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初恋ソムリエ

退出ゲームに続く第2作。
ハルタとチカは無事に高校2年生になりました。今巻は吹奏楽成分が前巻比割とあったり、文化系部活がいくつかでてきます。七色の紫陽花って酸性アルカリ性のあれでやるんだろうというのはわかるんだけど具体的な方法が分からない。てきとうにまた調べよう。

好きな順に並べると「周波数は77.4Mhz」「アスモデウスの視線」「初恋ソムリエ」「スプリングラフィ」
このまえBolero読んでたのでラジオネタがとてもときめきます。砂漠のうさぎの投書内容が好きだ。

ぐぐってみたら土ボタル(グロウワーム)がいる洞窟は本当に夜空みたいで凄かったです。
ニュージー早春の旅(ワイトモ)(和田フォト)(※音楽が再生されるため音量注意)

「トパーズだ。天然のブルートパーズ」
日野原さんは窓のカーテンの隙間からもれる茜色の陽に目を投じ、
「——またの名を、落日の宝石」

(P97)

ライバルとなる親友には、どんな心の傷もつけたくないけど、奪われるくらいなら三枚下ろしにしてしまいたいという過激な思いに悩んでいましたね。

(P75)

私の青春は深いようで浅い森の中で彷徨っていた。その森の中を照らしてくれる夜空の星の光は、私たちの場合はホタルの光だった。ホタルって星が垂れると書いて、『星垂る』ともいうのよ。

(P219)

エソラ VOL.5

雑誌型の単行本(とAmazonの紹介に書いてあった)
悩んだけど雑誌とかカテゴリにいれておく。

ロードムービー/辻村深月

小学生のトシとワタル、ある夜逃避行に出かける。
騙された!(いい意味で!
読み終わった後確かに女の子が目の敵にするなら女の子だろうなあと思ったけど、終わりまで男の子だと信じて疑いませんでした。名前トリックとか基本なのに! 基本なのに! 女の子なら……おかげでタカノ家から逃げ出した理由も分かりました(タカノ家に近親者が先回りして来てるからだと思った)。結婚相手は深月かしら。

『トシちゃんは多分、すごく眩しい光です。強すぎる光だから、みんな側に寄って来ます。何でもできる、何でも持っているトシちゃんが羨ましくて、みんな友達になろうとします。でも、なれない人もいます。光が強いから、それに耐えられなくなって、それが手に入らないことが悔しくて、友達をやめていく人もいます。

(P90)

道の先/辻村深月

冷たい校舎の時は止まるでは地味ポジションだった彼の話。塾講師と中学生女子の話。

充は大きくなっても充だった。SOS出してる子を引き寄せる人っていうか。
冒頭の留守電はすぐ「あ、これリカだ」っておもった。もしかして2人は付き合いはじめたのかーよかったな充ーっておもったら違うかったーーーー⊂´⌒つ。Д。)つ

「だから安心していいんだよ」

(P151)

鸚鵡幻想曲/恒川光太郎

外見上何も変わりないし使用にも問題ないけど、発している存在感が異なる。何かが擬態してそこに存在しているものがある。例えば携帯電話に擬態する大量の蟻、何十万匹というテントウムシが擬態してできているポスト。
このテントウムシのシーンとても怖かった。ホラーではないのに凄く怖かった。

原理はよく分からないけどアサノと名乗った彼はそれを「偽装集合体」と呼んでいた。
自分以外にはそれが見えない。擬態してそこに存在していることが見えない。
タイトルどおりオウムで幻想的で石垣島な話。

カマラとアマラの丘/初野晴

退出ゲーム以外の初野作品初めて読んだけどえーーーってなった。
ちょー騙された(いい意味で。)最後まで読んでもう1回読んだ。すごい。

廃墟となった動物園にあるという秘密の動物霊園。そこには墓守の青年がいるという。
わたしは遺骨と灰を埋葬してもらいに夜の動物園に忍び込んだ。

すごくびっくりした。

退出ゲーム

いい青春ミステリでした。
米澤穂信の古典部シリーズとか似鳥鶏の理由あって冬に出るが好きな話は読むといいと思うー。
高校1年吹奏楽部、ハルタとチカの話。日常の謎系のミステリ。連作短編。
好きなのは「エレファンツ・ブレス」「退出ゲーム」
吹奏楽部だからといって吹奏楽部的要素(合奏とか曲とか練習とか)は薄いのでその辺は今後に期待してみる。続き希望ー。

段々自虐的になるチカの自己紹介が毎回の楽しみだった。
登場人物の喋りがおもしろい。ハルタ可愛いよハルタ。
しかしエレファントブレスの真相は衝撃的。ぞっとしたー。

「彼女がガチャピンをはねた日」が死ぬほどツボった。
船長が南の島から持ってきた卵から孵化したのがガチャピンだから保健所に通報しよう派の彼氏VS中に人が入ってるかもしれないから総合病院に連れて行こう派の彼女。
これで普通に劇としてみたかった。やべー。

「きみたちがこれから経験する世界は美しい。しかし同時に様々な問題に直面するし、不条理にも満ちている。僕は成島さんが無理に吹奏楽の世界に戻らなくていいと思っている。だがもし、立ちどまった場所から一歩踏み出すきっかけをだれかがつくってるくれるなら、それは大人になってしまった僕じゃなくて、同世代で同じ目の高さのきみたちの役目であってほしいんだ」

(P98)
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