カテゴリー「 ライトノベル 」の記事

872件の投稿

SH@PPLE—しゃっぷる—(4) (富士見ファンタジア文庫)

前巻から引き続き市の夏祭り「人力リバーフェスティバル」の劇。
各所ではたらくSECが超格好いい件。ひーほーひーほー。
あっちこっちにあった恋愛終了とすれ違いとのみこんでしまったあれこれが切ない。

「人は非モテに生まれるのではない。非モテに成るのだ!」
「ひ、非モテに、成る!」
「そうとも成り上がってしまうのだ! 社会科見学のバスで吐いた! 対抗リレーのバトンを落とした! 積み重ねてしまった地味ダメオーラの不良債権は払拭することは難しいが、生まれながらの輝きは変わらずキミの胸にある! そして天使たちはその輝きにこそ心惹かれると信じるところからはじめるのだ!」

(P37)

電脳幽戯 クワイエットボイス (講談社X文庫—ホワイトハート)

表紙がむだにきらきらしているホワイトハートの新人さん2冊目。
帯のアオリ文の通り「悪いヤツを殺して、何がイケナイ?」という話です。

1巻のほうが好きだな。1巻のほうが得体の知れない恐怖ーみたいなのがあった。
まあ今回の襲撃相手が私の受け付けないタイプであるのでそれも多いと思う。
Foolish children謎の管理人とか管理人の制裁とか気になるし、今巻は伏線を撒いて終了、という雰囲気だったのでとりあえず次も。

死神姫の再婚 -微笑みと赦しの聖者- (ビーズログ文庫 お 3-5)

エルティーナ出てないのに存在感がありすぎる。
今までのキャラ総出演みたいな感じでとてもたくさん出る。ディネロがよい(*´∀`)
たくさん出てきてみんなアリシアとカシュヴァーン突いていくから面白い。
カシュヴァーンが今回出番少なかったけど、出てるところが基本アリシアに対してデレッデレである。

「俺の見る幻覚では、俺の理性が邪魔してお前の言うことがまともすぎた……だが……やっと、やっと無事に会えた」

(P184)

あと嫉妬に喜ぶとか、どんだけー(゚д゚)

後セイグラムはティルナード好き過ぎだろう。

1巻当時からユーランは私の脳内イメージでは「短髪小太り中年」なので挿絵とのギャップに悩みます(ていうかまじで一瞬認識できないという)どこでそんなイメージがついたのか分かりませんが。あっという間の退場でした。
読点多用キャラ(ディネロ)と三点リーダー多用キャラ(レオニア)が同じ巻で出てくると読むテンポが崩れる。ディネロはともかくレオニアはやばい。ちょっと前に銀魂で「シルエットだけでそのキャラが分かるように修正してから出直してー」みたいなのがあったけど、誰が喋ってるのか分かりやすいけど読みにくさが異常。

レプリカ・ガーデン 水葬王と銀朱の乙女 (ビーズログ文庫 く 1-1)

オペラ好きな人は多分好きなんじゃないかなと思う栗原さんの新作。1話完結の恋愛ものです。退廃的です。とてももえる。

舞台はヴェネツィアっぽい感じの退廃的な水葬都市。
この世界の人形は喋るし寝るし夢を見て恋もする。といっても全てではない。
かつて魔法使いが使ったという魔抱石の気まぐれに選ばれた人形だけが魂持ちとなる。
イファもそんな魂持ちの人形のうちの一人だった。

豪奢なドレスはよいですね(*゚∀゚)
イファにどぎまぎするアーセルはよいですね(*゚∀゚)「手、繋いで」に撃ち抜かれた。
P183ページ以降、特にP196付近のフォルトナートとイファのシーンがとても好きだ。

あらすじの「初めての恋に落ちたら性別を与えられる」から松村栄子の紫の砂漠っぽいのかなと思って読み始めて、バラッドが出てきた瞬間脳内で詩人キターと叫ぶ。詩人といってもオペラのソラではなく、サンホラー的にバラッドといえば詩人なのである。iPod出してきて辿りつく詩を聞いた。

「お前の胸の魔抱石は呪われている。その石は何度も人形に使われ、そのたびに当たりに不幸をまき散らしてきた。その石を使った人形は、ひとに恋してその姿になった途端にあらゆる人間を魅了し、血まみれの惨劇を生む」

(P89)

レーヌ・ミシェルですね分かりました!っておもった。ちょうど深紅だし。

ぼくは中性体でも少年人形として作られました(女装とか無理です!)→あなたのことを女性としか扱いませんのでだいじょうぶですすぐ慣れますに超吹いた。

次があるとしたらあとがき曰く同じ世界の別の恋の話?
ていうかあとがき面白かった……ドレスとか犬に吼えられるとか引かれるとか。

「恋は流行り病だが、愛は不治の病だよ、イファ。お前の中にも病魔は潜んでいるようだ」

(P180)

GLASS HEART 熱の城 (コバルト文庫)

さよならピアノソナタを読んでいる間、高岡尚がにょきっと生えてきたのでふらふらと再読。
中断して6年になりますね(LOVEWAYは短編集だし私テンブランク派なので)
若木未生公式ブログによればグラハー最終巻はコバルト以外の出版社から文庫以外の形態で出る模様。

