BBB短編集。ミミコ調停屋としてがんばる、の1冊。
ほかの巻より短編が少ない分番外編が多い。そしてこの番外編がとても好き。
舞台は20世紀後半。主に第二次世界大戦ぐらいからWindowsとかができるまで。ショートショートっぽくあっちこっちのキャラのその時代の様子が見られる。
ミミコの、あっけらかんとした懐の深さと慈愛。ジローのしなやかな自制心と経験。その他、いろんな要素が絶妙に重なり合ってできあがった共生だ。百年以上生きてきた中で、こんな風な暮らしはなかった。
正直、居心地が良いのである。
だから、あえて明確な線を引かずに来た。
(P140)
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