鴨川貴族邸宅の茶飯事?恋する乙女、先斗町通二条上ル (メディアワークス文庫)

京都が舞台ですよと銘打たれていますが『京都らしい何か』があるわけではありません。
「謎解きはディナーの後で」フォロワーではありませんしモリミーフォロワーでもありません。
表紙やあらすじから想像するようなことはあまり登場しません。
トンデモ設定が含まれます。

以下は100ページ目ぐらいまでの内容でざっくりとしたあらすじなんですが一応伏せる。

シンデレラコンプレックスをこじらせて未婚少子化が著しく高まった日本で、日本人を絶滅させないために「理想の王子様なんてこの世にいません!」ということを知らしめるための治療施設がこの貴族邸宅サロンです。
執事は皆「国家執事」と呼ばれる人でシンデレラコンプレックス罹患女性を誑かせてこっぴどく振って「王子様がいないことを知らしめ、今度は本当の恋に目覚めさせる」のがおしごとです。
メインに出てくる執事は4人、それから新人執事として働き始めた殺人拳の使い手で脳筋の真坂と、超売れっ子少女漫画家で常連客の衣緒。衣緒の描く少女漫画は女性を次々と(2次元のキャラクターに恋するという意味合いでの)「腐女子」へと変えて1未婚少子化がさらに進む! 彼女のシンデレラコンプレックスをまず治すのだ!

「理想の王子様」なんぞいないが理不尽な振られ方をされたらそっちのほうが恋することに対して引っ込み思案になりませんか! とりあえずいいたいことはMW文庫であらすじ詐欺とかやめていただきたい!
このあらすじは綺麗な物語すぎる。

  1. それは腐ではない。 []