リボ払いからの復活を期して、投資を始めるということ - たぱぞうの米国株投資

たぱぞうさんのところの相談案件はTwitterで目にした分を見ているけど、どれも割と自分とかけ離れている(結婚して子供が2人いる、世帯収入1000万円etc)ことが多くてふーーんって見ることが多かったんだけど、自分に近い人を見たのは初めてのことだった。
それが上記のエントリです。

といってもわたしには借金はない。
リボ払いは使ったことはないし奨学金の返済は終わっているし何かしらのローンもないし、強いて言えば毎月のクレカの引き落としぐらい。
似ているのと思ったのは年齢、地方の実家暮らし、自宅介護が始まるぐらいというところ。
いやわたしもう介護は終わってしまったんですけどね!

わたしについてよく知っている人は分かると思うんですけど、わたしは2020年以前は頻繁に、具体的には月1程度で大阪へ行ってたんですよ。目的はライブとか観劇とかです。
その高速バスの中で、ふと、「あれ、わたし今の人生楽しいけど、このままでいいのかな?」と思ったんですよ。いきなり老後の不安がよぎった。

わたしはそのころ非正規雇用で月収10万あるかないかぐらい。
それでなんで月1ライブができていたかというと実家暮らしで、本とライブと交通費以外に使うものがあんまりなかったからです。でもまあ必要な息抜きだったんですよ。母親の介護があって、兄もいて、その時はお風呂も自分では入れていたので、1泊2泊ぐらいはどうにかなったころだったので。
ちなみに「親が70になったら元気でも介護情報を集めて」なんて言われてますが、母親に介護が必要になってきたのは60代、わたしは20代後半でした。

「ふと不安になった」その時はたまたま大阪在住の友達と一緒で、「さっき高速バスでこういうこと考えよってなー」と言っていて、紀伊国屋書店梅田店にいて、ぱらぱらめくりながら「この本とか持っといてもええと思うでーこれがこうでなー」と具体的な説明付きで勧められたのがこの本でした。

はじめての人のための3000円投資生活

そんな感じでわたしがオタク的なフットワークの軽さで投資を始めたのはつみたてNISAが始まったかどうかぐらいの2017年のことでした。NISAはあったけどつみたてNISAがあったかどうかはわからん。
愚直に月3000円から始めました。インデックス投資に慣れてきたのでちょっと遊びたいなあと去年から個別株投資を始めてNTTがようやく単元株できたところ。

上記エントリの方にはたぱぞうさんからアドバイスが届いてるだろうけど、そのうえで私が言えることがあるとしたら
新NISAが始まったとしても、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」か「三菱UFJ−eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) かに月1万程度投資すればリスクを負うことなく11か月は新規持ち出しなく投資ができるということ(記載のハイブリッド預金はそのまま残っているものとする)

「1〜2株買える程度」ということから個別株やってるのかなとも思うけど、インデックス投資がいいよ、個別株したいならNTTどう? 180円ぐらいあったら1株買えるよってぐらい。

むしろお父様の状況が心配であること。
「長期入院」「自宅介護」というキーワードからおそらく脳疾患で入院されていた、でもたぶん介護保険は申請済みで、退院後のケアプランは病院側で立ててくれているだろうこと。
わたしの介護歴は10年以上なんですけど、この方が行く道はわたしにも想像できないんですよね。
わたしは前職で「鳩さんは若いのにお母さんの介護して偉いねえ」と、同じく親の介護をしているちょっと年上の人に言われていたけど「いや相手母親やけんね、ついとるもん同じやけんできると思う。父親なら無理」と答えてたんですよ。
うちのカーチャンはわたしより小柄でわたしより軽かったので、例え深夜2時にトイレの前で転倒未遂があったとしても、カーチャンを抱えた状態でヘルプを呼べたりはしました。これが体格があって体重もある男性なら無理よ。
いやでも大変ですけどね自宅介護。うちのカーチャンはデイも訪リハも拒否だったので。

行きたいときに行きたい場所にフラッと行けるような経済力をつけたとしても、コロナインフルエンザ等感染症が流行っている場合は気軽に遠征ができない。万が一自分初発で感染させたら恩返しどころの話ではないので。介護が終わる(お父様の施設入所など)頃には自分の老後資金も心配しなければならないと思うので。

介護保険周りのことはそのうちまた書きたいなあと思うのだ。
今日はこの辺で。