ライトノベルカテゴリが細分化されました。とりあえず少年向けと少女向けでざっくり分けました。
レーベル分けはタグがあるのでこれ以上は不要かなと思います。
ラノベカテゴリの記事数が898とかとんでもない数が表示されてますが中身は450しかありません。1
少年向けと少女向けが記事数224と224と同数なのは偶然です(゚д゚)見た瞬間超笑った。

ちなみにラノベ子カテゴリは足しても450にはなりませんが、あと2つはこのカテゴリ以外に入れるところがない「続・大地をわたる声を聞け」と「らのさい!」です。

ラノベカテゴリ全部横断して見たいなあと思ったので設定を変更しました。
ツリーを展開する際はツリー横のプラスマイナスのところをクリックか上のopen allでお願いします。
アーカイブは変わらず年号クリックでもツリーが展開します。

  1. 子カテゴリ分が足し算されてるものと思われます []

先日のFCイベントのラジオ公開録音の模様がストリーミング配信されるようです。ありがたや。
で何の疑いもなく放送局のサイトで公開かと思ったらモバイルサイトのようです。
配信されるサイトを見てみる。→完全無料エンターテインメントモバイル動画サイトMOVIEFULL
とりあえず会員登録必要・パケ代以外の料金不要ということは分かった。

≪11/8 Nack5 放送分≫
 配信期間: 2009年11月10日(火) 0:00 [11月9日 24:00] ? 11月15日(日)23:59まで
≪11/15 Nack5 放送分≫
 配信期間: 2009年11月17日(火) 0:00 [11月16日 24:00] ? 11月23日(日)23:59まで

あとKAORIが織田かおり名義でソロライブをやるとか。チケット購入方法が変わってるなあ、とか思うなど。
kaori's melody : ソロLiveをやる事になりました。

今朝子の晩ごはん—環境チェンジ!篇 (ポプラ文庫)

ブログの書籍化4冊目。2008年7月から12月まで収録。1週間ぐらいかけてちまちま読んだ。
内容としては今日の晩ごはん・政治経済・歌舞伎など・亀の話が多いです。
収録されている期間であったニュースといえばオバマ大統領が誕生したりオリンピックやってたり福田首相突然辞任&麻生内閣発足とか筑紫さんがお亡くなりになったりその辺でかなり動いてます。
麻生元首相については全面的にフルボッコでした。

自然薯の畑栽培の話をやっていて、この前満点青空レストランでやってたなあと思う。
今は山に行かなくても畑で栽培できてて、1分ぐらいで掘れてしまうそうだ。
私が見たのは容器栽培とかいうやつで、縦に伸びるんじゃなくて横に伸びる。あと容器が段になってて、トタン板だったかを除けたらまた下にっていう感じの。土とか育成環境とかはかなり山に近づけるようで。
山でとった自然薯とはまた味が違うけどすごくおいしいらしい。
ていうかあの番組急に新装開店とかいってベッキー最初からいなかったみたいになってるけどなんでだ。

野良女

・現代コメディです。
・非常に明るいノリで下ネタが多く含まれます。
・「女性に『自分の性生活』みたいな下ネタトークされたら引く」という方は読まないほうが無難です。1

28?30歳の独身女性が5人登場して、短編ごとに視点を交替して進んでいく話です。
「そこまであけすけでないけどそういう会話最近したわーーーー(゚д゚)」とか「やめろ現実を見せるなあああ」とか「そんな リアルさは いらない!(読むけど!」とか叫びながら読んだ。
とてもリザキル2上等の話だった。

「私、二十五を過ぎたら普通は結婚できるものだと思ってた」(略)
「ねえ鑓水、私たち二十八だよ? あと二年で三十だよ? 二十になったころ、こんな人生想像してた?」
「自分が三十歳になること自体想像していなかった。あ、瑞泉、ロックで」

(P11)

何をいうても最初の衝撃はこれ。こんな会話こないだ結婚式終わって突発開催昼の二次会の時したんだ。
再現するなら「15ぐらいの時にはなー、25ぐらいになったら子どもはおらんでも結婚ぐらいはしとるって思わんかったー?」「めっちゃ思ったー」である。
こういうのがそこかしこに存在する。耳と心が痛い。千切れるほど痛い。

「俺のピサの斜塔を君の青の洞窟にブチ込んでやる! さあ高らかにカンツォーネを歌うが良い!」

…… 無 理 だ !
ていうかソレントへ帰れ!!

(P107)

野良女はモデルありの実話ベースだけど「太陽にぽえむ」のこれは実話ではないらしい……3
ここら辺から死ぬほど笑った。出陣じゃー! とか馬鹿だろう! 馬鹿だろう!

