ブック×マーク! (ガガガ文庫)

図書館が舞台と聞いて!
菅原真は生徒指導の先生に呼び出され「テストが赤点スレスレ」「読解力が足りなすぎる」「このままでは受験で困る」ということで追試代わりに読書感想文を提出することになった。
本を借りるため帰りに迷い込んだのが異界図書館だった。
真はこの図書館の意志(ニカ様とかオラクルみたいなもんだなーと思った)に選ばれて司書として働くことになった。
本の中身が実体化したり中に入れたりするのですが、いきなりテンプレなサービスシーンがあったり

ズゴーン、ズゴーン!
ダダーン、パンパン、バーン!
耳をつんざく轟音。

(P184)

擬音語オンリーなシーンがあったのでなんだこれはーと思った。ちょっと合わなかったです。

1/4 23:12?1/6に当サイトにおいでになられた方はウィルス・マルウェアなどのチェックをお願いします。

index.*のファイルの一部が改竄されサイズ0のインラインフレームが仕込まれておりました。
インラインフレームの先がマルウェアに繋がっているという、ROのアカハックの件と似た感じのものでした。(ちなみに繋がる先は危険サイトリスト一覧には載ってないところでした
参考:リネージュ資料室
このたびはご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
(この記事は1週間ほど上部に表示しておきます

黒水村 (一迅社文庫)

ラノベでホラー。
出席日数不足、登校拒否、もしくは生活態度に問題ありなど進級に難があるもの+希望者で人里はなれた過疎村へ行き夏休みのうち1週間を過ごす。畑仕事を手伝い、過疎村の生活環境をレポートとして提出すれば進級できるようにするという救済措置だ。
電気なし・携帯圏外・電話は病院にしかない・食べ物はアカモロという村で育つ果実。
村の禁忌、不気味な童謡、謎の果実。前半は「シナリオ系期間限定PBCみたいだ!」ととてもときめいたのですが、後半は広げた風呂敷畳みますみたいな展開と黒幕が喋りすぎなのがちょっと……でした。

火村英生に捧げる犯罪

掌編から中編まで。火村さんが助教授から准教授になってしまわれたー。
「雷雨の庭で」「鸚鵡返し」「火村英生に捧げる犯罪」「偽りのペア」の辺りがすきだなー。

少女小説人気アンケートの時期となりました。普段各種ランキングでは一部を除きあんまり脚光を浴びない少女小説限定ランキングです。
投票期間は1月末まです。

ちなみに私が投票したのは以下の5冊です。

オペラ・アウローラ—君が見る暁の火 (角川ビーンズ文庫)ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。 (一迅社文庫 アイリス こ 3-1)死神姫の再婚 -私の可愛い王子様- (B’s‐LOG文庫)封殺鬼—鵺子ドリ鳴イタ〈4〉 (ルルル文庫)我に捧げよ至高の愛 (コバルト文庫)

小さな男 * 静かな声

今月文庫落ち祭りが控えてる吉田篤弘の新刊。
メインは2人。
百貨店の寝具売り場に勤務し<ロンリー・ハーツ読書倶楽部>に籍を置く「小さな男」
日曜の夜、深夜1時から「静かな声」という2時間の台本なし生放送のラジオ番組をやることになった静香

ゆるっとリンクしつつ、交互に語り手が変わりながら進んでいく。
吉田篤弘作品ですという感じの。静かな声#7の「夜中に赤い手帳を読み上げる静かな声」がとてもつぼだった。「間違って撃ちました」とか。

しかし、読書はいい。この素晴らしき「ロンリー・ハート」な夕方の読書よ!

