三崎日和—いしいしんじのごはん日記2 (新潮文庫 い 76-7)

日記本。
確か先月ぐらいに「物凄く好きそうだけど今買っても読めないからやめとく……!」と思った本。やっぱり買ってしまった。同じ日に「いしいしんじごはんにっき」を買って図書館で日々ごはんの新刊を予約した。

どんだけ「おいしそうなご飯が出てくる日記本」に飢えてるんだ>俺

面白かった……
どこが面白いというのは書きにくいんだけど(だって日記だから)雰囲気がいいよ。キューピー3分間クッキングと乗馬と亀の日々。

漫画家さんの場合は、一社専属のようなかたちで仕事をなさってることも多いようだが、昔はともかく今の作家は大概何社ともつき合いがあるし、担当編集者もある意味ではライバルになるのだけど、一方ではお互いに手を取り合って、大勢の作家を囲うかたちを取っているらしい。以前、某社のとても正直な編集者が「要は編集者同士が手をつないで生け簀を作って、そこで魚を飼っているようなもんなんですよね」と私に洩らして、なるほど! とおおいに納得したのだった。

(P73)