そこそこ暇でそこそこ忙しくて塩漬け案件に手を出せてよい日だったと思う。
新人さんの年長者コンビにお菓子片手に絡みに行った。こんな日でもないとなかなか話する機会とかない。

ああでも青天の霹靂だった。人間の命やいうもんはどないなるやようわからん。

明日はシネマライブですわっふわっふ。

twitterでラノベ世代論をやってたり、2007年のエントリですがラノベオタの出自の分類 - ディドルディドル、猫とバイオリンというエントリがTLにあがっててね。つい先日世界観リンク系のエントリも書いたけど、なんかやれよっていわれたようなきがして。

1:吉屋信子マジ神
2:氷室冴子久美沙織新井素子超大好き。昔読んでたよコバルトはライトノベルじゃないよ世代
3:ティーンズハートよかったよねえ。あのピンクの背表紙家にいっぱいあったよ
4:オーラバ破妖ミラージュのあたりでコバルトにどーーーん! かんけつまーだー
5:ビーンズ文庫ができたぐらいに読み始めました。
6:お姫様の恋愛とか政略結婚とか好きなんです姫嫁大隆盛時代そして定番へ
7:なんか色々レーベルできたねえ。ビーズログ文庫ルルル文庫一迅社文庫アイリス以降ドドド
8:明咲トウルファンです凪かすみファンです。イラストが好きなので買います
9:新刊が出たときだけor 友達に薦められて、あれだけ読んでます。あれ=小野不由美・須賀しのぶなど
10:昔は色々読んでたけど今は新書レーベルとか一般文芸で少女小説の匂いがする作品を探して読んでいます

「少女向け」というのは他に楽しいものを見つけて卒業していくとか飽きちゃったとか未完とか、「いちぬけた」が少年向け比多い気はするんですよねえ。根拠はないんですけど。好きな人はいくつになってもずーっと読んじゃう、みたいな1

ちなみにわたしは小学校のときに折原みとと小林深雪を読んで、宮城とおこオタク経由で高校になってからコバルトを読み始めファミ通文庫のカーリー(高殿円)からのビーンズ文庫の遠征王とか読んでビーンズもあれこれ読んで、ルルル文庫が創刊されてプリハー→封殺鬼と読んで、キャンパス文庫の封殺鬼まで遡って、かつ少年向け矢一般向けも同時進行という自分でも良く分からないルートをたどっています。ポプラ文庫ピュアフルはマイナークラブハウスの続きをお願いします。

  1. わたしですが []

穏やかな日々継続。
新人男子と去年の中途男子が異常に似た雰囲気をかもし出しているのでびびる。

昨日髪きったらすごい勢いでストレートになりました。
ふだんはすごいくせ毛で内巻きになるのですが真斗もびっくりのストレート。ストパーあてたん? いわれた。
でも残念ながらわたしは真斗にもなれずどちらかというとちびまる子ちゃんの登場人物なので早くストレートを脱したい。今日もケープふぁっさあふりまいた。無駄な足掻きだった。

嘆きの美女

耶居子は新卒入社した会社もアルバイトも続かずヒキニート生活をしていた。生活のお供はジャンクフード/ヲチ板/ブログの荒らしと粘着/写真から個人情報を特定/通報・炎上・ブログ閉鎖に追い込むことという、すごく駄目人間だった。

今の玩具は「嘆きの美女」というお悩み相談コミュニティだった。耶居子はあれこれと駆使するがここの住人は煽り耐性が高すぎる。ならば「自称美女」の写真を晒し上げてやろうではないかとオフ会会場(ケーキ屋前)でカメラ片手に潜んだが、驚いたことに本当に美女ばかりのオフ会だった。
そしてオフ会参加者のひとり、ユリエのストーカーともみ合いになり乗用車にはねられ入院した。

退院後の耶居子は「嘆きの美女」オフ会参加者が同居している家で療養していた。あのコミュニティの管理人は小学校のときの友達で、休職中の看護師もいるこの家で是非とも療養をかねて御礼がしたい、と耶居子の母親に頼み込んだ。この家の住人は早寝早起き・健康な食事・適度な運動という健康的な生活をしており、外見も中身もブスだった耶居子は多少美人になる。攻撃的過ぎた生活も多少マシになった。
やっぱり陰険でひがみっぽいところもあるが魅力的な女性にはなる。

「終点のあの子」の奥沢エイジも登場する。
朱里はもう大学生になっていて、エイジの話の中に登場するけど本人は出てこない。

耶居子はこのあとフードコーディネーターの道へ進む。ジャンクフードを再現していくのだがでっかいコアラのマーチとかまじ美味そうで死ぬ。これに限らず食べ物の描写の「美味そうな感じ」がもう本当に半端ない。
「耶居子のごはん日記」は深夜に読むのはお腹と体重へのテロでしかなかった。

上等な土鍋の中には澄んだおつゆと、つやつやの白いうどん。とろんとした卵、かまぼこ、椎茸、ほうれんそう、焼き目のついた餅、ネギ、そしえぶっとい海老天が沈んでいて、いまにもほかほかと湯気が上がってきそう。

(P245)

昨日寝る前に見たエントリをもとにエントリ書いたら爆発的なことに……。すごいな。

今日は休みだったので髪を切りに行った。掃除したりいろいろした。

意外と多い?実は世界観がリンクしているライトノベル作品いろいろ - 平和の温故知新@はてな
実は世界観がリンクしているライトノベル作品いろいろ、の補足 - Togetter

たまに発生する流れのほかのブログに話題乗っかり系。

パルメニア(高殿円作品)

