昨日は市内中心部で行われたLEDアートフェスティバル初日に行ってきました。
ごはんを食べつつ店を出たらいい感じに日も暮れた19時過ぎ。

とりあえず交通公園? 両国の交番の向こうの8月には南内町演舞場になる公園に行きました。
人の出は結構多く、ステージが用意されていました。途中ウェルかめのマスコット1と会いました。全長多分150cmぐらい。足が短くて歩くのは大変そうでした。あれは後ろから蹴られたら100パーこける。

川ぞいに不思議に長い棒をもった集団がいました。
とりあえず音楽祭ーとかいいながら音がする方向にいきます。なんか打楽器叩いている人を発見。
しばらくここで音楽を聴きながら休憩。アフリカンな感じでした。時々船で阿波踊りの鉦のひとがやってきました。

次のイベントは対岸から見たほうが綺麗よ、と聞いたので道を戻り橋を渡り対岸へ。
そして見たのがこれ。

  1. かめのやつ []

カーデュエイル物語 銀砂の魔王 (B’s‐LOG文庫)

流浪の民の少年ジークフリートと町の権力者の娘シェリルは「君の18歳の誕生日に迎えに来るよ」と結婚の約束をする。それから10数年後、18歳と数ヶ月を過ぎたシェリルはかつて領主の血筋である市長の息子と結婚話が持ち上がる。ジークのことを忘れられないシェリルは家を抜け出し酒場で情報を集めついにジークと再会するのだが、彼は異界カーデュエイルを統べる王となっていた。

話の大筋は割と好きです。大筋は結構シリアスなんですが、魔界は妙なものがいっぱいあってシリアスに徹せられないコメディで溢れている。そしてその笑いがどうしようもなく合わない。笑いのセンスがあわないってこういうことっていう典型例だと思いました。
三角関係になりそうで当て馬に終わったかの人は多分もっと出番が多ければ好きだっただろうなと思った。

5/3マチアソビvol.3 電撃文庫関連イベント合わせでオフを開催します。とりあえず2部構成な感じです。
フライヤーが公開されましたので大幅に内容の変更・更新を行いました。

開催日:5/3(月・祝)
昼の部:10:00?17:15 夜の部:17:50?20:00。
延長戦:5/4(火・祝):10:00?12:00

郷土聖地巡礼ブームを捏造する!?岩手県沿岸南部篇? - マボロシプロダクト

つまりこうですねわかります! →colorful - 観光ガイドとウェルかめ終了と。

誰得だよと思うんだけどあれ書いてるときはすごくテンションが上がりました。
とりあえず明日以降毎週市内中心部のどっかでなんかイベントやってる状態が続くので写真とりまくってきます。

とらドラ・スピンオフ〈3!〉—俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)

あちらこちらで発表した短編の総集編。
完結してもう1年。もう「完結しました作品箱」に入ってしまっているのと舞台設定がものによっては1?5巻程度だったりするので、ニセとら以外は初読なのに再読したかのような懐かしい感じがした。

「バッドエンド大全」の北村・実乃梨の未来がとてもいやな感じでした。
「高校のときはどんなに万能感溢れてても現実ってこんなもの」感がすごい。あと竜児が歌ってた中国の古代から今に至る国名シリーズのうたがなつかしい。

210ページ付近の「ちょろぎを知らないなんて!」のあの台詞と挿絵はいい仕事をしている。
なんというイリヤの空。タイトルとあとがきをよんでにやにやした。
しかし本当にちょろぎは馴染みがない。ぐぐって現物も見たけど本当にこちらでは見ない。

殺戮ゲームの館〈上〉 (メディアワークス文庫)殺戮ゲームの館〈下〉 (メディアワークス文庫)

ある夏、関東の山林地区。
興味本位で自殺支援サイトに近づいた大学生オカルトサークルのメンバーはある廃墟のことを知る。
一時期騒がれた集団自殺の連鎖、その集団自殺に使われた廃墟が付近にあるという。ニュースでもネット上でもその正確な位置を知ることができなかったがついにそれを発見する。
そして11人は廃墟で目を覚ます。そこは救援を呼ぶことができず時間もよく分からない密室だった。
要するに人狼です。

