもので、でもだからこそ人を絶望から救うことができるんじゃないの、ということなんです。

(P93)

TEAM桜庭愛憎煩悩座談会とロングインタビューが好きだ。

地味に何回も読み返してしまった。

ABCテレビありがとうございますの不定期放送のアレ。
有栖川有栖と綾辻行人の合作ドラマ安楽椅子探偵最新作がこの10月に放送されるそうです。タイトルが「安楽椅子探偵と忘却の岬」
ぐぐってたら放送日時を乗っけてるブログを発見→安楽椅子探偵7(日程変更?)@観劇で感激。

問題編:10月3日(金)
解答編:10月10日(金)

とりあえず日程が近づいてきたらまたABCテレビとかで確認する……

----
相当ときめいた本棚晒し本である
本棚

の続編本棚 2段目
が出るようです(*´∀`)

今回は有栖川有栖、菊池秀行、西加奈子、山崎ナオコーラ、藤本やすし、立本倫子、神林長平、都築響一、安西水丸、山村浩二、やくみつる。

本棚はいい。心を満たしてくれる。

カイシャデイズ

設計から施工その後のアフターサービスまでなとある建築会社の日常。
視点が変わる長編なのかと思ったらどっちかというと連作短編的な?
途中からなんか読みにくくなったなあ。

ところで

それにしても八王子は遠い。東中野から総武線に乗って、となりの中野で中央線に乗り換えねばならないのがまず面倒だ。しかもなんだか知らないが、八王子まで辿り着く列車がなかなか来ない場合がある。

(P79)

うららさんがよくついったーで「中央線また遅延してる爆発しろーーーー」と言っているのでこのことか……?とおもってたらちょっと違うらしい。都会のほうはいろいろと大変そうである。

----
そんなうららさんに聞いてみた「中央線爆発しろ!」の例

犬はどこだ (創元推理文庫 M よ 1-4)

メディアマーカーによれば半年ぐらい積んでたらしい……まあ既に3回ぐらい読んでるから。最初に読んだ時はエマVS蟷螂のところの一文で凄く苦しくなった(表現的なアレではなく、本気で息ができなくなったのであった)のですが大分するすると読めるようになりました。時間は前に流れているなあ。

ここ3日ばかりドドドドと本を読んで全く書いてなかったのでドドドと更新してみる。本当はまだ1冊残ってる……(桜庭一樹ムック

マルタ・サギーは探偵ですか? 6 (6) (富士見ミステリー文庫 54-8)

ああ後2週間もしたらマルタが完結してしまうよ。

「……ジョゼフ犬の見送り。おかえりなさい」
怪談は下の扉のガラスからの弱い光が照らすばかりで、マルタの顔がよく見えない。
それでもマルタが、
「ただいま」
と、言ったとき、泣きそうな笑顔だったのはわかった。

(P51)

某作品「お久しぶりです」に相当する攻撃力が地味にあるなこれ……

酔郷譚

おそらく現代が舞台なんだろうけど凄く幻想的で官能的な短編集。
あの世とこの世の話+酒。

PAGE TOP