銃姫〈1〉Gun Princess The Majesty (MF文庫J)銃姫 −Phantom Pain−(1) (シリウスコミックス)そのとき翼は舞い降りた (角川ビーンズ文庫)プリンセスハーツ?麗しの仮面夫婦の巻 (ルルル文庫)ジャック・ザ・ルビー?遠征王と双刀の騎士 (角川ビーンズ文庫)バルビザンデの宝冠 王の星を戴冠せよ (角川ビーンズ文庫)

これはレーベルを大きく横断しているので実際どのぐらいに知られているんだろうか。
銃姫がいわば「神話の時代」の話で、「魔法」というものが生きていた時代。以降は色々あって文明が退化してたり戦争の話だったり百合だったり陰謀蠢く宮廷の話。
上記の書影は時代順に並べているのですが、それぞれの時代は離れています1

同じ世界なので、あるシリーズでは主人公だった者が「歴史上の人物」として登場することがありますし、「お前そこでなにやってるの?」ということもあります。
無論各シリーズは独立しています。「知ってればにやっとできる」「あれはお前か」の楽しみ程度です。ちなみに銃姫の横にあるのは現在連載中のほうのコミカライズで、銃姫終了後の世界が舞台です。

今から読むのであれば手に入りやすさからルルル文庫の「プリンセスハーツ」なのですが、鬱グロ耐性があるのならMF文庫J「銃姫」もなかなかおすすめです。ラブコメ路線が多い今のMF文庫Jで絶望がどーんな話。
ビーンズの「そのとき」シリーズは打ち切りの未完の上もう絶版扱いになっているのではと思いますが、高殿さん作の同人誌で補完話が読めます。ちなみに「星の時代の物語」というタイトルなのですが、とらのあなでは完売・梅田のコミックランドではまだ在庫があったような……。
端のバルビザンテの宝冠は高殿さんのデビュー作の新装版2の3部作です。

鮎川はぎの作品

横柄巫女と宰相陛下 (ルルル文庫)聖グリセルダ学院の事情 (ルルル文庫)ブラッディ・ハニー (ルルル文庫)反逆の花嫁 (ルルル文庫)

鮎川はぎのさんの作品はデビュー作以降一貫して同じ世界の話です。
グリセルダとブラッディ・ハニーは登場人物が一部共通していて、あとは世界の宗教、というか「聖剣の巫女」という立場が共通している感じ。ブラッディ・ハニーは読みきりです。反逆の花嫁は今年の新作。

華宮らら作品

薔薇の戴冠 クラシカルロマン (ルルル文庫)ルチア?クラシカルロマン (ルルル文庫)嵐に舞う花 クラシカルロマン (ルルル文庫)英雄の占星術師 (ルルル文庫)

華宮ららさんの作品も今のところ世界と大体の年代が共通で、第1次世界大戦前後のヨーロッパがベースです。
登場人物そのもののリンクは少なめです。直接の関係にあるのはルチアと薔薇の戴冠です。
英雄の占星術師以外は単巻もので、書影は作中年代順ですが読む順としては刊行順のルチア→薔薇の戴冠→嵐に舞う花→英雄の占星術師です。左3冊は女の子の話ですが英雄〜は男性バディ海洋系です。

あとコバルトの「ダナーク魔法村はしあわせ日和」と「鳥籠の王女と教育係」も緩くリンクしていたはず……(これは多分誰かが語ってくれるよ)

  1. まあプリンセスハーツとジャックルビーをはじめとする遠征王シリーズは「祖父と孫」の間柄なのですが []
  2. 旧装版はビーンズの前身・ティーンズルビー文庫 []

1回血管ぶちきれたけど穏やかな1日継続中。
こんな小さい社会でも皆が幸せに仕事をしていくというのは難しいことだなあという話をしみじみしていた。そら戦争も起きるわという話。

嘆きの美女を読んでいたら異常にお腹が空いてきたのでベビースターをばりばりとたべる。負けた。

別に何があったというわけでもないけど今日はここ3ヶ月ぶりぐらいでは一番暇というか時間に余裕があった。
塩漬け案件に手を出したりしていた。

週末は京都へ行くのですが情報がぶあっさーと。

最近感想を書いてなかったから書き方を忘れそうです。忘れるような書き方などあったためしはないのですが、忘れそうです。今日はスコールみたいな雨が数回どさどさーとふりました。
仕事は忙しいです。

ドラフィル!?竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄 (メディアワークス文庫)

音大を出たものの借り物のバイオリンを抱えてニート一直線だった響介は、叔父の伝手で竜ヶ坂商店街にある公民館の臨時職員兼アマチュアオケのコンマスとして勤めることになる。よくある「町おこし」としてのオケとは違い指揮者も含めやたらと個性的でしかも実力のあるオケだ。少々人数は少ないがそれはアマオケの宿命というもの。
これはニュルンベルクのマイスタージンガーがずっと流れているような商店街での、音楽を愛する人々の物語である。

音楽ものはやばい。とにかくすばらしい。
音楽は比較的メジャーなものが多くて、葦笛の踊りは「ソフトバンクのCMのあれ」といわれれば脳内再生余裕である。マイスタージンガーはブギーポップの口笛で、展覧会の絵は宵闇の唄のあれ。
響介が車椅子の指揮者七緒に言われてオケメンバーの悩みとか謎とかを解決していく話でそれを通して絆が深まったり腕に磨きがかかったりしてひとつにまとまっていくのである。アスキーメディアワークスの人はビブリアよりこっちを実写化した方がいいよぜったいおもしろいよ。

「いいか……この世で最も残酷なのは、音楽だ。けどな、この世で最も愛に溢れたものもまた、音楽なんだよ」

(P103)
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