ハラハラする感じもあるんだけどそれ以上に淡白だなあと思いました。
藍の冷たくって演出ばりばりの作為的な可愛さはよいね。

とりあえずインシテミルが読みたくなった! 5月に文庫になるけど待てない。

インシテミル

キケン

文芸誌1で電撃文庫やってみましたよていう感じが。
電撃文庫っていう指定なのは表紙が既に漫画調なんですが各章扉もこんな感じです。
なんか電撃のカラーページっぽい。
年がら年中お祭り騒ぎみたいな大学の部活で、神様のメモ帳〈4〉のNEET探偵団2を皆男にした感じ。工学部なので主に18歳?21歳男子ばかりです。ラブコメ要素はなくはないですが、今回は刺身のつまです。

しかし有川浩既刊の中でも類を見ない軽さというか、ハイテンションなんて領域は既に通り越しているというか、阪急電車往路のえっちゃんの彼氏の話がずっと続いているような。

学祭の話が2部構成になっているのがとてもおいしい文化祭すきー。
あのラストのあの見開きは非常にGJであるとおもいます。

(現実の)男子中学生は殺伐としているのに男子高校生になるとお前らカップルかっていうぐらい急にイチャイチャしだしますね。微笑ましいぐらいキャッキャウフフしてますね。あんな感じです。
確かキケンは有川さんの旦那さんの話をベースにしているとかで、ある程度は小説になるように誇張されているとはいえすごい大学生時代を送った人もいるものだなあと。
キケン発売辺りに新井素子さんと対談していたのですが、それがいまネット上でも読めます

  1. キケンは小説新潮で連載されていました []
  2. ラーメン屋含む []

ソードアート・オンライン 4 (電撃文庫 か 16-8)

フェアリィダンス後編。ALOもこれでひと段落。
キリトさんぜっこうちょうである。しかしアスナはバリバリとかサービスしすぎである。
コミカライズ化される機会があれば今巻はおおきいおにいさん向けに気合を入れて描かれるな!
しかしこのラスボスの小物感は今まで以上にやべえ!

あとがき曰く次の巻からは「キリトさんパねえっす」路線はそのままに大きく舵を切るということで、間違いなく戸惑う組の人ではないかと思う私である。

昨日(発売日)買いに行った時は30冊ぐらいあったのに今日行ったら3冊になっていた。
売れっ子だなあと思った。

すべての愛がゆるされる島 (メディアワークス文庫)

インモラルだったり退廃的な話かと思ったら意外とそうでもなかった。むしろ数学で宗教だった。
外国のようで領土的には日本の島国で、赦されぬ想いに灼かれてる人が集まる島です。Arkですねわかります。
1人称で語り手が人知れず変わっていくし時間軸も一定である気がしなかったので、くらくらする。
しかしこのふわっとする感じは悪くない。

「そうだよ。ほんの1ミリグラムの望みは、絶望の千倍つらい」

(P109)

Nのために

モノローグ形式ってあったからまた告白かと思って読んでみたら恩田陸のユージニアだった。
それでもうちょっと読み進めると相棒Season6になった。

現状の湊かなえ作品ではたぶん一番白くて比較的軽い。4章以降はちょっと黒い1、とは思うんだけど。前3作は1章ごとに休憩が必要なぐらいすごく疲れた。でも今回はそれがないから軽いんだと思う。

最初はニュース風にはじまる。
とあるマンションで夫婦が死亡するという事件が発生した。現場に居合わせた4人に事情を聞いている。
4人の証言、そして容疑者の逮捕、裁判結審。
そして世界は巻戻る。実はあの人物の背景はこうでした、そして事件当日はこんな感じでしたと明かされる。それが4人分。その辺は相棒Season8の「右京、風邪をひく」みたいだな、と思いました。似てはないけど同じカテゴリ。

ほとんど話には出てこないんだけど、野バラ荘の大家のおじいちゃんが一番得体が知れないと思う。
何も知らないはずなのに何もかも知ってそう。何もかも知ってそうだけどあえて何も手出しはしない、みたいに感じることがたまにあった。ふつうのおじいちゃんっぽく感じられるときもあるんだけど。

「告白」が文庫化されたりしてますがこれを機会にどうでしょう。ハッピーエンド至上主義の方には到底薦められませんが、そもそも本に「癒し」「スッキリ感」「明るさ」とかを重視される方は湊かなえは読んじゃいけないと思うんだ。

  1. シャーペン4回の意味であばばばばばとなった。 []
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