聖誕祭DVDの発売日が着々と近づいております。あと約3日です。
フラゲを考慮に入れるとあさって発売だなげへへとか思いつつメールチェックをしてみれば支払い番号が!!!
コンビニまで走った。

Across The Horizonも終わりまして見に行かれた方のレポを読んでたらやっぱりすんごい内容だったようです。わたしはsoundseaさんの好意でパンフだけ手に入れることができたんですけど遺言の歌詞カードが入っててちょー驚いた。封筒入り歌詞カードなので万が一わたしが自殺でもしようものならこの手紙風の意図が取りざたされそうだな、と思いました。

日経エンタテイメントでSHの記事が載ると見たので現物を見に行く。
インタビューでもなく聖誕祭DVDBOXのレビューでもなくSoundHorizonを知らない人に向けて書いた紹介記事っぽい感じだったので買うのはやめる。

日経エンタテインメント ! 2010年 01月号 [雑誌]

嵐が表紙だったヨー。

12/20頃発売のアニカンRMusicの巻頭特集がSHなので(ということはおそらく表紙もSHであろう)そっちに期待する。

おさがしの本は

晴れた日は図書館へいこうの大人版、もしくは大崎梢の書店周りのミステリを硬派にした感じの作品。

和久山隆彦は大学で司書資格をとって公務員試験に合格し、1年目から希望通りN市立図書館勤務となった。自分はなんたる幸運であることかと思ったことだが徐々に現実に打ちのめされることになる。
入職7年、調査相談課の一員としてレファレンスカウンター担当になって3年目になる。

しばしば自分が司書なのか、それとも一種の倉庫番なのか分からなくなってしまう感覚に襲われた。しょせん図書館など知の宝庫ではない。単なる無料貸本屋か、そうでなければコーヒーを出さない喫茶店にすぎないのだ。少なくとも市民の目にはそうなのだ。入職の六年とちょっとの月日は、要するに、そう諦めをつけるための月日だった。

(P21)

なんだかすみません(:D)| ̄|_ とお詫びしたい気分になる。

わたしが利用する図書館は「レファレンスカウンター」と名前がつくのは県立図書館まで行かないとないので1利用したことはありません。ていうか図書館の人に言うことって「返却です」「これ借ります」ぐらいしかないんだよな。あとはもう「書庫の本お願いします」と「予約の本取り消したいんですけど」とか。パターンがない。2

レファレンスカウンターだけに「本探し」がメインであるんだけど、図書館存続・廃止論も登場する。
3話の「図書館滅ぶべし」がすごかった。
「図書館はN市に本当に必要か」派の副館長から「今からいう条件に合う本を探せ」研修を調査相談課に課された。その本を探しあてる経緯・ようやく見つかったその本が出された時は「密室トリックが探偵によって鮮やかに解かれた」ようなすっきり感があった。色んな意味ですんげえええと思った。
「図書館の今後を考える」のが図書館内限定・館長権限でどうにかなるようなものならおそらく3話が最終話なんだろうけど、図書館存続・廃止論はこの後も続く。

「N市の条例の附則を知らんのか」
相手はいっそう表情を険しくして、凛々と言い放った。
「潟田直次にものを言われたら、和久山隆彦は決して逆らってはならない。そう明記されている」
「ほんとですか?」
隆彦が目を見ひらき、問いなおすと、
「なかったか、そんな附則」
潟田はがらりと顔をくずし、含み笑いをしながら、
「では作るべく議員への運動を開始しよう」
この一連のやりとりを隆彦はいくたびか頭の中で再生しなおし、ようやく条例うんぬんはからかいの文句だと気づいたが、反撃のすべを思いつかない。

(P264)

書物というのは、ただ人間を助けるだけの存在なのです。最終的な問題の解決はあくまでも人間自身がおこなわなければならない。

(P283)
  1. 多分貸し出しカウンターがすべてを兼ねている []
  2. あと馴染みすぎる図書館になると「こんにちは」が入る。 []

光炎のウィザード  未来は百花繚乱 (角川ビーンズ文庫)

ぶあつい。最終巻でした。オールスター出場でした。
そんなわけでネタバレ防止のための続きを読むモード。でも短いです。

矢上教授の午後

多摩に存在するとある大学、広大なキャンパスの一角に位置する第1研究棟別の名をオンボロ棟。
夏休みのある日雷雨による停電と出入り口にうっかり看板をおいたことによりオンボロ棟は密室と化した。
外には出られない・落雷と基地局の故障か固定電話も携帯電話もネットも不通で外部への連絡は不可能。
そんな状況で死体が見つかる。

