第三次領土拡大遠征記念国王生誕祭DVD中心映画上映会の詳細がやってきました。
昼の部夜の部とかあるのかと思えば20:00?(東京は20:30?)のみの1本のみっぽくないですか。
行くとしたら泊前提ですね分かります。無理! ライブだったら行くんだけどな。
領拡におけるMOTHERみたいにここでしか見れない映像はあると思うんだけどDVDをおとなしく待とうかなあと思う次第。
チケット購入は告知の書き方がいまいちよく分からなかった。
FC先行がないのは分かったけどぴあ限定は先行発売分だけ?
舞台挨拶ありチケットはぴあのみって書いてあるけどその下の一般販売のコンビニ発売の意味は?1
舞台挨拶回は全席指定・入れ替え制とか書いてあって、舞台挨拶は1劇場1回だけなら入れ替え云々は書く必要あるの?
とか疑問が増える余地がある書き方だったけど、どうせ行かないし! と思ってこれ以上調べるのはやめた。
- 舞台挨拶なしチケットは別に記述があるからそのことは違うよね、という [↩]
怪力の姫メイリンは自由に生きられる場所を探して自国を出た。そして賢者の国シーハンで男装してティルーと名乗り、首長ターリの従者となるお話。中華風とかそんな感じなのかなあ。わたしの中でユイ1がモンゴルっぽい感じで再生されたのですが。
わたしの中ではこの話はテンペストと同じカテゴリにあります。
重い話にも分厚い本にもなれそうな話なんだけど、軽めの素早い展開です。その辺もっと詳しく! っていうところがあるんですがこれはこれで美味しいです。想像のための余白です。
ターリは美形かつ頭脳明晰だけど足を悪くして車椅子生活のツンデレでした。ただしデレるのが早い。
ていうかメイリンがデレないこともありターリのほうがよっぽどヒロインポジションだと思いました。
ところでわたしの中ではメイリンというとメタルギアソリッドの彼女です。
「怖かった。人に惹かれていくということはとても恐ろしいことです。あなたはわたしの心にどんどん入り込んでくる。わたしは己の心のままに思いを示すことなど学んでこなかった。でも、あの日、初めて馬に乗せられた夜、あなたの涙を見ました。あれ以来、どうにもかなわなくなってしまった。以来あなたに負けっぱなしです。あなたが私の足に手を伸ばすたび、心がうずいて苦しかった。動かない足が惨めでした」
(P164)
「もし今、あなたそばで、世のならいに従って、男に従う女としてだけ生きるのであれば、わたしはこの2年余りの思いとどう折り合いをつけたらいいのか、……きりきりと己を求めなにかわからぬものを希求した十五からの日々は何だったのでしょうか。……教えて下さい。人はいったい、何をなし、何のために生きるものなのでしょうか」
(P180)
- メイリンが生まれ育った国 [↩]
おひさです|MEGALO VISION 若木未生公式blog
グラハー新書版は来年の早いぐらい予定で、グラハー+薔薇とダイナマイト+書き下ろし番外編で高岡尚メインらしい。今度はテンブランクの高岡尚が見たいなー。
イデアマスターのギター屋短編はAGEの短編っぽい感じでこれ誰だーって思ったんだよな。
あとオーラバはデュアルで発売じゃなくてトクマノベルズらしい。新書レーベルか。
され竜の新刊を見た。また分厚かった。ていうか帯に注意書きがあった。
ゲームで「このゲームには暴力的・グロテスクなシーンが含まれます」って書いてあるのと同じように「暴力的な表現が含まれます」みたいな小さい文字があった。
何よりもどどーんと「アナピヤ」の文字が躍っていたのでIYAAAHAAAとなる。アナピヤの衝撃まだやばい。
マジトラウマ過ぎる。あの話は全部読めなかったですよ。移動中に読んでたので気持ち悪くなりました。
ナタリー - ゴーイング河野丈洋が作家・角田光代と結婚
芸能人は結婚離婚から何から何までお伝えされるけど作家は結婚しか見ない気がするなあ、と。
結婚報告をもって離婚もしてましたていう感じに。伊藤たかみさんが芥川賞とったときに「妻が直木賞獲ってて云々」といってたのを新聞で見た覚えがあったのでいつの間に、とか思いました。
三浦しをん最新情報
三浦しをんさんがあさってBS11の「ベストセラーBOOK TV」に出演するようです。
放送日:10月23日(金)午後8時?8時55分(20:00?20:55)
(ぐぐったらちょうどこのページに当たってうお! と思った。なんというタイミング)