模型だらけの俺んちは全体的に笑いしかなかった。前半はDVである。しかし何故か明るい。
DVといえばDVなんだけど、「良い殴り方と悪い殴り方がある。見えないところ殴るなんて最悪、痛みないくせに顔とか見えるところにあざを作る殴り方が良い。それに暴力ありの性交渉は快楽がヤバい4。これ知ったら普通のとかもうできない」というDVの受け手、not被害者。「この人は自分がいないとどうしようもない」みたいな不幸のぬるま湯展開には程遠い。
不健康といえば不健康だけど「ある意味同意の上のDV」「性欲の捌け口」「未来への負債がない麻薬」ていう感じでした。後半はガチオタ男子登場である。この人ただのMじゃねえなと分かる。綾波長門の登場である。

曇りガラスの三十代が一番ローテンションというか湿度の高い話だけど最後はちゃんと幸せに終わる。
最後のしめの話がまたよい。よきかな。

愛する人に殴られても痛みを感じない私は、愛する人を殴っても心が痛まない。そういう被虐性と加虐性を併せ持っている人種は、結構いると思う。私は磯野さんに殴られたいとは思わなかった。代わりに、ものすごく殴りたいと思った。廻し蹴りをかまして鼻血を出したのを上から裸足で踏みつけて、許してくださいと足の裏を舐めさせながら懇願させたかった。

(P148)
  1. おそらくドン引きします []
  2. 死んで生き返ってもう1回死ぬ []
  3. と活字倶楽部09夏号インタビューといわれていた []
  4. いい意味で []

↑なんかの本の感想みたいなタイトルだけど違う。

twitterで知ったんですが、ピュアフル文庫がポプラ文庫に移動? 新創刊? するんですね。
ポプラ社の検索でも引っかかりました。マイナークラブハウスへようこその3冊目「マイナークラブハウスは混線状態」が11月に刊行予定のようです。
なにがどうなっての展開かよくわかりませんが、個人的にはピュアフル文庫の移動は歓迎したいところ。
というのもピュアフル文庫は地元本屋での取り扱いはなくてネット書店をのぞくと入手できる本屋が凄く限られていてポプラ文庫は割とどこでも置かれてるからです。入手できる可能性が広がるということはとても喜ばしいことです。
ピュアフルは10代向け作品が多いと思うんですが一般文庫コーナーにおいてあったりして色々謎の多きレーベルだった。一般文芸や児童書の文庫落ちがあれば最初から文庫で出すべくして出した本があり、YAアンソロジーがある。
ピュアフルがなければ雨にもまけず粗茶一服と木地雅映子は知らなかったと思う1ので個人的にはとても恩のあるレーベルです。

タイトル作者だけは大層謎だった加藤千恵「ハニービターハニー」ですが、現物見てみたらハッピーアイスクリームの人であった2。小説だったけど。うおお懐かしい。解説は島本理生だった。

ハニービターハニー (集英社文庫)ハッピーアイスクリーム (中公文庫)

  1. もしくは知るのがとても遅れた []
  2. 同姓同名で料理家の方がいらっしゃるのでそのパターンかと思ってた []

読まず嫌い。

千野帽子さんは最近とても気になっている人です。
13歳の夏に本の面白さに目覚めるものの、色んなジャンルが嫌いだったり食傷気味になり読むのをやめたり最初から読まなかったりして名作を読んだのはずっと後だった。この本はそんな名作との和解の記録である、という本。文学論寄りです。

文学! という感じの主に本が取り上げられるんだけど例えが面白かった。「ゴス眼鏡っ娘、ヒロイン修行中」とか。麗しき少年たちの世界は終始笑いっぱなしだった。ラノベにも触れるし夏の100冊企画には必ず入るような有名な名作もあるしここではじめて聞いたというような古典もある。

カミュの「変身」の話があった。「虫になる話」っていうのは知ってるんだけどとてもとっつきにくいなあと思ってたらなんか凄く手を伸ばしたくなるような書かれ方をしていた。
虫になった一家の大黒柱ザムザに最初のトラブル、それが「体の右側を下にして寝る習慣なのにその姿勢がとれないから眠れない」ということらしいのだ。「変身」本文からの引用もあって、いくら下にしようとしても仰向けになるとかそういうことを言っている。
なんだそんな話なのか? とっつきにくいやつかと思ってたら実は気さくな面白いやつなのか?
読めるのか理解できるのかはさておき、「なんか気になる」ということがとっつきにくい本に手を出す重要なことだと思う。1

11.好き嫌い 「わかる」と「おもしろい」と12.読書 あるいは独房を出て外の暗闇を歩くことが正座して背筋を伸ばして読みたくなるようなところだった。

ところがいつの間にか、好きなはずの分野の本を選んで読んでいるはずなのに、どんな本を読んでも、答え合わせをするような感じになっていったのだ。「おもしろい」ことが保証されているものを選んで読んでいるのに、なぜだろう。
それは、頭のなかに、「おもしろいの理想形」が(もちろん、ひとつではなく複数だけど)できていたからだと思う。「飽きた」のとはちょっと違う。本を探すときに、その理想形に近い「おもしろい」を探してしまっているのだ。読むときも、どこかでその理想形との違いを計るような読み方をしている。

