まいほーむ(仮)に移住希望者がわさわさいる嫁の人の日記で「なんたるニッチな!」と叫んだ面白げなものがあったので紹介してみる。

自分だけは挿絵のページを楽しめて、周りの人には見えにくい。
そんな願いをかなえてくれるのが「ブラインドブックマーク」。
目の錯覚を利用した特殊シートのおかげで、よほど覗き込むようにされない限り、挿絵は本人しか見えないようになっています。

携帯の画面覗き込みブロッカーみたいな感じ?
凄くラノベ読者狙い撃ちだなあと思いました

ちなみに私は本に挟み込まれてるチラシで隠したりするほうです

編集デザインの教科書 第3版

私編集の仕事はしてませんしする予定もないですが興味がむくっと湧いたので。
多分ついったーで原稿部の人の呻くような呟きとかフォントの話とかで盛り上がりがち+soundseaさんが紙見本ーとかデザインーとか言ってる聖だと思うよ!電波自動受信してるよ!(ちょー名指し
実践編のがおもしろかったー。製本とか装丁とかはとても興味あるところなのです。

自分内賞味期限が残ってるうちに終わらせてしまううみねこEp4
そんなわけで以下ネタバレでございます。

勝てる読書 (14歳の世渡り術) (14歳の世渡り術)

14歳の世渡り術シリーズブックガイド。翻訳ものが多めです。

本を好きになるきっかけの1冊、その1冊を見つける手助けになるようなブックガイド。押しつけでも恫喝でもなく、本を手に取ってみたくなるようなブックガイド。それがこの連載を始めた意図なんであります。

(P19)

しかし中学生新聞に連載されていたのならまだしも連載元は文藝。
リアル14歳向けではなく「かつて14歳だったあなたへ」でも十分なんではないかと思うぐらい固めの本が多く揃ってます。14歳が読んで即戦力になるっていうよりかは、大人になって振り返ってみて「14歳であの本よく読めたなあ」みたいな。

必読書150の紹介で

あえて入門書めいたものはリストからはずし、最初から誰にも文句のつけようのない高い山を提示し、その山を登るための正規のルートとは異なる、ときには危険でもあるようなとんでもないルートを各自が発見していけばいい、というのがこのガイドブックの意図ということは伝わるし(以下略)

(P17)

ラノベでいうとキノの旅とかを外して入門編寄りのところにされ竜が手招いているところを想像した。

AGE 楽園の涯—グラスハートex. (コバルト文庫)

デビュー作とコバルトに載ってたのと書き下ろしのグラハー短編。
デビュー作は高岡尚が出てきます。朱音はあれだけキャラ変わるのに藤谷は変わらないなあ。多少は変わってるけど、変人度に磨きかかるだけの方向は一緒の変わり方。

京都てくてくはんなり散歩

タイトルどおりの内容です。
これの東京バージョンは早々に挫折したんだけども、これはベタな観光地がメインである(行ったことあるところが多い)ので行ったときのことを思い出しつつ見た。
春先の平安神宮晴れてるときに行きたいなあとか思った。上映会の時は小雨だったからなー。
ガイドブックとしては使いにくいので(るるぶ1冊買えば網羅できて、より詳細な地図がついてくる)
観光客が思うところの京都っぽい風景が集まった写真集+エッセイという感じでしょうか。

ザビの感想書いてたのを公開し忘れてた……(読んだのは2月新刊より先なので身代わり伯爵の感想がこうなってます。あと全部は書いてません。

鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈6〉Blood Party! (電撃文庫)

鳥篭荘ボーナストラック

ホテルウィリアムズチャイルドバードを出てからのことがキャラ紹介風にカラーページでまとめられてたり、短編になっていたりした。帯を読む限りではBloodPartyがおまけの番外編っぽいけどページ数的にはこっちのほうがメインだと思う。
BloodPartyは鳥篭荘5巻にあった「本当は健全な鳥篭荘」みたいなパラレル。
キズナが普通の女子高生だった。でも「浅井先生はいつか私が押し倒す」吹いた。
あと喋るミナコってすごくレアな気がした。

短編になってたのは
山田さんちと加地くんちが一緒になってから(←すごく優遇されてる)
ジョナサン(1巻の最初のほうで退場したのに凄いな)
キズナ(エピローグとしてちょっとだけ)
由起と有生はちょこっとだけ顔出しみたいな感じだった。

「山田さんちの加地くんの悶々とした日常」はなんかどことなく14f症候群の匂いがする。
しかし小学校4年生では早いと思った(白川さん)。今の子そんなに早いのかとか思った。数年前に南の方の小学校で小学生同士体育倉庫で(ryという話が伝わってくるぐらいだから早いんだろうなあ。
いつも猫っぽいパパがちゃんと娘を持つパパだった。

鳥篭荘は変人を呼びすぎるアパートだな……とキズナの短編を読みながら思ったり
ジョナサンの短編は数十年後の話なのかなと思うぐらいジョナサンがすごく老けてた。

ランブルフィッシュ〈4〉伝説崩壊編 (角川スニーカー文庫)

沙樹の妹ストライク。香夜は凄く姫カットです。
学内トーナメント8日目準々決勝と中休みを挟んで準決勝のガンヒルダの対戦相手は、学内最強とうたわれるA班藤真蒼威が騎乗するプロトシグリットに決まった。同時に恵里谷に続々と集結するRF絡みの要人。不穏な動きと契約がむすばれようとしていた。

奈緒先生がとても眠れる魔女っぽさを出していた。
前から好きだけど涼とまりあの組み合わせは非常によいと思った。まりあはともかく涼はまだ出番少ないもんなー。ベゼリィ戦もすごく短かったもんなー。

「夢を持っている人間はずるいと、君は言ったよね」
淡々と海里が言う。
香夜は喉の渇きを覚える。そしてふいに理不尽な怒りがこみあげる。自分を急かす大人たちに。たったそれだけの紙切れを埋めることもできない、空っぽの自分自身に。
着慣れた制服の裾を握りしめて、香夜は首を振る。
「……言いました。だって……」
「きみは、夢を持っている人間が、なんの代償も支払わずにその夢を抱いてられると思ってるのかい?」

(P258)

異例のスピードで終わりましたEp3。

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