さよならピアノソナタ〈4〉 (電撃文庫)

哲朗が格好良すぎる件。
というか私は1巻から哲朗(とエビチリ)が好き過ぎる件。

3巻で解消されたのかと思ったらナオはやっぱりナオでした。

「ああ、そうか。別の女か。ナオはほんと女にだらしねえからな」
「僕もそう思う。ナオミはもっとしゃんとしないと」
「ジュリー。こういうろくでなしの隣にいると幸せになれねえぞ。もっといい相手見つけろ」

(P40)

もう本当にこれに尽きるよねっていう。
コリアム@ちょーシリーズがにょきっと生えて「だからあなたはろくでなしなのよ」って言って去っていった!

ナオが家にやってきたときの真冬が可愛らしいです。というか地味に日登美がおもろいな。超淡々としてる。

「おれァ好きな女を最後までつかまえてらんなかったの! おまえのそのクソへタレは遺伝だ、ほんとごめんな! ガキは親を選べねえからそこはあきらめろ! でも、おまえはまだ間に合うから! 間に合わせるから!」

(P287)

さよならピアノソナタ〈3〉 (電撃文庫)
ピアノソナタ3巻。秋です。合唱コンクールで体育祭文化祭!

「手拍子で、ゴスペル風で、クイーンで、合唱曲にできる歌だ。そんなの一曲しかない」
千晶には一瞬で通じた。二人の声がぴったり重なったからだ。
「『愛にすべてを』だ」

(P36)

手拍子でゴスペル風で合唱曲にできる歌つったら「Hail holy queen」だよねって思ってたらそのものがでてきたから超びびった。
ちなみに今回はそれっぽい雰囲気を出すために我が家にある唯一のクラシックなCDである「のだめオーケストラ」LIVE!をかけてました。

殺人的鈍さだったナオもようやく落ち着くべきところに落ち着きました。
カラーページのゴシック真冬は一瞬ヴィクトリカかよ!?と思いました。
あと私は哲朗とエビチリが好きすぎるのでどうかしたほうがいいと思います。

さよならピアノソナタ〈2〉 (電撃文庫)

夏! 海! 合宿! のピアノソナタ2巻。
随所にある真冬の恋心にきゅんとします。
それと読んでるとあちこちで高岡尚@グラハーが脳内でにょきっと生えます。「バンドマジックなんだよ」とか言ってまた消えていきます。何か着々と再読フラグが立ってるよなグラハー。
親二人が実に駄目な感じでよいですね(*゚∀゚)特にエビチリ。

デスペラードが出てきたので、KOKIAのほうはあったよなとpearl~The Best Collection~をぽちっと再生。

ところで先輩の参戦は予想外でした。百合百合傍観者ポジションだと思ってたので。
なんでそんなにもってもてなんだ。

ヴァンパイア・キス—レインの恋 (ルルル文庫)

大変ご馳走様でした(*゚∀゚)面白かったー

吸血鬼と双子の話。
前巻は姉に間違われて吸血鬼に噛まれたサニーの話。今度は姉、吸血鬼になりたいレインの話です。前巻からサニーよりレインのほうが超好きだったので今回の巻はとても美味しかったです(あと次もレインのターンみたいです

ジェレスはいい(*´∀`)きゅんきゅんした。

「あたしはメアリー・ケイト・オルセンにあこがれてるの。オルセン姉妹の妹のほうね、悪い?」

(P234)

ミシェルの子だーとときめいた。

あとスパイダーのリザキルされっぷりに噴いた。
少女小説にしてはカラーページが豪華だなー。

ペルソナ4 キリノアムネジア (ファミ通文庫)

P4クリア前にご祝儀とかお布施的にP4関係で1冊買おうと思って久しぶりにノベライズを買う。
アンソロ5種類ぐらい出てたけどあたりはずれが激しそうだったので。
うちの1冊がヤトアサさん(アサシンサイコウのエライ人)で超ときめいたけど。

花村スキーには大変美味しい1冊。
基本的に表紙の3人しか出てこない+主人公は花村です。小西先輩とか出てきます。
舞台設定は雪子姫直後ぐらい。
クマにどこに出るか分からないから他のテレビからは入らないように言われたけど、興味本位でジュネス家電売り場の違うテレビから首を突っ込んだ花村。足を滑らせて雪子千枝もろともまっさかさま。
着いたところはいつもの場所ではなくてジュネス付近。とりあえずクマを探して稲葉中央通商店街へ向かおうぜという流れ。
脳内でフルボイスで再生されます。大変です。でも戦闘音楽はP3で再生されます。
ごちそうさまでした。
もし2巻があるなら次は1年生組でお願いします。完りせがいいと思います。

怪人肉ジャージにふいた。あとふいんき(←なぜか変換できない)

さよならピアノソナタ (電撃文庫)

このラノを見たりそろそろ完結とかいうのを見ると1冊ぐらい手を出そうかなと思ったこのごろ。
神様のメモ帳は合わなかったんですが、こちらはよいですね(*´∀`)音楽で青春ものでした。