堅実な面白みのシリーズ1作目。
グメーラ伯領に若き司祭ミーナ(本名マライナ)が赴任した。
グメーラ伯領にはパラディール教会がいくら司祭を送り込んでも数ヶ月で逃げ帰ってしまう評判の悪さだった。元々グメーラ伯領は人と妖魔の世界の境界に位置するため怪異が多いことや、15年前に前伯爵に追い返されたとも殺されたともいう司祭の噂から不人気な土地である。
現伯爵ナリスフレイは魔王伯と呼ばれているがミーナが拍子抜けするほど見目麗しい青年貴族だった。
そして赴任翌日からミーナは城で村人を集めた朝の祈りをはじめる。バラディール教会聖職者の朝の祈りは歌うことだ。アルトネリコ的なあれです。
野望のあるミーナ・腹に一物系の青年貴族ナリスフレイ・夜にしか現れない”ナリスフレイの不肖の弟”レイヴェン、そして堅物執事!と。美味しいです。わたしはレイヴェン派です。
欧米方向と同じく聖人あやかり系の名前が多いこの世界では、「光の女神キリヤナ」からつけられた娘は多くてもキリヤナの娘である「光の乙女・穢れた者 マライナ」とつけられる娘は少ない。母は何故この名前をつけたんだろうと思い悩むミーナとか、いずれは魔神ジャイナルに相当するものが出てくるのかとか思うととてもwktkします。
菅生芳光は伯父が経営している古書店・管生書店でバイトをしている。
ある日「先日こちらが甲野十蔵宅から引き取った本の中に、探している本があると聞いたので売ってくれないか。自分は旅行者のためできるだけ早く」と北里可南子と名乗る女性がやってきた。
残しておきたい本というのは100ページ程度の同人誌「壷天」、可南子の亡父・北里参悟/筆名:叶黒白が寄稿した作品が載っているという。間もなくして渡すことが出来たが可南子は続けてこんなことを言った。
「他にも父の作品で探して欲しいものがある。そういう手伝いはしてもらえるだろうか。父が書いたという小説は全5編、1編見つけてもらえればその都度10万円支払う」
叶黒白が書いた作品はどれもリドルストーリーだったという。
芳光は同じくバイトの笙子と一緒に捜索をはじめた。
「リドルストーリー」という単語はこの本ではじめて知りました。本の中で謎が提示され解決は読者に委ねられる形式のことをいうそうです。1全体的な雰囲気として閉塞感が超満ちてたり陰鬱な感じです。儚い羊たちの祝宴と仲が良さそうな感じです。
「アントワープの銃声」については読書メーターで色んな人がこれはロス疑惑がモデルではないか?と書いていたのでこういうのがそうか、と思う。なかなか理解が及ばないところがあったので時間を置いてまた再挑戦したい。
- ちなみにwikipediaによれば、作者が伏線をはったことを忘れたり打ち切りなどで伏線を回収できなかった場合は「意図的に回答を用意しなかった」わけではないのでリドルストーリーとは呼ばないらしい。 [↩]
小説すばるの辻村深月新作なのですがやばいなこれも。
母の赤毛のアン好きが高じてアンと名付けられた田舎の中学2年生の話です。魔王とか!
yomyomの読みきりのアイドルの心得とかも割とそうだったんですが、共感が行きすぎて「よせ、やめろそれ以上言うな!」ていう気分になります。
タイトルは釣りタイトルでした。自腹を切ってないだけで「タダ」では旅行してません。
「私は世界一周がしたいです。これこれやるので旅行資金やパソコンなど世界一周するにあたり必要なものを提供してください」という感じで色んな企業に自分の企画を売りこみプレゼンをして資金を獲得してます。そのため旅行中であってももちろん仕事をしています。
文章のリズムとかテンションが全体的に基本ローで時々上がって時々愚痴っぽいです。
「旅行だけど、100パー遊びの旅行ではない」ため観光より仕事を優先しないといけない時があったり義務としてブログ更新もしないといけません。この行動力は素晴らしいと思いますがkmpの旅行記みたいな「私も行きたい!」と思うような何かがなかったのでその辺がちょっとしょんぼりでした。
前半がなければ本当に「過酷で過密な世界出張」という感じの忙しい旅でした。
colorful - 眉山秋フェスタに行ってきた(3)のエントリの一番最後に載せた写真みたいな、「ピンクとスカイブルーが混ざった日没後数十分しか見られない幻想的な空が見える時間帯」のことをマジックアワーというそうですよ。英語でトワイライト、ということは逢魔時か。
99ページ!
