カテゴリー「 エッセイ・ノンフィクション 」の記事
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しかし、この本は「モテないオーラを克服してモテよう!」という方向へは一切踏み出しません。ご安心ください。「モテない系女子」のひとりであるわたくし能町みね子が、「モテない系女子」を励ますわけでもけなすわけでもなく、てきとーにいじり倒して満足するという生産性のまったくないエッセイとなっております。(まえがきより)
メールの文体のところ心が痛かった……
絵文字も音符とかの記号も使いこなせない人(1/20)
いや違うんだ私が高校の頃はまだ携帯そのものがなく(まだポケベル全盛期だった。)大学に入ってそれなりに立ったころようやく携帯デビューをしたのだ。しかしメインに送るのは主にJ-phone(当時。もしかしたらボーダフォンになりたての頃かも)で、私はドコモで、絵文字を入れたところで=と表示されるだけなので絵文字を使う習慣がないまま育ってしまったのだ!
年下の友達から絵文字満載小文字のあいうえお満載でメールが来ると「おお……(異文化)」と思うのだ。
久しぶりに出たよ三浦しをんのエッセイ。
絶対に公共交通機関の中では読んではいけません。しぬかとおもった。死ぬほど笑った。
冒頭から三浦家弟が登場する。(私はこの弟がとても好きなのだ。
ジャブが、友人ぜんちゃん彼氏と一緒にスターウォーズ3を見に行って号泣の後。
「あ、泣いてたんだ。あなた、ずーっと『シュゴーッ シュゴーッ』って言ってるから、俺は隣にダース・ベイダーがいるのかと思った。この映画館は新しいドルビー・サラウンド方式を採用してるのかなとか、色々考えた」(P51)
ここ帰りの汽車の中で読んでたのでもろに突っ伏した。しばらくそのままだった。昼過ぎのがらっがらの時間帯でよかった……
最初から笑い通しだったのが「怒りの反射速度」「新作落語カツラ山」「桃色禅問答」
女犯坊(仮名)氏は何者なのだろうか。めちゃくちゃおもろかった……
食べ物系のエッセイ。1つの食べ物について大体4ページぐらい。で約50品。
ひたすらジャンクフード! 体にはよくなくてもたまにがっつり食べたくなるアレ。
食べ物の写真は一切載っていない。せいぜいイラスト程度。なのになんでこんなに美味しそうなんだ? とにかくひたすら食べ物の描写が続くのである。後は我が家での作り方(かなり詳細な)や、xxで食べたあの味が忘れられないなど。
とりあえず今朝読んだところにはベーグルがあったので「今朝ベーグルの話読んだけん今日はベーグルをぜひとも買わなくてはいけない!」とパンをああだこうだと言いながら買っていた。ベーグル初めて食べたけどんまかった。
読んでいるとハラヘリ度が異様に高まるのでダイエット中の方は決して読んではいけない。
とりあえず明日はチョコチップのアイスを食べる(既に冷凍庫に入っている
ちょこちょこと読み返していた。私の男の執筆当時を再び。
で、前からうすうす思っていたけれど、自分の顔は写真にうつるたびに違うというか、特徴がないというか。だいたい、これとこれとこれ、三枚の写真の顔だけ見たら、同じ人がうつっていると分からないんじゃないかなぁ、と思う。(P243)
本人でもそう思うんだ……と思った次第。
とかそんなことを書いてたら私の男が直木賞受賞と見る。おめでとうございます。
受賞記念に荒野の恋合本でハードカバーで出たりしませんか。
とりあえず来月の赤×ピンクの帯が派手そうだなあ。「直木賞作家初期の名作」みたいな。
年末からぽちぽちと読んでいた本。三浦しをんが「三四郎はそれから門を出た」の中で書いてたベストセラー本の書評+読者層の分析とか。
かと思うと、新刊情報にやたらくわしく、本におぼれている、「過食型の読者」の一群がいる。いや、この際「読書依存症」と呼んでおこう。この一族は年中本に関するゴタクばっかりこねている。書評や書籍広告にもよく目を通し、読んだ本についてあれやこれやと論評し、頼まれもしないのに、ネットで読書日記を公開したりする。目的がなくても店があると入ってしまい、買う気がなかった本まで買ってしまう。「本の置き場所がない」は彼らの最大の悩みだが、きっぱり売り払う勇気もない。(P18)
なんかもうすみませんと思った。