ドドドドと付箋が立つ時期がやってまいりました。
作家アンケート2009年の予定の気になったところの抜粋とか。
長いので畳みます。

有栖川有栖

「赤い月、廃駅の上に」（2月メディアファクトリー）鉄道にまつわる怪談・奇談を集めた短編集
書き下ろし長編（理論社ミステリーYA）
火村シリーズの新作長編（中央公論新社）
作家デビュー20周年記念本（講談社）

荻原規子

「RDG レッドデータガール」の2巻。構想は最低でも3巻はある
書きたいと口にしているのは4種類だが未定

乙一

集英社のHPでやってる実験企画はどうなっていくのか僕にも分からない（→小説再生工場）
講談社BOXから本が出るかも。

上遠野浩平

残酷号事件が春には出る
ブギーポップ次作タイトルは「ブギーポップ・ダークリー」

加納朋子

少年少女飛行倶楽部（文芸春秋）4月
レインレイン・レインボウの続編連載（小説すばる）

（あとこのミス的なあれに5月にスペースが、6月にモノレールねこがそれぞれ文庫になるって書いてあった覚えが。）

壁井ユカコ

鳥篭荘6巻（2月・電撃・最終巻）
野性時代発表の短編連作を今年の早いうちに単行本に（14f症候群のことだな）
今年の後半は電撃で新シリーズスタート・次の文芸単行本に取り掛かれたらいいなあという希望的観測

（2008年は病気して手術したり仕事でトラブったりとあったけど、ルルルの新シリーズは白紙になったのかなー。）

駒崎優

エセ戦国時代劇の1巻（幻狼ファンタジアノベルス）少年の物語のはずがおっさんばっかりに。
中央公論新社と角川書店でシリーズの続き
ザビーンズで歴史エッセイ
（駒崎優はオススメされて脳内読みたいリストに入っているのでチェック）

近藤史恵

エデン（新潮ケータイ文庫）サクリファイスの続編がスタート
↓連載予定
薔薇を拒む（メフィスト）ゴシック風ミステリ
砂漠の悪魔（仮）（小説現代）

桜庭一樹

あいあん天使！（仮）赤朽葉家2部スピンオフ
週刊誌で連載予定
読書日記は溜まり次第また刊行予定。
桜庭一樹コレクションに砂糖菓子・七竈
（GOSICKの言及なかったけど本当に出るのかなあとおもった）

管浩江

SFマガジンで3ヶ月に1回ペースで化粧品SFの連作短編
書き下ろしなどもやらないとなあと、思ってはいる

高里椎奈

3月にレッドクリフ下巻
個人的に新しいこともできたらなと思ってる

高田崇文

カンナ（講談社ノベルス）トータルテーマが日本全国御霊の旅。
去年11月・1月・3月と2ヶ月に1冊ずつ出る予定
このカンナが「デビュー10周年記念9冊書き下ろし」とかってすごいのらしい。

QEDは後3作（とても衝撃的だった……）カンナとリンクしつつ年1冊ペース。
次作は夏でテーマはシャーロックホームズふたたび。
毒草師３（朝日新聞社）初夏頃

「鬼神伝　龍の巻」執筆も予定。しかし年内は無理かも。

高殿円

2008年12月から春まで毎月何かしら出る
ポリ白・プリハーはそのまま続刊。ルルルで新シリーズ。
初のハードカバー「東京国税局物語」小学館早川書房
現在銃姫ラストエピソード執筆中
春頃に1年前からこつこつ進めてる仕事の発表
（今年はついにカーリーの記述が消えました……）

辻村深月

野性時代掲載の短編（角川書店）春頃・ちょっとホラー
講談社から書き下ろしが1冊。殺人事件もの。

長嶋有

ねたあとに（新刊・2月）

畠中恵

しゃばけシリーズ新刊（夏ごろ）
まんまこと2巻（2009年度中には）

椹野道流

（何か色々出る予定なので私が気になる分だけ）
鬼籍通覧新刊「池魚の殃」
ビーンズ文庫から貴族探偵と単行本が出る話が進行中

三浦しをん

神去なあなあ日常（徳間書店）
月と星のめぐる下（筑摩書房）
まほろ駅前番外地（文芸春秋）
まぼろし（仮）　（講談社）
みらいのはなし　（幻冬舎）
明らかに無理そうと書いてるけど、書下ろしも準備中とかあった。