2020〜2024年は基礎疾患ばりばりの高齢者が家族にいた関係で遠征ができなくて、思えば2020年2月1日に開催されたPerfumeの京セラ公演がコロナ禍で捨てざるを得なかったはじまりのチケットでした。
今日ようやくあの時捨てたチケットを拾いに行けました。Perfumeのライブに行ったのは2018年が最後だったので7年ぶりだったはずなのに、Perfumeは老いの否定者なんですか? と思うほど何も変わっていなかった。一糸乱れぬダンスも運動量もスタイルも顔もあれだけ踊った後のはずなのに息が切れる様子もなく話すところも。
あーちゃんがPerfumeは結成25周年。これまで骨折してライブに穴をあけることも激太りして衣装が着れないなんてこともなく3人でやってこれた奇跡を噛みしめたい。という一方で「これからどうなっていくかはわからない」「推しは推せるときに推せ!」とか「広島グリーンアリーナは音楽ではどうやって取ればいいかわからない。なので久しぶりに徳島に来ました」とかってなかなかの話をしていた。
アスティはPerfumeとperfumeのオタク(隣の席の振りコピガチ勢のお兄さん)とあとBUMPからも強い信頼があるみたいです。確かに今日は低音も高い音もきれいに響いていたし影もきれいだった。

あっperfumeのライブ変わったのはPTAのコーナーで、歯磨きの歌を歌っていたのがオリジナルソングに代わってました。あのコーナーあーちゃんが歌のお姉さんで我々未就学児みたいになった気持ちがするから好き。ここまでずっとあーちゃんの話をしてるけどPerfumeにおけるわたしの推しはのっちです。のっちはダンスが3人の中では一番かっこよくてクールな外見とは裏腹に実はポンコツなところがあってそこは急に人間になるので好き。

今ツアーはSideAとSideBがあって、SideAはネタバレ禁でお願いしますSideBは全公演違うから言ってもいいよっていってたから書くんだけどCling Cling引いたのめっちゃよかった。わたしが初めてPerfumeを見たのは2016年のことで、スタンド最前から見たCling Clingはあんな可愛い曲なのにスタンドが見えなくなるほど真っ白なレーザーで埋め尽くした。
わたしがライブに求めるものはバンドがいること、特にギターの音と思っているんだけど、Perfumeは会場がダンスホールPerfumeになるところと照明がすごくてダンスとレーザーを見るために来ているところは正直ある。
今回ミラーボールありましたよね。ミラーボールが放つ光は寿命を延ばす効果がある。Cling Clingはマジでテンションぶちあがりとともに寿命が延びる。

Perfumeは会場で発券するまで座席が分からない方式なんですけど、最初はスタンド最前、その次は京セラのアリーナステージ一桁列っていう「ご招待席」を引いてるんだけど今回もセンステから一桁列のドセンを引いた。男性が多いブロックだったけど、ブロック最前だったので視界は狭いながらも「見えない」ということはなかった。
SideBに入ってから隣のお兄さんの挙動がおかしく、そこで振りコピガチ勢であることがわかり、がっつりコール激しい人(多分唯一叫んでたと思う)で、好きとか尊いとかそういうメーターが振り切れてぶっ飛んでた感じだった。最後の曲はイントロドンで叫んで、仲良しこよし立浪和義のポーズののちここは神社かな? という感じでステージに向かって2礼して、キレッキレで踊ったのち曲終わりでタオルで顔をぬぐっていた。わたしは何もわからんけど多分めちゃめちゃ長い間やってなかったレアな曲、うちの国で言うと前ハロパの死刑執行みたいな曲だったんだなというのがわかった。

のっちが本当にかっこよかった。
あとPerfume初見勢がめっちゃ多くてびっくりした。スタンドとかわたしの後ろほとんどそうだったんじゃないか。
ネビュラロマンス後編どうなるんかな。楽しみな感じでした。