カテゴリー「 一般文庫 」の記事
218件の投稿
友衛遊馬は東京にある弓道・剣道・茶道(メインは茶道)家元の長男で、将来のため京都の大学を受験するように言われていたが5つとも不合格。
と家族には言っていたが、実のところは車の免許を取ったりライブにいったり5つ中4つは受験さえもしていなかった。それを知った父は激怒。比叡山に修行に出されるところを逃げ出し、友達の家に転がり込んだが色々あってあれほど嫌だった京都に行き、生活の拠点を置くこととなる。
特に派手な展開はないし、茶道のことは全くもってわからないけど面白かったなー。京都が舞台なので喋りのメインは京都弁です。京都弁聞くだけでも気分悪いわーっていう遊馬が根っこをおろしていくところが面白い。
そして今ぎゃーーってなったことには帯の折り返しの部分が続編連載中の宣伝なんだけどそのあらすじがさらっとネタバレだ……そんなに重大じゃないけどこれは……
日記本。
吉原手引草が直木賞受賞したときのこともこの巻に収録されてます。
あと日本の政治のことも微妙に多い。10/8現在の総理大臣のことは嫌いなようなので(安倍首相辞任のところを見ながら)今の状態をどう思ってるんだろうか、とか思いつつ3巻を待ってみる。ぐぐってブログを見ればいい、という話なんだけど。
ところで今日は具体的な仕事の話はヌキにして出版業界の四方山話をしたが、アメリカの出版界はM&Aが非常に盛んで、どんどんと合併が進み、今やほとんどが二大出版社の傘下に収まっているという話を姐さんから聞いて、「何故に日本の出版社は合併しないの?」と尋ねたところ、「そりゃ株を上場してないからですよ」と、いともあっさり答えられた。
(P193)
あ、そういえばと思った件。
角川書店とメディアワークスは別物と思っていたことが私にもありました(具体的に言うと3年ぐらい前まで
実は読んでなかったんだよ乙一デビュー作。
9歳の夏の日だった。木の上にいた五月は弥生に押されて地面に落ちて死んでしまった。弥生とその兄、健は五月の死体を隠そうと奔走する。というのが五月視点で語られる。
しかし私雰囲気もえとしては「優子」のほうが好きだ。
戦争が終わって間もないころ、鳥越家で住み込みで働くようになった清音と主人夫婦の話。
旦那様も奥様も変な方だ。清音は思う。政義も優子も自分の前ではわざと襖を開けないようにしている気がして清音はたまらなかった。自分の廊下を歩く、きゅ、きゅ、という板のこすれあう音に二人耳をすませて警戒でもしていそうで、背筋がぞくりとなった。鳥越家の長く薄暗い湿った廊下は遠くのほうや隅っこのほうに闇が溜まり、その中にたまらなく嫌な視線を感じてしまう瞬間がこの家に来て何度かあった。
(優子 P153)