カテゴリー「 単行本 」の記事

716件の投稿

七つの海を照らす星

家庭では暮らせない子どもが生活する児童養護施設「七海学園」が舞台の日常の謎系の連作短編。
私(北沢春菜・24歳・七海学園2年目の保育士)がであう謎と学園の七不思議。

これ好きだー。具体的には「今は亡き星の光も」「血文字の短冊」「夏期転住」
血文字の短冊は冷たい校舎のHEROみたいだなー。虐待とかDVとか無戸籍児童とか扱ってるテーマは重たいのに軽めで読めた。

葉と葉子のふたりごと

東京在住の岸本さんとニューヨーク在住の渡辺さんの往復書簡なエッセイ。
容姿の話とか友達の話とか人間関係の話とか。おしゃべりを聞いてる感じでした。

おとなのごはん日記

1ヶ月のうちの10食分×1年間のごはん日記(ごはんは写真ではなくイラスト)
食べるのは魚・野菜・豆のみで、肉・卵・乳製品は食べないそうです。まじで?みたいな。
肉は食べなくてもどうにかなるけど(我が家の食卓に上がるのは基本魚と野菜です)卵と乳製品切りは無理だ。
ちなみに漢方の先生に薦められたというだけで、菜食主義ではないそう。

竹取物語

絵本サイズ。最初は竹取物語のワンシーンの版画+古文。
最後までいったら今度は江國香織訳の竹取物語。高校時代を思い出してなつかしやー。

都会のトム&ソーヤ(6)≪ぼくの家へおいで≫ (YA!ENTERTAINMENT)
IN塀戸といいはやみねさんジョジョ好きすぎんだろ!

コンビニは、竜王グループがチェーン展開してる『シャドウ』——シャドウは影という意味だ。"影のように、あなたの生活に寄りそいます"というのが、名前の由来らしい。
ぼくは創也にきく。
「"生活に寄りそう"というのなら、"そばに立つもの"ということで、『STAND』って名前にしたらよかったのに」

(P67)

あと若干ガンダムネタが。

内人+創也VS特殊任務部雑務課+AKB24(人工知能なホームセキュリティ)
おいしくいただきました。トムソーヤは本筋を楽しみつつ大きいおともだちに向けられた小ネタを探すのが楽しみです……

月と菓子パン

何かこんな感じのエッセイは物凄く久しぶりに読んだ気がします。
本当に「日常」で「交流」で「発見」な感じなんですがほわほわでゆるゆるしてるなー。好きだー。
これは文庫のほうを買ってくる。

ナガオカケンメイのやりかた

あとがきには純粋日記バージョン(ビジネス的気付きバージョンが前読んだ「ナガオケンメイの考え」)とあるけど、自己啓発書とかビジネス書のカテゴリなんじゃないかなーと思った。本読んでるはずなんだけど赤文字で「○User」って出てるところが見えた。はてブ。
就職するとは、働くことはなんぞやーというのが割と何回も出てきます。

妖怪アパートの幽雅な日常(9) (YA!ENTERTAINMENT)

ラストの引きとか考えなければ今まで一番普通な感じの妖怪アパート9巻。
全体的に薄味。前巻があれだったせいか展開がとてもおとなしい感じ。裏サイトとか冨樫の辺りとかはもっとドロドロするかなと思った。あと千晶の過去がチラ見えだった。

去年のインタビュー通りなら次回が最終巻。

豚キムチにジンクスはあるのか—絲的炊事記

料理で実験☆なエッセイです。面白かった……あととてもお腹が空きました。
この本は日々ごはんと同時進行で読んでたんですが、めちゃくちゃお腹がすきます。読んでて、漬物とか文中に出てきてないはずなのになんか急にきゅうりの浅漬けが食べたくなったので次の日ばりばり食べました。
サーモンのサンドイッチの話とすき焼きの話と大根の話が好きだー。

絲「焼きいもなんか食うからだよ」
群「全部は食べなかったんですよ。まだ助手席に残してきてあるから。帰り山賊に襲われたら焼きいもで勘弁してもらうんです」
絲「群馬に山賊なんかいません」

(P36)

日々ごはん〈2〉

未読の日々ごはんを見つけたのでとりあえず1巻予約して2巻を読むー。
本を作ったり酔ったり泣いたり飲んだり読んだり大変です。

スイセイは、頭の後頭部をチョンチョンと撫でてくれながら、「みいのやろうとしとることは(本の中身のこと)、みいが死んでも遺伝子として伝わるけえ、だいじょうぶで。みいは幸せじゃのう」と言ってくれた。その遺伝子というところでグッときてしまい、ちょいと泣いた。

(P187)
PAGE TOP