タグ「 あざの耕平 」の記事

27件の投稿

東京レイヴンズ8  over-cry (富士見ファンタジア文庫)

新刊が出るよーということで積んでるのを崩す。
夏目の性別がばれたところから。京子と夏目が友達になったーのところで転がる。
わたしこういう「紆余曲折あって友情を再確認する女の子二人」って言う構図がすごく好きなのかもしれないという認識をもつ。一方で至道が復活していたり、ほんとうの夜光の転生というのは……そしてあのラストという。リアルタイムで読まなくてある意味正解だったのか?(いやたぶん読んでも楽しかったと思う)という怒涛の展開だった。あのタイミングでの告白ってせつねえ……。幼馴染ってすごい。楽しかったなー。

東京レイヴンズ7_DARKNESS_EMERGE_ (富士見ファンタジア文庫)

かなり厚め(あとがき抜き452ページ)なんですがいや面白かった面白かった。
相変わらず大人組がばちばちしてるしシェイバ戦の春虎がきゃーきゃーいうレベル。バトルがおもろいのはいい。陰謀が絡み合う展開はご馳走過ぎてやばい。

鏡と春虎が「仲は悪いけどバイクの話で興味一致」な感じが男子っぽくていいと思います。

東京レイヴンズ6  Black Shaman ASSAULT (富士見ファンタジア文庫)

春虎と夏目がギクシャクしている中、陰陽庁では上巳の再祓以来の「D」からの宣戦布告が届く。
狙いは土御門夜光の遺産「鴉羽織」で陰陽庁に保管されているが陰陽塾に保管されいているとの噂もある。

今回は短編を挟まない1冊まるごと不穏な動きでバトルバトルしてたので大変楽しい。
おっさんががんばりだした! 襲撃! とか高位のものによる戦いとかとても燃えます。呪術バトルだ!
しかし鈴鹿は可愛いな。

東京レイヴンズ5  days in nest II & GIRL AGAIN (富士見ファンタジア文庫)

短編4つと本編、みたいな感じの4巻と同じ構成。
相変わらず夏目が夏目でした。全部もって行く気だな。モッテカレター。
幼馴染みらしい「病気の看病1」「嫉妬2」「わいわい鍋と飲酒3」と、夏目が可愛いです。ちょっと行動がアレでしたが可愛いです。

京子と鈴鹿がなかなか美味いことがわかりました。学園パートになると京子>鈴鹿>夏目>春虎 っぽいです。
でも春虎→北斗のあれこれがもう、布団の上でびったんびったんと転がった。転がるしかなかった。なんだあのピュアピュア。死ねる。ラブコメしやがって! ラブコメしやがって!

  1. ただし方法がちょっとアレ []
  2. 対抗方法がとてもアレ []
  3. 飲んだ後の行動がアレ []

東京レイヴンズ4 GIRL RETURN & days in nest ? (富士見ファンタジア文庫)

長編(前編)と短編4つ。
鈴鹿可愛いなーははは。でもそれをぶっちぎって夏目がアホ可愛い子だ。春虎はアホ格好いい子です。似た子です。夏目に気づいた鈴鹿のシーンが好きなんですが、基本的には夏目が愛しい1冊でした。
あとまさかの貴腐人。最近TLがリアルファンタジーで毎日がネタの嵐です。

東京レイヴンズ2  RAVEN゛s NEST (富士見ファンタジア文庫 あ 2-5-2)

直筆お札しおりが大変にツボにはまった。とても同意である。
1巻も面白かったけど2巻もちょうおもろい。

一言で言うと「夏目可愛い」なのである。春虎と冬児の転校を超喜んでるところとか、京子と仲良く喋ってるところを見てやきもきしてみたり、あっという間にクラスに馴染んでる春虎を見て羨ましく思ったり、ラスト付近のあれとか、とにかく夏目が可愛い。57ページの挿絵がぐっじょぶである!!!

春虎がよい熱血です。よい熱血です。春虎VS京子のときの「自分が陰陽師になるのを第1に優先させてもらう」のところがかっこいいです。めろーん。

神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと真夜中のカルテット (GA文庫)

これでおしまいとか超残念である。もっと読みたかった。
スランプになったサリエル先生超わらった。XJAPANもどきになったかと思えば一人称に著しい変動が出る程度に自信喪失。しかし62ページ付近はぐっじょぶだな。

東京レイヴンズ1  SHAMAN*CLAN (富士見ファンタジア文庫)

現代で陰陽師で熱血な感じの鈍感主人公と元気な少女と悪友な男友達と。
お祭りで射的のシーンは凄いな! あのシーンは凄く好きだな!
霊的災害とか言われたら始まりはいつも不自然を思い出す。

あらすじもちゃんと読んだはずなのに帯を見て、途中読むまでいろいろあったすえに北斗が1回死んで春虎の式神になるルートが見えていた。わたしの妄想能力意味が分からない。

BLACK BLOOD BROTHERS11  —ブラック・ブラッド・ブラザーズ 賢者転生— (富士見ファンタジア文庫)

とある吸血鬼の兄弟の話 最終巻。
九龍の血統が格好よすぎる件。特にザザとカーサ。戦いとか散り方とかなんだこれ(゚д゚)
ジローを特区に迎え入れるミミコとかバウワウ卿とかとてもきゅんとした。
あとはもう全部何もかも「すごかった」で言い表せてしまうので、余分なことを書くのはやめておく。
まだ物語を反芻している。あとがきのあれこれがまたどっかで見られるといいなあと思いつつ。

「君は……高潔すぎるから。僕には眩しすぎて……」
ゆっくりと、目の前の運河を、空から降り注ぐ日差しが過ぎった。
その瞬間、鈍色に見えた河面が、キラキラと黄金色に輝いた。
美しい光。しかし、あの光にカーサたちが触れることは許されない。あれは太陽の光。命を育む、聖なる光だ。

(P428)

「ワイン。私はリズとの約束を守れなかった。けど、お前が生きていてくれるから、少しは彼女にも顔向けができる。愛してるよ。お前のことを、私は心から愛している。だから生きてくれ。そして許してくれ。辛いとわかっているのに、一人で生きろなんて言う、私のことを」

(P476)

神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師 (GA文庫)

ポリ銀2冊目。
目次ページめくったところでふき出した。SDキャラネタできゅんときたのは3話4話間のシャルマです。
連作短編。アマディアの昔の友達が出てきたりサリエルのかつての相方今プロデューサーが出てきたり。

好きなのは2話です。コジは常識派寄りだと思っていたけどその結論がこれだよ!
秘めたる力とか選ばれし宿命とか羽の数をどさくさまぎれに増やせとか死ぬ。
あとギャグとシリアスのギャップがすさまじいですね。バトルらしいバトルは今回はなしです。

「全力で行け、モモ! 狙うはポスト・コーティカルテだ!」
「ボクの声優は誰でしょう! 栄光の未来がうひょー!」
「今度こそポリ銀シリーズ開幕だ! カバーも全部掛け替えニャー!」
「違うんです、部長! これには訳がっ。深い深い訳が!?」

(P134)

淡く、漠然としているが、美しく尊いもの。なんの力も持たない代わりに、未来に向かう支えになるもの。
そんな掛け替えのない——他人から見ればがらくたに過ぎなくとも、当人に取っては宝石に勝る大切なものを、粉々に砕くひと言だ。

(P243)
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