2年半ぶり2回目、スタジアムモードとしてははじめてのたまアリでした。
物販は連れて行ってもらった友人が前日物販へ行くよというので便乗させてもらって、マフラータオルとリングタオル3つ、あと交換できそうならということでなっちゃんの缶バッジとかアクキーも手に入れた。ありがたい。
物販は4thで割と懲りたので、前日入りも始発もできない以上事前通販が事前に届く程度の相当の緩和策が取られない限り物販はもうやめようと思っていたのですが、当日飛行機待ちをしている頃、物販開始の1時間前に「今から並んでも開場に間に合わない可能性があります」って公式アカウントが完売情報を流し始めて「お、おう」って思った。ちなみに前日物販は1万人ほど並んだ模様。
物販へ行かないならどうしてそんなに早く行ったのかといえばちょっと別に日記を書くつもりなんですが、とりあえずエプソン アクアパーク品川のイルカプールの世界観が半端ないということだけ覚えて先に進んでください。
16時ぐらいに着いてびっしりと置かれたフラスタを眺めていました。
以前は参加者を募ってフラスタを出していたりが多かったと思うのですが、今回は個人名とか、2人ぐらいで大きなフラスタであったり、バルーンのスタンドを出している方をよく見ました。
ステージについては上松さんのtwitterアカウントからの引用ですが。
写真の右側にメインステージ、左側にサブステージ、センステは4面がモニタ、また会場斜め四方にそこそこ大きなモニタがありました。真ん中の通路は会場をぶち抜いています。
席はスタンド席、センステ向かい側でした。
マッハでキンブレをどっかにやったり携帯を埋めたりして準備完了。
なんかいきなり謎の男性の笑い声ではじまる「開演に先立っての注意」アナウンスが流れたり、開演前なのでみんな推しの色でキンブレを振ってる姿がこれうたプリアワードで見たことあると思いながら自分も振る。
今回は360度客席なので、演者がはける場所はどこなんだろうと思っていたら「開演に先立ちまして主催者からご挨拶を」と、見切れ席から歓声が上がり11人がメインステにあがる。
てらしーのいつもの「うたのプリンスさまマジLOVELIVE 5thStageへ」「ようこそ!」ではじまって、なんか喋ってたと思う。
そこから森久保さんの「まあ、こういうことなんで」みたいなアナウンスでどんとモニタに映し出されるたっつん。あら今回の衣装かっこいいと思っていたらなんか違和感のある三角巾。
マイクを渡されるたっつん。
リハで自分の不注意で転倒して肘骨を折ったこと、とても悔しい思いをしていること、それでも観客の皆さんが許してくれるなら黒崎蘭丸としてこのステージに立ちたい、蘭丸もそうしたと思うということばに沸き立つ会場。
「この男、骨は折れても心は折れてません」という森久保さん、それでその場は一時解散となりまた待機に。
たっつんは骨折れて病院へいって、帰ってくるかどうかステージに上がれるかどうかわからなかったから「蘭丸がいなかったらここはこうしよう」って蘭丸パートを歌いながらリハを続けてたそうです。でもあいつ(たっつん)はやるよねって思ったって森久保さんが。
公演はオープニングのグループ別TOP曲→QUARTET NIGHT(ソロを含む)→シアターシャイニング→シャイン→ST☆RISH(ソロを含む)→全員で歌うときはもう最後、っていう公演時間は4時間程度。体感的にはすごい短かった。
前半と後半は全然別のライブを見ているようでした。カルナイは「全員が踊れるユニット」でST☆RISHは「生演奏やらフライングやらいろいろあり」でした。
全体的に「背景の大きいモニタに『カメラで撮っている演者』を映さず『背景』を映すことで曲が使われたバッググラウンド(アニメだったりCDだったり)の再現の演出がすごいな」とプリライの翌日とか翌々日は思ってたんですけど、今日になって、もしかしたらそうじゃないのかも……って思いました。
というのはわたしは普段はSound Horizonの国の人で、あっちは「曲をコンサートで立体的に再現する」というのは大前提です。ややこしい曲の背景にややこしい配役にどうやってこれを立体にするというんだろうという「難易度の高さ」という意味では、双方「金のかかる演出」をして「曲の再現」をしているわけで、一緒じゃないのと思ったんだけどそれはなんか違うなと思ったのがはじめでした。
わたしもそうですが「ST☆RISHは現実」「うたプリは3次元」ってよく言われてますよね。それらは音也たちがこっちに飛びだす勢いでtwitterや広告やらあらゆる媒体でこちらに「一緒の時間を生きているよ」と語りかけてくるからです。
それらと逆にこちら側のST☆RISHが観客もつれて向こうに飛び出そうとした結果が5thなんじゃないかなと思います。
なっちゃんもさっちゃんも、アコギを抱える音也も、帽子をかぶってステージに立つれいちゃんも、れいちゃんと並んで歌うらんらんも、アイレスも片っ端から落としていくレン様も音楽祭で歌うトキヤと真斗も、空から舞い降りるカミュも、コンサート会場でバク転で華麗に決める翔ちゃんも光をまとうセシルちゃんもすごい見えてたよね。少なくとも私は見えていた。
といっても幻覚というわけではないので、さすがにずっと見えてるわけではないんだけど、仕草がそれらしいというわけでも依代でもなく、「こういうシーンで歌われていた」というわけでもなく、ただ「そこにいる」という感覚。すごかった。ピントが合う瞬間が「瞬間」じゃなかった。
メンバー挨拶でてらしーが「会場が大きくなるとみんな(観客)との距離は遠くなるけど、それでも近くにいきたいなって思います」って聞いたとき、てらしーが音也でよかったって思ったし、モニタの向こう側にいけなくてもtwitterの向こうへ通り抜けることができなくても、近くに行くことはできるんだなって思いました。
とても幸せな4時間を過ごしました。
ということでここからは公演の覚書です。
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