細かく章が区切られており視点変更が多い。視点変更のせいか緊迫感とかはあんまりなかった。
ゆるゆる読めた。おもしろかった。

「現代日本は、絶対人間が孤であることを許さない、とね。一人で静かにしていたくても、電話は鳴る、どこに行こうと携帯電話で追いかけてくる、いや、昨今はおのれの居所まで突き止められてしまうらしい。それがなんと。東京都下で名実ともに閉ざされた空間が出現し、殺人事件まで起き、その一員に加われた」
馳部は毒気を抜かれた思いで、熱弁をふるう老教授の顔を見ていた。

(P167)

マノロブラニクには早すぎる

asta*連載途中ちょっとだけ読んでた作品。

小島世里は翻訳文学の編集者志望で出版社に就職したのだが、配属になったのは女性向けファッション誌編集部だった。ちなみに「20代のキャリア志向がさほど高くない女性」向けの異性ウケを重視する雑誌である。これまで服や時計や靴は機能性重視で選んできて、学生時代はテニス部所属でジャージ率が高かったためさほど興味はない分野だったがこの編集部はそうはいかないのである。
女性編集者の成長を描く物語と思えばもうひとつの線が出てくる。

ある日見知らぬ中学生が世里の会社に訪ねてくる。自分は二之宮太一と言います、カメラマンの二之宮伸一の息子ですと名乗る。父息子ともに初めて聞く名前だが、「あなたは父のことを知っているはずだ」と敵意をもって詰め寄られる。話を聞けば世里は「父の浮気相手」認定され突撃されたのである。1
というのも太一の父は少し前に川に流され死亡した。事故死ということになったが父の死に疑問を持ち2浮気相手(だと思った)世里のところへやってきたのだ。そして世里は太一の手助けをすることになる。

しかし全体的には編集者としての日常に重点が置かれていた。企画が成功した、成功したから妬まれて嘘情報をつかまされた、企画にトラブルがあった解決した上よりよいものが出来たとかそちらのほうが楽しかった。
カメラマン死亡の謎関係は正直すごくどうでもよかったのだけど、いきなり事件の顛末・責任を感じての自殺未遂・動機の吐露など土曜ワイド劇場展開がはじまる。えー(゚д゚;)とおもう。

野心というのは、ドロドロとしたマグマのようなもので、そばにいる人に火傷を負わせるばかりと思っていたし、実際に火傷を負わされたのだが、仕事への強い愛情ゆえに生まれてくるそれは、大事なものでもあるんだなと詩織を見ていると感じるのだ。
そして自分に足りないのはその野心なのかもしれないと世里は思う。

(P241~P242)
  1. とても早計だった []
  2. 誰かに呼び出されたのでは。女と一緒にいたのではないか []

図書館へいく

本いっぱい買うのに図書館でいっぱい借りてきてしまった……今日こそは本当に手ちぎれるかと思った。
スーパーの袋とかに重たいの入れて持ってると指の先が痺れてくるあの感じを肩でやってしまった。
(ばっかじゃなかろうか!)

あと図書館でラノベ作家も多く載っているよという噂をきいた日本幻想作家事典を見る。
本当にすごく多く載っている。須賀しのぶ・栗原ちひろ・妹尾ゆふ子・剛しいら・雨川恵・瀬尾つかさ・風見周・水戸泉のあたりは確認した。ちなみに杉井光・支倉凍砂は載っていなかった。菅原孝標女はいた。

日本幻想作家事典

禁帯出だしいい値段するので到底買えませんが片っ端からめくりたい衝動に駆られます。

うみねこ

うみねこEp6のことを思い出したので重たい鞄にふらふらしながら「女子どもはお断りの店」へ行く。
別に入店拒否されるわけではないけど扱っている主な商品がエロゲーなのでとても入りづらいのである。
でもリアル店舗でうみねことか東方とかはここでないと売ってなかったりする。あととかあとアニカンR MUSIC で主に扱われるようなアーティストも多く置いている。予約ファイルが出てくるまでの間ふわっとしてたらイヤホンしてないのに「死せる英雄達の戦い」が聞こえてくる。思わず2回振り返る1

お誕生日会

twitterで見てユヤタンのお誕生日会@ニコ生を見ています(現在進行形)
松原真琴さんとか渡辺浩弐さんとか北山猛邦さんとか滝本竜彦さんとかでてます。
ユヤタンがタッキー2と一緒にケーキ入刀したりしていた。
ユヤタン本人はかわいらしいひとだなあ。「滝本くんに電話してごはん食べようっていったんだよ!(6年目で)」とかいってた。あとマツバラさんはジャージだった。

ファウスト部合宿の時のファウストはまだ置いてあるので時々ぺらぺらめくっている。
昨日は飯野賢治×太田克史のtwitter対談を見ていました。

カレンダー!