哲郎(父)がかなり好きなんですが。いいだめにんげん。
2番目ぐらいにナオがきて3番目ぐらいにようやく真冬が来る感じです。

読んでたらなんかグラハー(ていうか熱の城)が超読みたくなった。読みたくなったていうか現在進行形で読んでるんですけど(手に取りやすいところにおいて隙間の時間で読んでる)

ミリセントと薔薇の約束  社交シーズンは魔法と共に (角川ビーンズ文庫)

ファネル家当主の座と幽霊屋敷ローズグレイブホールを相続した鑑定士ミリセントの話2巻。
グレンのスパルタ教育の元、鑑定の知識を叩き込まれているミリセントは社交シーズン到来とともに、元の世話になったディンセル侯爵家に戻ることに。それならばとグレンに義母レディ・アンジェリカの鑑定の仕事を頼まれる。

グレンが愛いですね(*´∀`)

「だからっ……君もこの場では、年頃の美しい令嬢として注目されてるってことだ! そんな女性がひとりで出歩けば、いくらでも声がかかるに決まってる。君は隙が多いから、もう少し自覚してふるまったほうがいいっていってるんだ」

(P93?P94)

 

ベタなセリフですがベタはよい。
アンセル結構出てきてるのにあんまり前に出てない印象があるなあ。執事だ(控えてる)鎌持つアンセルはまじ死神。
グレンの過去がちらりと出てきたり、ミリセントはグレンとで確定なんだろなと思いつつ。
ファンタスマゴリアとか見るとちょっとGOSICKのベルゼブブの頭蓋を思い出すなー。

しかし

「グレン、いまよっ!!」

(P215)

脳内で三日月ハゲの黒猫が叫びました。

海のさいはて、天国の扉—ワケあり海賊と奴隷な幻獣姫の大冒険 (コバルト文庫)

コバルトの新人さん。
途中までの展開は好きだったんですが、話のラストがちょっとアレだったので微妙な感じになりました。
シメって大事ですね。
ストリートで2人の子の面倒を見ながら暮らす孤児で強気少女なランは、地上げ屋に拉致られ奴隷商人に売られ買われた先は海賊船。ランは牢の外に出す代わりにこき使われることとなる。
船員とのラブあり、バカ高い金額でランを買い取った海賊側に深い事情あり、船長がヘタレ。
ちなみに私ラスレ派です。

主人公が明るいのでかなり話のノリも明るめではあるのですが、展開はシリアス寄り。
海賊船での描写がイイデスネ。でもあんだけシリアス展開しておいてなんでラストでギャグに走るんだ……まったく笑えねー。消えてなくなる人魚姫のラストシーンまであったから最後どんな感じになるんだろうと期待してたのにー
ヴァルVSラスレのところとか好きなんだけどなーー。

彩雲国物語  黒蝶は檻にとらわれる (角川ビーンズ文庫)

あっちこっちで「伏線回収が凄い」「なんかラストが見えてきた」と聞いて。

・父さん格好いいー(*゚∀゚)だけど実際遅いよね!ておもった。
・重臣会議のときの工部コンビが大変美味しい件。なんかデレてるよ。ていうか重臣会議は相当ときめきました。
・絳攸と楸瑛に対する静蘭の「ボンボン2人が」が妙にふいた。喋り方が既に中身でてるよ!みたいな。最早定番のあれですが。
・王様は自分の首を絞めすぎです。
・刑部尚書いいな。墓穴に埋めろ

P179付近の「黎深は紅家を濃縮したような性格」の一連のあれで、昨日さんま御殿でB型VSほかを見ていたので「何だつまり紅家はB型の集まりなのか?」とか思った。実際どうなんすかねB型。私の周りは「B型ってだけで迫害されるorz」っていう感じの子が多いので。
いつぞやの巻で「文に李紅あり」とかあったので、後宮入りルートはないんではとおもってます。とりあえず次巻待ちだ……

ルチア—クラシカルロマン (ルルル文庫)

ルルルの新人さん。
登場人物名前覚えにくいんだけど結構好き。こういう硬いのは少女向けでは珍しい感じがする……
ちなみに恋愛成分を目当てに手を出すとおそらく肩透かしを食らうことになるんではないかと思うので注意。

ティエランカ王国の国王一家が乗っていたエストレリャ号でクーデターが起きた。
国王と幼い王子は拘束され王女クエルヴァは肩に銃弾を受け海へ転落。流れ着いた村で医者ヘリファルテに助けられ、ルチアと名乗り情勢をさぐりながら村で過ごす。やがて王国を救うために立ち上がる。

これでよく1冊に収まったなあとおもいました。
クーデターおきてそれをひっくり返しているのに誰も死んでないのかとかそういうのは気になりました。ご都合主義。(←最初のほうでは一人死人出てた。
アギラスとクエルヴァよりヘリファルテとクエルヴァが組み合わせ的に好きだー。
あとレーヌ(女王)に過剰反応するのはいかがなものか!>私
見た瞬間に呪われた宝石が脳内で再生された。UJの連載のあれで映像付き。豪華。

PAGE TOP