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回帰祭 (ハヤカワ文庫 JA コ 4-1)

地球からの避難船ダナルーが不時着して300年。宇宙船をそのまま都市化して閉鎖された世界で人々は暮らしている。人口受胎が当たり前だが男女の誕生比は9:1といういびつなもの。16歳で結婚相手ができない(というか女子に指名されない)男子は宇宙船に乗せられて地球に回帰し、残った1:1の男女が誕生センターから割り当てられる10人の子どもを育て、ダナルーの運営に携わる。

地球に回帰したいヒマリと、ヒマリに一目惚れしたアツ、ダナルーの謎を探るライカとウナギの話。
男2女1の組み合わせが必殺お捜し人をちょっと思い出したー。
under16な人たちのパートにはとてもときめきますが、大人パートは超乾いてる。寿命が50年とか恋は結婚してから夫以外の人とするもの的なあれとか、子育てといっても機械的だなあとか。

ウナギ教授が好きですウナギ。全体的にウナギウナギした話ですが。あと「え。ここで終わるんだ?」って思った。
何回かイナフをふつうにイルダーナフて読んだ。そんな卵王子の呪い。



はじめての一迅社文庫。久しぶりの小林めぐみ作品は富士ミスの「食卓にビールを」みたいな話でした。日常の風景になちゅらるに宇宙人とかが混ざってきたり地球が危機だったり短編だったり。



東京から半端に近く半端に遠い埼玉県北部に位置する湧井町
特にこれといって特徴を持たない田舎町で連続殺人が起こっている。
被害者は共通して右腕を切り落とし心臓をえぐられていた。

カバー折り返しのところには幻想ミステリーと書いてありますがミステリというよりはホラー。
この後味の悪さは凄すぎる。だがそれがいい
ニコイチな双子(女)萌えな方にも。

これを読み始めたのは8月6日の夜。作中時間とほぼ同じです。
作中時間に合わせて読もうかとも思いましたが我慢できませんでした。

↓ネタバレ

スイカの腐ったような匂いは最初から死臭だと思ってたのでいつ腐乱死体が出るかとがくがくぶるぶるしてました。この腐乱死体=魔女なんだと思ってました。
ちょーーゆがんでるなーーーだがそういうの嫌いじゃないぜ
とにかく鬱々としている。
双子好きだーーー
奈落からはいあがって俺はやったぞー言ってるときに背後から足払いかけられてもう1回突き落とされたようなラストだ。

ラブい話だった……
カリルとバトリーのその後の話なのですがラブい。ラブいといってもひたすら甘い話ではなく行く先には暗雲が立ち込めてたり重かったり予想外にえろかったりしました(といっても濃かったり露骨だったりはしませんが

あとがきにもありますがもうクルドにしとけよというのは思いました。クルドクルド。

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「続・大地をわたる声を聞け」は平成7年6月から平成8年7月にかけて、ちょっとずつ書いてきたものです
(中略)
「作家が自分の話を続編を私的な場所で載せるって、いんちきじゃありません?」と言われましたが、自分は書きたい(書き終わった)、でも出版社は本にする気はない、とゆー場合は、まあ、いいんじゃないですか。

あとがきより

これは大地をわたる声を聞けの続編ですが商業的には流通してない本です(絶版という意味ではなく
この話は10部だけ作られたり小林めぐみ公式であるところの「小林めぐみのホームページ」上で連載されたりしていたものが私家版(つまり同人誌)として発行されたものです。
私が持っている(今のところ)唯一のサイン本です。
今をさかのぼること7年ほど前、小林めぐみのホームページで遊んでました。まだまだダイアルアップ+テレホの時代のころです。当時は大地?は読んだことのない話でしたがこの機を逃したら手に入らないかもしれないとりあえず買っとけと、通販して本棚の奥で寝かせておいた本でした。

大地?のほうは上下巻ということもありばたばたばたっと展開展開集約という感じでしたが続大地はゆるゆると時間が流れていくような本でした。

大地をわたる声を聞け〈上〉
大地をわたる声を聞け〈下〉

じつはあなたさまは先代王のご息女なのですと王宮に迎えられたカリル
1週間で王女としての教養を仕込まれお披露目の宴へ。すべて事が終わった後
王に呼ばれ話をして酒を含んだら暗転。目が覚めたらin座敷牢→脱獄→潜伏
数日後、王宮どころか王都の住民が神隠しのように消えたことを知らされる。
消えた住民の中には必ず迎えに行くと約束したカリルの最愛の義妹フェリシティも。
フェリシティを取り戻すためカリルの旅は始まったという話。

上巻
井戸の下での話はおおラピュタだとか思った(石が騒いでおると思ったらのシーン

下巻
全体的に熱い話だった。面白かったーー
160ページ周辺はかなりぞわぞわきた。

さて続大地です。

食卓にビールを 6 (6) (富士見ミステリー文庫 64-8)

ゆるゆると続いてきた理系な話もこれで最終巻。ずっと書いていけそうな話だっただけに残念だ
重曹と酢水が最強すぎる。これがあればなんだってできるの領域だ。
旦那の話が多かった多かった。惚気!惚気!
クリーニング編太陽電池編磁石編が好き。

というか裏表紙のほうのカバー折り返しの作者紹介欄のとこを見て
いつの間にか母にクラスチェンジしていたことに驚いた。

食卓にビールを〈2〉

とりあえず2巻の表紙を持ってきてみる。今月最終巻が出るらしいので
久しぶりに2・3・5巻を読む。

女子高生で小説家で人妻の話です。そういや主人公なのに名前出てない気がする。
「君」「あなた」「先輩」「原住民」とかそんなのしか出てない気が?
物理っぽい話とか宇宙の話とか出てきますが文系の私でも十分読める内容。
SF、ただしSukoshiFushigiな物語。
特に萌え狙いのキャラとか展開とかないし日常の話(宇宙人出てきますが)で
地味なんだけどこのシリーズ好きなんだ。

後極当たり前に宇宙人とかUMAとか出てきます。
学校にいたり道端に転がってたりコンビニのジュースの中とか
福袋の中に入ってたりとか。

宇宙人の頼みを聞かされて召喚されたり家に押しかけてきたり
トラブルに巻き込まれて軽いノリで惑星単位での危機に陥ったり(そしてなんとなく回避する)

すげーでかい規模での争いに巻き込まれてるのに飄々と対応したり
事態が解決しても今日も変な人に会ったわばりの何事もありませんでした的
終わり方が針山さんっぽいなあと久々に読んで思いました。

「怪しい。だって、まだ九時台なのに」
「世の中には六時台に帰ってくる旦那もいます」
「うちの普通は十一時台だもん。ぜーったいおかしい、SEのくせに暇なんて」

食卓にビールを2 P33

この前9時前にまきしどんがメッセ上がってきた時にこんなこと言ったよそういや。

読了:6/6(再)

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