何が起こったのかと思った。
どうも昨晩のマツコ会議 (「コスプレイヤーが殺到する栃木県の旅館」)でKも紹介されたようだった。
Kはわたしの中では不思議な立ち位置の作品で、さほど優先順位高くない顔をしてリソースをもぎ取っている。アニメ1期2期映画8本舞台も東京公演のみだった最初以外は全部現地で見た 。
Kとは
宮沢龍生、壁井ユカコ、高橋弥七郎、あざの耕平、古橋秀之、鈴木鈴、来楽零の作家からなる創作者集団「GoRA」と「GoHands」が作ったオリジナルアニメです。
パラレルワールドの現代日本を舞台に、7人の「王」の下へ集った異能力者の交流や戦いを描いた群像劇で、物語はある冬の日、赤の王率いるクラン< <吠舞羅>>(ほむら)の幹部十束多々良が射殺されたことからはじまります。
dアニメストア・hulu・バンチャその他各種動画配信サイトで見られますのでどうぞ。
配信サイト一覧|「K SEVEN STORIES」オフィシャルサイト
たぶん1期の1話は「背景の青綺麗だなー」と思ってたら終わります。いや本当に一気にガッと出てくるので何が始まったのか分からないうちに終わるので、90分(3話分)ぐらい見てから進むか切るか決めてほしい。
原作者集団が小説家のせいか、ノベライズ作品がめちゃくちゃあります。コミカライズもいっぱいあります。コミカライズ担当にはローランに名前が知れ渡っている鳥飼大明神もいる。一覧はこちらが分かりやすいです。
「K」シリーズ | GoRA PROJECT
ドラマCDもいくつかあって、トレーディングドラマCDとかもあった。去年のAGFでうたプリもやっていて話題に上がることも多くなんか懐かしかった。
で、本エントリの本題はここからですが、「K」原作履修済の人に対する次のオススメ です。
舞台K
いきなり2.5次元から。びっくりするほどアニメに忠実な舞台化で、脚本演出はTRUMPシリーズ・舞台刀剣乱舞を手掛けている末満健一氏です。
(原作で死なない)人は死にませんが、草薙氏が女装したりめっちゃすごい殺陣があったり、先日の刀ステ維伝も舞台装置がぐるぐる動いて殺陣があってすごかったのは記憶に新しいけど、あんな感じでアニメ2期の「赤の王」と「緑の王」が塔の中を飛び交うシーンも見事に再現されてます。
わたしは2代目伏見が好きなので&八田と伏見が好きなのでLOST SMALL WORLD推し。
ちなみに2代目伏見は安西慎太郎で初代は鈴木拡樹。理由は「安西伏見のほうがより伏見のキモさが出ていて素晴らしいから」
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VIDEO
あと何が素晴らしいって荒牧慶彦氏演じる伏見仁希(伏見の父)がものすごく解釈あっていた。仁希は小説上にしか登場しないキャラクター だけどこのビジュアル、この歩き方、びっくりするほど猿比古との血のつながりを感じた。
2.43
GoRAイエローこと壁井さんの最新作で、アニメ化も決定している地方のバレー部が春高を目指す作品です。小説です。
分かりやすく言うとハイキューを小説でやってる感じです。あれは仙台だけどこれは福井です。
星鳴エコーズ
ソシャゲです。要するに現代学園異能です。
空から降り注いだ災いの種、世界各地に災いを及ぼす塔が出現するようになったパラレル現代日本が舞台で、塔と対抗できる異能力を持つ10代少年少女の群像劇です。
メインストーリー担当
宮沢龍生、高橋弥七郎
ゲーム内サブストーリー担当(一部抜粋)
鈴木鈴、古橋秀之、来楽零
とGoRAを構成する多くの作家がストーリーを担当しているので、Kの物語が好きな人は気に入る要素がいくらかあるのではないかと思います。
これは先日派手マ エントリを書いたのでこちらをご覧ください。
星鳴エコーズはいいぞという話をします #星エコ colorful
Kの今後の展開
K1期のノベライズが来楽零さん担当で2020年春発売されるそうです。
随分凝った作りの分厚いハードカバー作品だそうで、3000円ぐらいしてもおかしくないなと思ったところです。「販売方法等は、関係各所と鋭意調整中です」と書かれているのが気になるところですが、イベント会場で手売りしたこともあるKなので予約注文できる販売形式だといいなと思います。