プリンセスハーツ 〜これが最後の恋の巻〜 (ルルル文庫)

よく転がりました。最初から最後までクライマックス過ぎる。
いやルシードあなたなにトイレ密偵してるわエヴァリオットの声が微妙に聞こえてるわなんで剣抜いているのwwwwにはじまり「密接しました」とか。つかジルは「精霊の子」と呼ばれていたということはヘスペリアンですかヘスペリアンなんですか。

「お前は俺に心臓をくれたんだ。だから、お前の"刻"はこれからもずっと俺のものだ。違うか」

(P183)

脳内で「年月なんか数えるなこの李歐が時計だ。あんたの心臓に入っている」「惚れたっていえよ」が駆け巡っていく。わたしはそろそろ李歐に再挑戦してもいいんじゃないだろうか。
いやここ名乗りとか宣言とか檄を飛ばすとかそういうシーンのルシードは超かっこいいな。めろめろである。
人たらしが人たらしであるゆえんである。

オースの本人知らぬままにケイカ好きすぎるところとか超にやにやした。
しかし「『私の』ルシード」とかご褒美過ぎる! ご褒美過ぎる! 超転がった。

最終章突入ということであと3冊ぐらいだろうか。あとがきの某シリーズは銃姫だな。