(P223)

本っておもしろい! っていうことに目覚めた人がその場で足踏みを続けて読書からはなれる理由はここにあると語る。面白い本も面白くない本もなくてそれは自分とほんとの間に起こる現象なのだという。
悪い意味で「思っていたのと違う」というのはつまりそういう理想形との比較の結果ということなのか? とか読書が「想像してた面白さ」との答え合わせとか消化試合になることは避けたいなあとか今後を考える。

「おもしろい」の話はあちこちで出てきてすごく興味深かった。思わず今までの読書履歴を思い浮かべる。

あとジャンルの話でうっかりドツボにはまる。

ジャンルという制度は、出版の商業モデルを支え、同時に好尚(嗜好・流行)の基準をも作る。商業制度が好尚にフィードバックして、好尚が拡大再生産される。「ミステリ小説とはこういうものである」という理念があって、しかるのちにその理念にそって商業的制度ができるのではなく、まず制度ができ、そのあと理念が遡って作られる。だから商業ジャンルというものは「気がついたらもうあるもの」だ。

(P82)

型破りな作品はしばしば、小説の一ジャンルとして定着する前に書かれてしまう。商業ジャンルの「定着」は、「同じようなものを何作も読みたい人」が大量にいることを前提として書かれているからだ。そこではドラマ『水戸黄門』のように、徹底したパターンの反復と微細な違いが追求されるようになる。それはジャンルが洗練されて純粋になることを意味する。ジャンルが定着して、読者がジャンルにひとつの型を期待・要求するようになると、ジャンルは純粋になって、初期に持っていた雑種性を失う。(略)ジャンルのファンとは、個々の小説が好きなのではなく、特定のジャンルという抽象的な類を愛する読者だ。

(P95?P96)

ミステリ項のジャンルの話だけどうっかりミステリを別の話題に置き換えたりしてしまう。考える。悩む。
本を読み終わってからもう3日4日経つけどこの辺の話を考えだすとどこどこ深みにはまるようで傷ついたレコードのごとく同じところをぐるぐる回っている。非常にgdgdしている。まだ自分の立ち位置も見えない。
今後も要係争ということで……

  1. 文学少女のネタ元になるとか! []

角川つばさ文庫版 サマーウォーズ

角川つばさ文庫版のサマーウォーズです。
映画未公開地域なのでDVD出るまでに小説読もうと思ってとりあえずこれを。
映画のほうは映画館まで片道1000円程度で行けるなら見にいったんですけど、上映映画館で一番最寄なのが兵庫の西宮か香川の辺鄙なところだったのです1

読書メーター曰く「映画に一番忠実なノベライズ」ということで、偶然にしてはちょうどいいものを読んだ。
とりあえず分かったことはこれ映像でされた日には確実に泣くなということです。DVD見るときは気をつけよう。感想としては「侘助がやばい。駄目すぎる感じがたまらん」というのと「ばあちゃああああん」である。読んだ後角川文庫版のサマーウォーズを探しに行ったけどどこにも売ってなかったのでまた日を改めて……。

『家族同士、手を離さぬように。人生に負けないように。もし、つらいときや苦しいことがあっても、いつもと変わらず家族みんなそろって、ごはんを食べること。一番いけないのは、お腹がすいていることと、ひとりでいることだから。私はあんたたちがいたおかげで、大変幸せでした。ありがとう。じゃあね』

(P165)
  1. 100キロは余裕で離れております。映画のために超遠方まで車をだしてくれるような心優しい同好の友はおりません。 []

 ? やべえ / 

Across The Horizon予告編ということはつまり生誕祭DVDの予告編でもあるわけですがこれやべえええ。
4枚分の予告になるわけなのでとても長いです。冬の伝言とかコンキスタドーレスも聴けます。
じまんぐArkとか6女神による終端の騎士とか生大塚明夫ナレーションとかシャイタンの羽根が生えてるイヴェターンとか色々見れました。サヴァンダンス幻想楽団も国民も皆好きすぎだろう……

後半は真面目に王国風です。王国風。

迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く (GA文庫)

ナンバリングは3でも実際は3(上)と聞いていたので、4が出てからにしようかと思ったけど結局読む。
今回は探索少なめだけど死人はきっちり出るし変化もあるけど雰囲気が凄く淡々としている。
4層へ一気に移動するゴンドラ設置の是非、買取価格の変動、迷宮街を出てからの食い扶持。
なんか死亡フラグのようなものがあちらこちらで見える。続刊がすごく不吉に感じられる。楽しみだ。

迷宮街に縛られる、とは眼前の女性がしばしば口にする言葉だった。(略)人の死は心に降り積もり、いま自分が生きていることへの後ろめたさとその仲間に入る日を待ち望む気持ちを生む。そうして迷宮街に文字通り縛られる。

(P227)

現在使用しているプラグインを書き出してみました。
リンクはしてないので気になるプラグインがあった方は各自ぐぐったりしてください。

PAGE TOP