(P189)

「違うの? だって、ちょうど人が寝静まる頃にさ、姉貴の声を聴く人がラジオのスイッチを入れるわけじゃない? あっちこっちでさ。ラジオってスイッチを入れると赤い小さなランプが灯ったりしない? 暗い夜を過ごしている人たちにはそのラジオの小さな赤い灯が街灯みたいなもんじゃないの? だから、姉貴こそ点燈夫じゃないのかね(以下略)」

(P325)

光炎のウィザード  魔法学園は年中無休 (角川ビーンズ文庫)

短編集。
ザビ買っているので基本読んでますが、駆け落ちは夜行列車で(元・比翼連理にはまだ遠い)は加筆修正が結構あったような……。雑誌掲載時点ではゼストガはまだ出てないはずなので。なんか雰囲気的にゼストガが多い気がします。
ヤムセはあっちこっちに出てくるし、過去編の主人公だったり、最後に笑いを落としていくのでとてもおいしいのですが。
短編の間に挟まれる掌編(これは書き下ろし)のミカ&イルザークにとてもときめいた。
学長のオルディナ(初登場だと思う。書き下ろし短編に出てくる)とロードマスターがいい狸。

「だって、これは投資だろう? なら、回収できないと俺の損になる」

(P110)

この短編集と来月の新刊で全プレだそうです。書き下ろし小冊子+カバーイラスト複製原画。
応募するしか!とおもった。私宮城とおこバカなので。
ちょーシリーズ読み始めたのも天空の剣に手を出したのもすべて「挿絵が宮城とおこだったから」中学校とか、10代のうちにハマったものというのは強いですね。

儚い羊たちの祝宴

どっかで見た「そんなことで殺すなよシリーズ」というのがとても印象に残ってる。
短編集。今よりちょっと昔の、屋敷のお嬢さまとその使用人の話。
「身内に不幸がありまして」を何気なく読んだときのあの衝撃。
そのびびりまくったあとに書いたのがこれ。

順番つけるなら「身内に不幸がありまして」>「玉野五十鈴の誉れ」>「儚い羊たちの祝宴」>「北の館の罪人」>「山荘秘聞」
いい狂気だった。いい黒さだった。最近黒いの補給してなかったんだわ……。

作中にいろんなミステリ作品が出てくるけど、どれも「名前は知ってるけど読んだことはない」のばっかりで、これもしかして読んでたらきゅんとするんだろうかと思ってたら

「わ、わたし、わたしは。あなたはわたしの、ジーヴスだと思っていたのに」

(P181)

多くでてくる作品の中でこれだけ読んでた。ジーヴズの事件簿 のことだと思うんだー。
おおおおおってとてもテンション上がった。

タイトル(儚い羊?)でうみねこ思い出した。
ゲームのほうじゃなくて歌の方(ゲームのほうは手出してません
開かれし宴と選ばれし羊と?が走っていった。

「もちろんよ。ずっとずっといつまでも、わたしのそばにいてね。わたしはあなたを離さないから、あなたも離れないでね。お願いよ。五十鈴」

(P165)

「謳う丘」(ALBUMver.)
「うみねこのなく頃に」(イタリア語ver.)
「Amnesia」
全17曲収録予定

17って多くねっておもった。うみねこイタリア語Ver楽しみだー。

ソース:アルポータル

ベストセラー作家が選ぶ名作の風景を見てました。桜庭さん出てるところだけ。
(今日はぐるナイ→一読永劫→ヘキサゴン→ぐるナイ→ヘキサゴンとぐるぐる回していたのだ
時間的に大体30分ぐらい。最初に赤朽葉・私の男・ファミリーポートレイトの紹介があって、サインをしている所が映り(notサイン会)自宅玄関の本棚が映り、アイルランドへ。

ダブリンの市民 (岩波文庫)
これがお供というか、ジョイスの足取りを辿る、みたいな。
・自分(桜庭さん)が読んでて好きな作家がアイルランド系の作家が多かった
・ジョイスは自分で歩いていけるぐらいの範囲の世界観で小説を書いた(凄くうろ覚えだわ
・もしダブリンという街が消滅してもジョイスの小説があったらそっくり復興できる
・箱庭とか箱庭の結界とか箱庭から出て行くとか
 書店員さんの桜庭作品の書評いわく「箱庭的世界を舞台にすることで作家の妖術がかかる」
・今ジョイス博物館元ジョイス滞在していたところの2Fの原稿書いてたところ入った時の桜庭さんがなんかすごくきらきらしていた。
・トリニティカレッジのオールドライブラリ雰囲気よかったなー。ときめいた。マルグリット学園の図書館はこんな感じかなーとかおもった。

はさみのヘアピンはなかった。イチゴの指輪が可愛かったです。

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