どうせなら舞台挨拶みたいよねということで狙いは
2011年4月2日(土) 大阪・TOHOシネマズ なんば  開場:午前10:40  上映:午前11:00〜

FC先行抽選ありとはいえ、今度はホールではなく映画館。
TOHOシネマズなんば公式を見てみる。このプレミアとかはたぶん該当しないと思うので、最小94 最大535
最大とはいわずとも少なくともこの300強収容できるスクリーンに……。それでも凄い倍率だ。
雪を呼ぶ某先輩の4/2は富山kalafina引率ツアーで、どうも日帰りできそうな日時なのでなんとか当選したい。

落ちたらこんこん野郎を囲むオフ開催ということで。

終わる世界のアルバム

ある日突然前触れもなく人が消えてしまう、そして「消えてしまったこと」が認知されず「元からいなかったもの」として記憶と世界が修正されてしまう世界の話。

塩の街とか外道王子を思い出した。
塩の街よりずっとずっと感傷的に叙情的にした感じのしんみり系。

人が消えていく世界で、写真を撮ることでそのひとの記憶を残しアルバムという墓標を作る主人公の僕。
「人が消えていることをただひとり認知してしまう」事実から自分を守るように人から距離を保っている。

滅びに向かう世界の話をするのではなく、その中で暮らす少年少女の話が語られる。
喪失と別れと繊細な動きが描かれている。誰か消えていないか教室の机の数を数えるくせがついた僕はある日机が一つ増えていることを知る。僕に写真をとられることを極度に嫌がる奈月と幼馴染みの莉子。

序盤で出てくる先生とかカメラ屋の親父さんとかはもうちょっと長く出ていて欲しいなと思った。
そいて恭子かあさーん、ととても思った。突然消えるのではなく、もうすぐ消えることを知ってしまった僕の胸のうちは、と思った

図書館に行ったりなんだとかしていた。

しばらく見ないうちにきららで「謎解きはディナーの後で」と「左京区恋月橋渡ル」の連歳が始まっていた。
前者は第2回(前後編のうち後編)で後者は第6回。謎解きはディナーの後ではまた1年か2年ぐらいしたら本になるんだろう。

「失礼ながらお嬢様--先ほどからのうのうとソファにくつろいで、高いワインをがばがば飲みながらこれにて一件落着みたいな顔をしてらっしゃいますが、本当にそれでよろしいのでございますか?」

きらら2月号

荒野の2巻を買ってなんか忘れていると思ったら薬屋の新刊だ……。
まどかマギカの漫画のほうないかなーと思って探してたらこのざまだよ!
間にフェンネルが文庫化したり、漫画原作があったりしたけど薬屋としては1年4ヶ月ぶりの新刊か……。
まどマギは禁書ポーカーつきレールガンが超長いあいだ残っていた実績があるので探せばあるんじゃないかと思ったけどやっぱり甘かった。

あと花宵道中のコミカライズのほう売ってるところはじめてみた。
花宵道中の感想エントリは書いたのはもう09年なのに今でも定期的にアクセスがあってすごいなと思う。

遠に呱々泣く八重の繭 薬屋探偵怪奇譚 (講談社ノベルス)魔法少女まどか☆マギカ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)花宵道中 1 (フラワーコミックスアルファスペシャル)

はたらく魔王さま! (電撃文庫)

魔王をプロデュース!? が強面で気弱で無職の父ちゃんが魔王(正社員)になる話なら
これは異世界へ漂流した魔王とその従者が東京でバイトをしつつ正社員を目指す話です。
あと魔王を追いかけて地球にやってきて、やっぱりテレアポの契約社員として働きながら以下略の勇者も出てきます。

エンテ・イスラを征服しかけたが勇者に追い詰められ、命からがら逃亡した魔王サタンと悪魔大元帥アルシエルが漂着したのは東京都原宿駅付近。エンテ・イスラへ帰るためには魔力を回復させる必要がある。
それまでふたりは善良なる市民として暮らしていくことを決めたのだ。残されたわずかな魔力で催眠術を使いながらサタンとアルシエルは生活の基盤を整え始める。
具体的には戸籍を作ったり、片言の日本語で交渉しながら保証人不要のアパートに住み始めたり、病院へ救急搬送され高額請求されて「健康保険、まじ大事」と銀行口座を開設して口振手続きをしたり、日雇い派遣へ行く。
この異世界から来たのに「地面に足ついてる」感。
「うちにテレビはありません」とかいってNHK集金人にお帰りいただくシーンとかわたし結構好きだ。

このふたりが住んでいる「ヴィラ・ローザ笹塚」の大家がすごい。どう見てもエスターク。
最初地の文だけで後半で挿絵でも出てきたけど安心と安定の「想像通り」。カラーになったらもっと凄いと思う。

魔王様、現職はマックのバイト店員でなかなかに優秀な子で。
元魔王なんですが郷に従えば郷に従えというか凄く人間じみている。にんげんにくしーというかんじではない。
よいあほのこだなー。

恵美が梨香の家に転がり込んだ時の「震災」の話に驚く。
ここでそれが出るのかーっていう。

あれ、土曜なのに忙しくね? という今日。まあ4時前には終了できそうな尻尾がみえたのでよい。
わたしはバレンタイン休みなので出勤前にいちごが濃いアポロ(130円ぐらい。袋チョコ)を買い、バレンタインバレンタイン言いながら振りわけていた1。うちは老若男女問わず甘いものは大人気なのである。弱肉強食なのである。

