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6件の投稿

今朝子の晩ごはん—環境チェンジ!篇 (ポプラ文庫)

ブログの書籍化4冊目。2008年7月から12月まで収録。1週間ぐらいかけてちまちま読んだ。
内容としては今日の晩ごはん・政治経済・歌舞伎など・亀の話が多いです。
収録されている期間であったニュースといえばオバマ大統領が誕生したりオリンピックやってたり福田首相突然辞任&麻生内閣発足とか筑紫さんがお亡くなりになったりその辺でかなり動いてます。
麻生元首相については全面的にフルボッコでした。

自然薯の畑栽培の話をやっていて、この前満点青空レストランでやってたなあと思う。
今は山に行かなくても畑で栽培できてて、1分ぐらいで掘れてしまうそうだ。
私が見たのは容器栽培とかいうやつで、縦に伸びるんじゃなくて横に伸びる。あと容器が段になってて、トタン板だったかを除けたらまた下にっていう感じの。土とか育成環境とかはかなり山に近づけるようで。
山でとった自然薯とはまた味が違うけどすごくおいしいらしい。
ていうかあの番組急に新装開店とかいってベッキー最初からいなかったみたいになってるけどなんでだ。

今朝子の晩ごはん—忙中馬あり篇 (ポプラ文庫)

日記本。
縦書きなのと行間字間の詰まり具合が文庫のほうが読みやすい、ということでブログでは読まず文庫化したのちにちまちま読んでいる。08年1月?6月まで。すごく忙しそうだった。

ランちゃんと私は同い年なので(だからなんだ!と怒られそうだが)、要はこちらも青春まっただ中で聞いてたグループだったせいか、ほとんどの曲を歌えてしまうのが我ながらスゴイと思ってしまった(これまた、だからどうした!と言われそうだが)

(P156)

わたしでいうところのSPEEDとか初期寄りのモーニング娘とかか……

翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった (ポプラ文庫)

翻訳家になった経緯、翻訳家の悩み(一人称問題とか)など、「翻訳家とは」の1冊。翻訳のココロ金原Verみたいだな。

ラノベ方面では金原瑞人・秋山瑞人・古橋秀之の金原ゼミ鼎談が載っているので気になる人は読んでみればいいんじゃないかと。あとドルイドさんの人も金原ゼミの人だったんだなとか(あとがきに電撃大賞とか書かれてて、あれ……?とおもった。あの人MFJだったよな。背表紙緑だった気がする。

まず翻訳で食べていくのは、かなり厳しい。たとえば、原稿用紙300枚ぐらいの小説を訳すとする。本の定価が一二〇〇円で、初版部数が五〇〇〇部、印税率が六パーセントとすると(児童書の場合六パーセントぐらいか多く、一般書の場合六パーセント?八パーセントぐらいが多い)、訳者に入ってくるのは三十六万円。

(P132)

翻訳家は圧倒的に女性が多い業界らしい。増刷は期待しないほうがいいとか1冊で2ヶ月はかかるとか、一本でやっていくのは相当厳しいということが語られていた。

「キリスト教の用語はたまに仏教用語と混同されることがあって、翻訳をなさるときは、ぜひ気をつけてください。たとえば、キリスト教では『懺悔』という言葉は使いません。『懺悔』というのは仏教用語ですから」(ちなみに仏教ではこれをさんげと読むらしい)

(P180)

まじでー(゚д゚)とおもった。
そういえばキリスト教は「告解」っていうのがあるもんな……

ガン病棟のピーターラビット (ポプラ文庫)
グインサーガの人の別名義。
2回目のガン告知→入院→治療→退院、それから現状について。なエッセイ。
退院してからとあとがきが重かったな……背中にずしんと来た。

そのお二方のことを思うにつけ、私は「まだ、ガンでよかった」と思わずにいられない。小説書きであり、ジャズピアニストを目指している私にとって、何が恐ろしいといって、今持ってる指と手の「技術」がそこなわれること、そして物語を生み出す源泉である私の「脳」の機能がそこなわれること、これほど恐ろしいことはこの世にありません。

(P142)

今朝子の晩ごはん 嵐の直木賞篇 (ポプラ文庫 ま 1-2)

日記本。
吉原手引草が直木賞受賞したときのこともこの巻に収録されてます。
あと日本の政治のことも微妙に多い。10/8現在の総理大臣のことは嫌いなようなので(安倍首相辞任のところを見ながら)今の状態をどう思ってるんだろうか、とか思いつつ3巻を待ってみる。ぐぐってブログを見ればいい、という話なんだけど。

ところで今日は具体的な仕事の話はヌキにして出版業界の四方山話をしたが、アメリカの出版界はM&Aが非常に盛んで、どんどんと合併が進み、今やほとんどが二大出版社の傘下に収まっているという話を姐さんから聞いて、「何故に日本の出版社は合併しないの?」と尋ねたところ、「そりゃ株を上場してないからですよ」と、いともあっさり答えられた。

(P193)

あ、そういえばと思った件。

角川書店とメディアワークスは別物と思っていたことが私にもありました(具体的に言うと3年ぐらい前まで

三崎日和—いしいしんじのごはん日記2 (新潮文庫 い 76-7)

日記本。
確か先月ぐらいに「物凄く好きそうだけど今買っても読めないからやめとく……!」と思った本。やっぱり買ってしまった。同じ日に「いしいしんじごはんにっき」を買って図書館で日々ごはんの新刊を予約した。

どんだけ「おいしそうなご飯が出てくる日記本」に飢えてるんだ>俺

面白かった……
どこが面白いというのは書きにくいんだけど(だって日記だから)雰囲気がいいよ。キューピー3分間クッキングと乗馬と亀の日々。

漫画家さんの場合は、一社専属のようなかたちで仕事をなさってることも多いようだが、昔はともかく今の作家は大概何社ともつき合いがあるし、担当編集者もある意味ではライバルになるのだけど、一方ではお互いに手を取り合って、大勢の作家を囲うかたちを取っているらしい。以前、某社のとても正直な編集者が「要は編集者同士が手をつないで生け簀を作って、そこで魚を飼っているようなもんなんですよね」と私に洩らして、なるほど! とおおいに納得したのだった。

(P73)
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