カテゴリー「 単行本 」の記事

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正しく時代に遅れるために 有栖川有栖エッセイ集

エッセイ。映画のところはよくわからないので飛ばしました。
北海道のでかさにびびった。「北海道の面積>四国と九州を足した面積」らしい
九州よりちょっと大きい程度だと思ってた。

平井骸骨此処ニ有リの選評があった。審査員やってたのな。
↑の題名は元ネタがあったらしくそっちのほうは「宮武外骨此中にあり」らしい。

怪談徒然草 (ダ・ヴィンチブックス—怪談双書)

霜島ケイの三角屋敷が気になって読んでみたんだけども主に収録されているのは、加門七海の実体験を元にしたインタビュー調の語り。霜島ケイ、なんつー家に住んでたんだ。

ちょっとこれは買わなくて良かった。間違いなく最恐。
買わなくてよかったというのは地雷というわけではありません。
ちょっと怖いんだけど怖いんだけど!と思いながらもページをめくるのがやめられなかったのでそういう点では凄い本なんですが、めちゃくちゃ怖い本なので家に置いときたくありません⊂´⌒つ。Д。)つ
よもつへぐいの話と工場の話、それから霜島ケイの三角屋敷の話が最恐。

ちんぷんかん

「はるがいくよ」のせつなさは異常_| ̄|○
泣くかと思った!泣くかと思った!

廻船問屋兼薬種問屋である長崎屋の若だんなの話。6冊目。
表題作ちんぷんかんは和算の問題がさっぱりと分からなかった。
若だんなの両親の話、「男ぶり」が好きだ。

塩の街

世界は緩やかに滅びようとしていました。
人が塩の柱になる「塩害」の危険にさらされている中出会った秋庭と真奈の話。

文庫版も一度は読んだ覚えがあって例のシーンがないだけで随分と変わるんだなあ。
番外編というかその後の話が4つ足されてて野坂夫婦の話があって嬉しかった。
あの2人好きです。それこそ秋庭と真奈より。ちなみに秋庭派か入江派かと言われれば入江派ですと。
陸海空で順番つけるなら海空陸。

再婚生活

野性時代の連載最終回だけ見てて図書館に入ってたので借りてきてみた。
中身は日記エッセイでうつ病の人だった。
リスカしたとか死にたいとかいう内容だったらどうしようかなあと思ったけど
旦那の人の話だとか日常の話とか病院のこととか普通に日記でした。

呪(しゅ)の血脈

夏だから普段読まないような本に触れてみようぜ第2弾。(改題・第一弾は横溝正史
一切の前情報なく借りてみた。本当は怪談徒然草が読みたかったんですがなかったので
じゃ加門七海作品を適当に、と。
タイトルと表紙(映ってる白いのは多分紙垂)と最初何ページかで
一家惨殺なホラーかなと思ったら民俗学っぽいホラーでした。

舞台……長野県鎌木村
主な登場人物
宮地紀之……民俗学者。諏訪信仰の謎を追いフィールドワークの最中に見つけたご神木から鎌を抜き取った。そこを村人に見つかり再度封印するため祭りに参加させられることとなる。
高藤正哉……鎌木村裏の祭りを司る神官の家の生まれ。ただし神官としては祖父の代で途絶えている
高藤梓……正哉の妹。自称生き神。序盤で失踪する。
天音……梓が心酔する占い師のサイト名。占いというよりは宗教的。

で梓を探して2人も長野へ行くわけですが……
シシガミ様がいるとか缶蹴り怖い缶蹴り怖いとか「奥山の大木、里に下りて神となる」で
あまつきを思い出したり「怖いんだけど途中でやめられない」本でした。
色々と書きたいこともあったのですがこれの文庫落ち先が富士見ミステリー文庫ということを
見てしまいすべてがかっ飛んでしまいました。
天使が開けた密室(富士ミス)が創元推理文庫に輸出されてるのは知ってたけど
こんな輸入もあるのか……

呪の血脈

挿絵はCLAMPがしてるみたいですが出すレーベル間違えてる。



写真集です。全国の路地裏萌え必見。
金沢やばいなああああ
溝に桜が散って溜まってる写真がいい
常に本棚においてぱらぱら見たいですが写真集画集の定めとはいえ高い。

五代ゆう&榊一郎の小説指南 (ホビージャパンMOOK)

私は小説家になりたいというわけではないので普通に対談本として。
五代ゆうはすごいということは分かりました。

NovelJapanがキャラの!になってからというもの近所の本屋さんではまず見かけません。
未だにNovelJapanとしては最終号のやつが棚に刺さってたりします。

カカオ80%の夏 (ミステリーYA!)

ちらっと見てみようと思ったはずが一冊読み切ってしまいました。
中高生向けのミステリレーベルで、とても読みやすかったです。

この話はミステリというか青春話という感じを受けました。

凪(主人公・17歳・女)はクラスメイトの雪絵(地味系・真面目)に
服が欲しいけどどこでどんなのを買えばいいか分からないからちょっとつきあってといわれた。
その後凪は雪絵の母から「雪絵が家出した行き先を知らないか」と聞かれる
パソコンのお気に入りに入っているブログやら何やらから雪絵探しを始めた

という話で。
調査が進むにつれて雪絵がどんな子かどんどん分からなくなってくる。
それでどうした、ヘェーと読んでいき最後まで読みきってしまった。

ネットで1回メールしただけの相手に急用だからって携帯番号メアド教えて
会って話した方が早い会えませんかのくだりはええええと思った。
いくら同性だからってそれは怖ーないかー。
↓ここからネタバレ

薬かがされたり麻薬ポケットに入れられたとか篠崎とか何が目的でーとかが
明かされなかった(私が気付かなかっただけか?)ような感じだったので
肩すかし感あり。篠崎は単に女の子に手を出したかっただけか。
いやでも麻薬はこれ以上詮索するなら……とか考えてた

クドリャフカの順番—「十文字」事件

久しぶりに再読。
千反田と夜は短しの黒髪の乙女は方向は違えどカテゴリとしては
よく似ているような感じがする。

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