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暁天の星—鬼籍通覧 (講談社ノベルス)

ちょっとこう背筋がぞおっとする話が読みたくなったので久しぶりに。
法医学教室事件ファイルと書くと2時間ものサスペンスドラマ風ですがかなりホラー寄りです。

3章の解剖のシーンはしかし何回読んでもギャーとなる。間に休憩が必要だ。
考えるんじゃない、流すんだ。流さないと生々しく想像してしまって死ぬ。
生々しく想像できるほど解剖のシーンはかなり丁寧です。
普通に過ごすならばお近づきになることのない職業を垣間見れます。

そして4章5章とギャーギャーと言いまくりである。
「末恐ろしいラスト」本なので個人的にはこの時期とてもオススメしたい。
ただし死体の描写が詳細に書かれていても読める人限定。



エッセイ。
あの話やこの話はこういうところから生まれたのかなあと思いながら読み。



「吸血鬼の名前」という本筋には全く関係ないところに盛大に吹いた
第3章冒頭のオルト相手に次々に討ち死にしていくアストラル社員のシーンが好きだ。
いつきも「社長」らしい人になってきたなあ。

猫屋敷とみかんに出番を(゚д゚)人



1巻面白かったので2巻はノーチェックで買ってみたんですが、これは……
3巻はよっぽど惹かれる要素がない限り買うことはなさそうです。

あらすじに「逆ハーレム冒険譚」と書いてあるけど、どのへんが?と思った。
「逆ハーレム」というよりは「男系家族、末っ子は女の子」だと思います。恋愛要素は空気程度。
今回は風呂敷を広げる巻という感じを受けました。ひたすら種をまくだけ。

↓は読んでて気になったことについて。ネタバレを著しく含んでます(文字白くしてますが
褒めてる感想じゃないのでこの話が好きな人はご注意ください。
 
 

果てなき誓いを刻み込め—少年陰陽師 (角川ビーンズ文庫)

少年陰陽師19巻目、珂神編完結編
しおりに

  参
初回限定御札

と書いてあったんですがこれ何種類かあったりするんですかね?
他の本確認してないので分かりませんが。
ていうか知ってたんなら全部見て一番いいの買ってきたけど。
ちなみに私は若晴明でした。これはこれはなかなか(*´∀`)
書下ろしじゃなくてDVDジャケット絵みたいですよ。 

珂神編が好きな人はここより下は読まないほうがいいかも。
 

ショート・トリップ (集英社文庫 も 27-2)

これの文庫版きたこれ!!!
懐かしいぜ……何気にこれリアルタイム組なんだ。DIVEとかと一緒に読んでた。
何故かいしいしんじのエッセイもついてくる。

ショートショートが48編入ってます。単行本で出てた時より8編増えた。
元々は中学生新聞で連載されていたもので、タイトルの通り旅に出ている人とか
旅に出される人とかの話が多いです。

脱サラの2人・ファンタジア・Traumaが好きです。
ていうかファンタジアこのネタはやって大丈夫なんかなーと思ったけど
ミッキーマウスの憂鬱みたいな本があるからまだありなんだろうなあ。

三浦しをんは何出しても枕詞みたいに「直木賞作家」とついてくるのに
森絵都はついてこないのな。

秘密の花園 (新潮文庫 み 34-4)

エスカレータ式のカトリックの女子高に通う3人の女の子の話。
と書くと某マリ見てのようですが全く別物です。
那由多の話を読んでしばらく積み上げていたのを久しぶりに読み直す。
翠の話が好き。

あれはなんなのだろう。本という同じ趣味で結ばれているから?私は本を読まないから分からないけれど、本好きというだけであんなに、精神的な双子みたいに感応しあうものだろうか。友情というには濃密で、恋愛というにはあまりに素っ気無い。

(P105)

つまり私とはやきさんであると⊂´⌒つ。Д。)つ

買った本(漫画含む):10冊
読んだ本:50冊
(ラノベ:35冊 一般文芸:12冊 児童文学:1冊 新書:1冊 文庫:1冊)

封殺鬼祭りが開催されてたからね……(ラノベ35冊はほぼ封殺鬼です。28?2+1?)

モンスターズ・イン・パラダイス 2 (2)

中編集?
連作中篇とでもいうべきなのか。

32分の1のサイレン
これはいい逆転裁判ですね

赤革の手帳
ミリシャ!ミリシャ!

クリームソーダ・ウォーズ
赤革の手帳が凄い終わり方をしたので一服の清涼剤。

1巻と比べればカートとジョエル以外の同僚のやりとりが普通っぽくて
いい感じだ。甘いものを渡したりこれカートっぽくねーとか。
読んだ後ふと思い出したのだが(゚д゚)……
カートにツンヘコの称号を付けたい(元ネタby夜桜四重奏)
普段はツンツンしてるのに大概何かしらへこんでる。
だって1巻とかどう見ても(ry

さて最終巻を待とう。

小説以外

恩田陸成分解析
小説以外のことがたくさん詰まっています。

時々、絶対に不可能だけどこんなことができたらと夢想することの一つに、生まれてから現在までに読んだ本を、読んだ順番に全部目の前に並べて見せてくれる図書館があったらな、というのがある。一人一人の記憶の中の、本の図書館。自分のも見たいけれど、興味がある他人のも、こっそり夜中に本棚の間を歩き回って見てみたい

(P159)

個人読書ライブラリーほしいなああ

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