カテゴリー「 一般文庫 」の記事

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蛇行する川のほとり (中公文庫 お 70-1)

遠い夏の日に封印されたある秘密をめぐる物語。

これ最初は3分冊で出たんだよなあ。一部ごとに凄い引きだ。
ハルジョオンが好きだな。

ひとつの昔話をしよう。
もはや忘れられた話、過去の色褪せた物語。
平凡で退屈なある夏の話。
私たちの愛情について、私たちの罪について、私たちの死について(P7)

オトナ語の謎。 (新潮文庫)

この手の言葉って誰に教わったわけでもないのに使うようになるよなー。ある意味口伝。
私も大概どんな場合でも「お世話になります」「よろしくお願いいたします」はワンセットです



エッセイ。
あの話やこの話はこういうところから生まれたのかなあと思いながら読み。

ショート・トリップ (集英社文庫 も 27-2)

これの文庫版きたこれ!!!
懐かしいぜ……何気にこれリアルタイム組なんだ。DIVEとかと一緒に読んでた。
何故かいしいしんじのエッセイもついてくる。

ショートショートが48編入ってます。単行本で出てた時より8編増えた。
元々は中学生新聞で連載されていたもので、タイトルの通り旅に出ている人とか
旅に出される人とかの話が多いです。

脱サラの2人・ファンタジア・Traumaが好きです。
ていうかファンタジアこのネタはやって大丈夫なんかなーと思ったけど
ミッキーマウスの憂鬱みたいな本があるからまだありなんだろうなあ。

三浦しをんは何出しても枕詞みたいに「直木賞作家」とついてくるのに
森絵都はついてこないのな。

秘密の花園 (新潮文庫 み 34-4)

エスカレータ式のカトリックの女子高に通う3人の女の子の話。
と書くと某マリ見てのようですが全く別物です。
那由多の話を読んでしばらく積み上げていたのを久しぶりに読み直す。
翠の話が好き。

あれはなんなのだろう。本という同じ趣味で結ばれているから?私は本を読まないから分からないけれど、本好きというだけであんなに、精神的な双子みたいに感応しあうものだろうか。友情というには濃密で、恋愛というにはあまりに素っ気無い。

(P105)

つまり私とはやきさんであると⊂´⌒つ。Д。)つ

村田エフェンディ滞土録 (角川文庫 な 48-1)

村田=人名
エフェンディ=学問を修めた者に対する敬称
滞土録=土耳古(トルコ)滞在記

明治の頃、トルコに留学した村田の現地での人々との交流とか
初めて見知ったこと、宗教のこととかが淡々とつづられたエッセイ風の小説
これ小説だよなあ?と途中で悩むことしばし
(同作者によるエッセイ「春になったら苺を摘みに」がちょうどこんな感じ

このはじまりでこの終わり方はない。衝撃的だと何回読んでもこのラストはぎゃあと思う。
鸚鵡(オウム)がとても好きだ。絶妙のタイミングで叫びをあげる。
曰く「悪いものを喰っただろう」「友よ」「いよいよ革命だ」
「繁殖期に入ったのだな」「失敗だ」

家守綺譚とのリンクにときめく。

希臘とか土耳古とか普通に変換できることを初めて知った。

黄昏の百合の骨 (講談社文庫 お 83-5)

失踪してた百合骨を発見(n'∀')η
文庫では初ですがハードカバーで地味に2回か3回ぐらい読んでます。
この本だけでも読めますが麦の海に沈む果実を読んでからのほうが
楽しめる。

黒理瀬いいよ黒理瀬。
ジュピターを探して穴掘りをしていた人は呪われた宝石のイヴェールのようだ。
ラストがいいよ。そっちに行くんだ!?みたいな。

「朝日のようにさわやかに」で黒ヨハン!黒ヨハン!と祭りが開催されてました。

完結編らしい「薔薇のなかの蛇」が今メフィストで連載しているらしいので
今度また見てきます。

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