そういえば今日すごくでっかい犬を見た。
阿佐ヶ谷Zippyのコトコさんみたいな犬だ。

天野こずえ短編集はお日さま笑顔の新装版らしい。ステンシルの時代のだ。懐かしいなあ。
天野こずえ短編は空の謳とアースと夢空界が好きだなー。
あの頃は「読切漫画」という認識が非常に薄くて、空の謳を読んだ後「これの続きはいつ載るんだろう」とガンガンの次号予告をwktkしながら見ていた記憶があるなあ。
クレセントノイズ新装版もいつか出るといいな。黄昏色の詠使いが好きな人はきっとクレセントノイズ好きだと思うんだ。

向日葵 天野こずえ短編集3 (ブレイドコミックス マスターピースコレクション)空の謳 天野こずえ短編集 2  ブレイドコミックス マスターピースコレクション夢空界 天野こずえ短編集 1  ブレイドコミックス マスターピースコレクションクレセントノイズ 5 (ガンガンファンタジーコミックス)

謎解きはディナーのあとで」がCMしてた。べつに本の番組の途中でもないのに!
すげーな。

順調に本をむさぼっている。しかしまだ足りぬ。

  1. 夕方はサッポロポテトをもらった []

本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記)

桜庭一樹読書日記第4巻。製鉄天使のサイン会とか伏とかばらばら死体の夜とか準備段階のGOSICKとか。
製鉄天使と伏はまだ未読である。発売日付近に買ったのに!
読書日記は毎月のお楽しみとして読んでいるけど雰囲気が変わってまた新鮮な気分……と思いながら読む。
がっつがっつと本を読んで暮らしたいものだ。

巻末付録の女子会を読みながらいいなあと指をくわえる。

桜庭 一つのジャンルを、がーっと読んで詳しくなるんじゃなくて、全体のバランスを取りながら、小説という文化全般をうっすらとよくわかりたい、というか。

(P292)

わたしも多分こっちだ……というかこっちでありたい。
ただし国内に限るなんですが。

→ビントロサビ抜きキリンが逆立ちしたピアスの日。

寒かったけど雪は積もらなかった。残念。
なので今日は粛々と本を読んでいた。コタツ、となりにストーブ、向かいに本塚。
BGVにはSTRONG WORLD→サマーウォーズ→耳をすませば。
部屋からもそんなに出なかった。

twitterでは東京カラオケ組のPOSTが流れてくる。
コモリさんの性別不詳さとミルキアンの意味不明さ加減が伝わってくる。

昨日ふと思い立ってまどかマギカを録画した。3話がやばいとか、血だまりスケッチとか、僕と契約して魔法少女になってよ! とかそういうのは聞いてたんですが、初めて見る。初めて見るのが6話という。
そしてなんだこれおもしれーっていう。とりあえず最速のMBS圏なのでネタバレ仕様に。

きゅーべえあれどこから声を出しているのか
まどかのかーちゃんの話がいいなあとしみじみしていた。
変身シーンにえらいときめいていた。魔女っ子! わたしあのポニテの子好きかも知れん。
「間違えてないのに幸せになれない」「子供のうちに上手い転び方を覚えること」
ちょっとぐらい間違えてもいい → 間違える → 投げる → 殺人未遂
あの絶望感はくせになるな。「これは魔法少女ですか?」「いいえこれはゾンビです」

レンタルマギカ  魔法使いの妹、再び (角川スニーカー文庫)

久しぶりねの短編集。
いつきの妹が再来したり、穂波と猫屋敷の今とか、その昔のメイザース家。
今巻はアディリシアまじヒロイン。わたしまじ猫屋敷がいればもう満足なんだけど。
3話目よかったよね。エレオノーラ。気高い。

あといつきの父ちゃん喋ってる!って思った。もうこの人ラスボスでいいんじゃね

「困ったわね。こんなに痛いのに、こんなに辛いのに、凄く嬉しい。嬉しすぎて今にも泣いてしまいそう。--あなた、本当に、私を愛してくれていたのね」

(P258)

身代わり伯爵の花嫁修業  III 禁断の恋の手記 (角川ビーンズ文庫)

溶けるようにやってるんですよ。そんな花嫁修業はとりあえず終了の巻。でも結婚式はまだ。

シアラン亡命組の再登場。久しぶりだわー。
今回は「まるでミレーユの観察日記のような文が雑誌に載っておりそれがいま公都で人気を博していると聞かされる。ミレーユはその作者を探したり、男装で第5師団でアニキアニキ言われたりリヒャルトの従兄が「ミシェル」にちよっかいを出したり、相変わらずといえば相変わらず。
フレッドがきらきらしてたりミレーユが兄貴と慕われていたりリヒャルトがデレデレしていたり、まあ通常営業。
好きな挿絵はP197です。(゚д゚)シュパーン ロジオンはよいバカだった。あと3年後が楽しみだ。

まあまあの余裕。しかしいかんともしがたいYO2。

電撃をがががと買って、あとぽろぽろドールも買う。
これはすごく単行本版が欲しかったのだけど、うちは表紙を見せるような本棚ではないので諦めた。
文庫はきらきら感が足りないのだけどあのデザインのまま落ちてよかったなあ。

ぽろぽろドール (幻冬舎文庫)

狼と香辛料は上下巻一気読みの予定で買ってもなかったので買う。
最終巻は表紙イラストを見るたびに1巻が脳内で並ぶ。

狼と香辛料 (電撃文庫)狼と香辛料〈16〉太陽の金貨〈下〉 (電撃文庫)

かわいくなったものだ。

明日は雪降るのかね。積もるなら犬のごとく外に飛び出したい。
単に寒いだけならこたつといちゃいちゃしつつ本を読む。

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