今年もこの時期がやってまいりました。

cirtronworks*製カレンダー2010の販売がもうすぐはじまります。
というかわたしはメルマガ先行予約でぽちっといたしました。今年もちょーかわええです。楽しみです。

冬コミの話

今年は冬コミに1枚噛みました。ラ管連でまた本を出すのですがそこに小説参加してます。
色々とまたはっちゃけた本が出来上がっています3。ちなみにわたしは会場にはいません。

コミケに関わるのは07夏コミの時に「非メディアミックスオススメラノベのペーパー作るからなんかよろしく」と言われて以来4なので3年ぶり2回目です。
下旬になったら宣伝エントリ書きます。よろしくお願いします。

  1. 店内BGMでした。背後に音源がある []
  2. ジャニーズではない []
  3. カバーすごいです []
  4. ちなみに文学少女で書きました。わたしは現物もデータもうっかりもらい損ねたので持ってる人もしいたらそれ非常に貴重です。 []

ころころろ

いつもの独立した短編かなと思ったら長編寄りの連作短編でした。
若だんなの子ども時代の話から始まる。
若だんな(当時12歳)と日限の親分と親分が連れてきた沙衣による、目の病に霊験あらたかな生目社の再建を廻る騒ぎとその顛末。初恋の話でもあった。
色々あって話は現代1に戻る。
朝起きると若だんなの目から光が失われていた。相変わらず病弱ではあるけど視力を失うほどの目の病ではない、かといってなにかに取り憑かれている様子でもない。仁吉と佐助は光を取り戻す方法を探す。

いつもより家鳴の出番が多い気がします。

「喰われるのは、嫌?」
余りに何気ない問いであったから、佐助もさらりと返す。
「そりゃ、生きていけなくなるからね」
「でも、喰いたいほどいとしく思う事が、あるかもしれないわ。喰われたいほどの思いにさえ、出会えるかもしれない」

(P163)
  1. しゃばけワールド内の []

ビーンズ文庫の新シリーズとして「白と黒のバイレ」という作品が発売されました。
この本は挿絵周りがちょっと斬新な感じだったんですが、それも感想エントリと一緒に書いてたら自分でもちょっと引くぐらい長くなったので別のエントリになりました。ちなみに感想エントリはこちらです
要約すると「リリアナというすごい侍女がいる。わたしはリリアナが好きだ!」ということです。

ここが違うよ1:挿絵の配置

挿絵の配置がすごく変則的です。
見開きでどんと挿絵が来たり、見開き上部2/3を挿絵で1/3が文だったり、つばさ文庫版少年陰陽師みたいに1ページの縦半分に挿絵が入ったり、見開き両端1に挿絵が入ったりする。従来どおりの1ページものもあります。
個人的にP46はすんごいうまいと思いました。めくったときちょーどきっとした。物語のどきどき感増幅装置として挿絵がすごくいい仕事している。文庫だけど雑誌読んでる気分になるので新鮮で楽しい。

変則的に挿絵が入ったりするのは、これまでフォーチュンクエストやデュアンサークなんかの深沢美潮作品2や高殿円の銃姫で時おり見かけたんだけどビーンズでは多分初めてだと思うんだ。3

ここが違うよ2:登場人物紹介ページ

恐ろしく重箱の隅なんですが、おそらくレーベル初の試みその2。
「イラスト付登場人物紹介ページ」がない。今回は目次ページの下、小さなスペースでテキストのみでした。
少年向けラノベではカラーページでフォローされたりそもそも存在しなかったりする登場人物紹介ページ。
ビーンズ文庫でよくあるパターンとして
・表紙やザ・ビーンズ4で使われたイラストにテキストがつく。
・本文中挿絵からピックアップしてテキストつけて登場人物紹介ページへ
こんな感じがあげられます。1ページで収まるものから複数ページに渡るものもあります。
ページ数が足りなかったのではという可能性はあるんだけど、「おお、何か普段と違うぞ!」という新鮮な感じがした。なんだろうこの「いつもとちょっと違う感」というのはとてもいい。

というか少女小説全般ではイラスト付登場人物紹介ページがないというのは珍しいと思う。5

新しき試みに挑戦する作り手に幸いあれー。こういう新鮮な風はとても応援したいです。6

白と黒のバイレ  白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫)

  1. 1ページの半分 []
  2. モンスターポケットミニ図鑑にときめいたのはわたしだけではあるまい []
  3. なにかしら前例がありましたら突っ込みのほどよろしくお願いします(゚д゚)人 []
  4. 雑誌 []
  5. ウィングス文庫とホワイトハートはあったりなかったりする。そしてアイリスは紹介ページがとても手厚い。登場人物紹介というか登場人物プロフィールみたいになっているときがある。 []
  6. 応援するっていってもこんな風に書くこと以外にできることありませんが []

