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ベネズエラ・ビター・マイ・スウィートに続く2冊目。
前巻が綺麗に終わってるのにどうやって続けるんだと思ったら同じ世界観の別の人物が主人公でした。
前巻はイケニエビトの話でしたが、今回はタマシイビトの話です。
今回は恋愛です。明海と実祈もちょっと出てきます。
あと背景として事件も起こってます。京都で起こる連続殺人事件、通称首もぎ殺人。
首がとんでもない力でもぎとったような酷い避け方をしており、現在4件発生しておりそのいずれもが身元不明。
チャチャは"調子に乗っているところを見ると親切心からその鼻を折ってやりたい"性分の持ち主で、周りからは「女帝」「魔性の女」と呼ばれる大変に口の悪い女の子だった。
そのチャチャと小学校からの付き合いの晴之がメインの2人。
チャチャ弟がまた攻撃の矛先になりがちで女装の上妊娠検査薬を買いに行かされたりとよくできた不憫なこです。
○○すぎのところが異様につぼりました。あの頃に戻れなすぎとか僕が壊れすぎ&君を壊しすぎとか。というか読んでたらとてもクレープが食べたくなりました。
どっちかといえばベネズエラのほうが好みですが、こちらもよいです。
ていうかチャチャという名前は脳内では先に某赤ずきんが来るので大変でした。
「「しっぽ髪のお姉ちゃんと仲良くしすぎないほうがいいよ。
じゃないと消えちゃうかもしれないよ。
誰にも覚えてもらえなくなるかもしれないよ。
それは本当に寂しくて寂しくてたまらないことなんだよ。
それでもいいの?」」(P58)
双子もしくは双子的なキャラというのはよいですね。
哲朗が格好良すぎる件。
というか私は1巻から哲朗(とエビチリ)が好き過ぎる件。
3巻で解消されたのかと思ったらナオはやっぱりナオでした。
「ああ、そうか。別の女か。ナオはほんと女にだらしねえからな」
「僕もそう思う。ナオミはもっとしゃんとしないと」
「ジュリー。こういうろくでなしの隣にいると幸せになれねえぞ。もっといい相手見つけろ」(P40)
もう本当にこれに尽きるよねっていう。
コリアム@ちょーシリーズがにょきっと生えて「だからあなたはろくでなしなのよ」って言って去っていった!
ナオが家にやってきたときの真冬が可愛らしいです。というか地味に日登美がおもろいな。超淡々としてる。
「おれァ好きな女を最後までつかまえてらんなかったの! おまえのそのクソへタレは遺伝だ、ほんとごめんな! ガキは親を選べねえからそこはあきらめろ! でも、おまえはまだ間に合うから! 間に合わせるから!」
(P287)
「手拍子で、ゴスペル風で、クイーンで、合唱曲にできる歌だ。そんなの一曲しかない」
千晶には一瞬で通じた。二人の声がぴったり重なったからだ。
「『愛にすべてを』だ」(P36)
手拍子でゴスペル風で合唱曲にできる歌つったら「Hail holy queen」だよねって思ってたらそのものがでてきたから超びびった。
ちなみに今回はそれっぽい雰囲気を出すために我が家にある唯一のクラシックなCDである「のだめオーケストラ」LIVE!をかけてました。
殺人的鈍さだったナオもようやく落ち着くべきところに落ち着きました。
カラーページのゴシック真冬は一瞬ヴィクトリカかよ!?と思いました。
あと私は哲朗とエビチリが好きすぎるのでどうかしたほうがいいと思います。