インパクト大賞でした。雨悪は大変だ。
カシュヴァーン様可愛いよカシュヴァーン様。ていうか表紙のカシュヴァーン様超若い。
冒頭から指輪サイズを測ろうとしているところがとてもにやにやする。
わたしカシュヴァーン様は女になったらプリハーのジルみたいになると思うんだ。(※ただし平静時に限る)
もっとわたしを可愛がりなさいともっと俺だけを特別に扱えは方向が似ていると思うのだ。
(↑白文字はプリハー最新刊1ジルの台詞が沈んでます
アリシアの「カシュヴァーン様はたぶん上手」とか子作り関係がわたしの腹筋超大打撃だった。死ぬ。
あと夫婦べろちゅーしすぎ。ノーラとティルは可愛い。
悪食大公グラネウスは死神姫のなかにおいてかなり真っ当な大人ですね。そして随分多才ですね。
服とかのセンスはあれですが。
あとラグラドールを見るたびにラブラドールと一瞬読み違える私の目はなんとかなりませんか。
「……ああ、そうだぞ。俺より先にあいつにしてはいけないことだったんだぞ。だからといってこれからはしていいという訳じゃないからな。くそ、俺だって本当は仕事なんかせずに、ずっとお前といちゃいちゃしていたいんだからな」
(P152)
- 現時点での [↩]
本3冊分と連載2つ分を収録したエッセイ。
ジローラモはたまにナイナイの番組に出てるLEONの人というイメージしかなくてどんなひとか初めて知る。
エッセイは主にナポリの生活や食べ物や人々の話など。
一つの話は短いですが量があるのでとても読み甲斐があります。そしておもろいです。
いつぞやにニュースで「市内で真のナポリピッツァ協会から認定を受けた専門店がある」というのをみたのであれをいつか食べてみたいものです。あとブリオッシュ1がきになります。
ていうか夫婦喧嘩のターンがおもしろすぎた。
皆玄関前の中庭を覗き込んでいる。何かと思えばこれから夫婦喧嘩がはじまる。
門番のおっさんが「喧嘩がはじまるぞ」とにやにやし夫の名前、妻の名前、夫の罪状が解説される。
妻が旦那を罵る。野次馬共感の声を上げる。妻色んなものを投げる。夫それらを避ける。門番が実況する。
夫、反撃に出る。妻噛み付く。夫悲鳴を上げる。門番がそれらを実況する。
どれほど時間が経ったろうか、今は土下座姿勢のヴィットーリオと見つめ合っていたティティーナが、ぽとりと包丁を落とし、愛する夫に駆け寄るとワっと泣きついた。それを受けてヴィットーリオも、ぐいと妻を抱きしめる。
(P189)
ただの夫婦喧嘩なのになんだろうこのよくできたドラマチック。
ナポリってそういえばイタリアのどの辺だろうと思ってぐぐってみたら南イタリアなんですね。
それを知った直後に「いったいなにが言いたいんだ、コノヤロー」(P114)とでてきたのでトマトが飛んでくるような思いでした。
これはジェスチャーの項にあったんだけど、はじまりが「ドイツ兵と日本兵とイタリア兵が捕虜になりました。椅子に縛りつけられて拷問されています。さて、誰が最後まで軍事機密を漏らさなかったでしょう?」(P110)というのにげふふふんとなる。ちなみに答えはイタリア人だそうです。そのこころはジェスチャーができないから。特にナポリ人はジェスチャーがすごく発達してるんだそうです。
「彼はロマーノ(ローマ人)で地理的にもナポリとは遠くなかったので」(P200)とか出てきたときにはやばい! とおもった。トマティーナ開催モードである。
日本の団体のことを陰でなんて呼んでいるか知ってますか。「羊」。イタリアでは羊はけっして良いイメージではない。羊は群れをなしていて、1匹が崖から飛び降りると、それに続いてみんな飛び降りて死んじゃうんだ。
(P85)
「はい、グアルダーテ ルッチェリーノ(小鳥ちゃんちゃんと見てください=写真を撮る時に使う言葉)」
(P183)
- パンにジェラート挟んだやつ [↩]