白と黒のバイレ  白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫)

事前情報1通り本当にいきなり恋愛方面の濃度濃いですね。
いや返り血とか浴びてますけど。いきなり戦闘からスタートしますけど。バトル成分ウマー。

塔での戦いから物語は始まる。マルアスル王国へかけられた呪いをとくため王太子息女ブランカ一行は北部にある塔へやってきた。呪いの術者は禁呪に身を捧げ不老不死となった< 魔王>とあだ名される魔術師マルディシオン。解呪にあたった魔術師はすべて失敗に終わりブランカが最後の希望となった。
そして国にかけられた呪いは無事とかれたのだがブランカ個人に向けて新たに呪いがかけられた。
塔での戦いから2年後、ブランカは19歳にして12歳の身体になっていた。
彼女にかけられた呪いは精神はそのままに肉体年齢が3倍の速さで若返っていくというものだった。2
研究の結果マルアスル王国の魔術ではこの呪いを解く術がないことが分かり他国の魔術に手がかりを求めブランカは騎士セロと侍女のリリアナをともなって旅に出る事にした。

とても面白かったです。
最初「ブランカ」というとわたしの中ではスト2のブラジル人しか出てこなくてウワァとなる。
3ページぐらい読んでもあの野生児が出て行かないのでとりあえずあとがきを読む。
「バイレとブランカはスペイン語です」とある。バイレはちょうどこの前フラメンコの本を読んだので3おおあれか、とおもう。でブランカは「白」でした。スペインと分かると不思議と綺麗に入れ替わる。4

リリアナがいいですねリリアナ。リリアナ好きだ。リリアナ優秀すぎる。侍女ですがよい姉役であり冷静でセロを嫌いつつも認めるべきところは認めている。いい意味でしたたか者。しかも凄腕の剣士セロが認めるほどの格闘技の腕前。ハイパーメイド。
ていうかブランカとセロとリリアナという組み合わせはよいですね。幼馴染萌え。

恋愛物語としては、「これから恋に発展する」わけではなく無自覚や「それは恋だ」と認めてないわけでもなく、お互いへの想いを認識している上で話が動いているので、ブランカに好意を寄せる男がどれだけ増えようとわたしの中ではいわゆる「逆ハーの話」とは認識されません。
主従ですからね。∩゚∀゚)どう転がるの どう転がるの(゚∀゚∩ という感じです。
双方の想いについてはリリアナも知っているわけなんですが2人の仲を取りもつように100パー応援するわけでもなく、身の程を思い知れ!と2人の仲を裂くわけでもなくいい具合にバランスをとってます。リリアナすごい。リリアナベタ褒めするわたしである。

ていうか前作マギの魔法使いにおけるアルフェッカポジションのキャラがいるのは嬉しいね(*゚∀゚)=3

読んでたら抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王を再読したくなった。あとマルディシオンは野梨原花南の魔王シリーズのプラティラウ(ていうかラブ)を思い出した。マルディシオンはどう見てもラブポジションの子だよね。ラブは可愛いのでマルディシオンもとても可愛く思える。

挿絵周りのことも書いてたんですが、あまりに長くなりすぎるため別エントリに移しました

呪いや身分を理由にしない、ブランカ自身を思いやる言葉がくるとは予想していなくて、少し胸が熱くなる。嬉しくて、幸せで、リリアナが側にいてくれることが本当にありがたくて、ブランカは自分の侍女にぎゅっと抱きついた。
「気をつけますわ。ありがとう、リリアナ」
「ああ、これが計算なら、いくらでも言葉が出てくるのに……」
絶望に近い何かを漂わせるリリアナの呟きに、この時ばかりはセロも頷いた。

(P151~P152)
  1. 作家公式ブログ []
  2. ※爪と髪は伸びる []
  3. フラメンコのすべて []
  4. スペインは親分と悪魔の領域! []

エフィ姫と婚約者 (新書館ウィングス文庫)

政略結婚です。青年×少女です。野生的な王様×勢いと度胸はあるが注意力はない姫様1です。年の差カップル萌え。「第1印象は最悪」で「ときめいてないただちょっと心臓が勝手にドキドキしただけ」萌え。
出会いと輿入れの短編・エフィ姫がんばる・あとときめくの中編・後日談な短編の以上3作が収録されていた。
とても胸キュンな1冊でした。

「やめてよ、もつれちゃう」
「お前のふわふわ頭は触り心地がいいんだよ。将来の王妃としての結構な心構えを愛でて、国王陛下自らが撫でてやってるんだ。ありがたく思え」

(P218)
  1. 年齢的にまだ結婚できない []
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