アルカナ・ファミリア ラ・プリマヴェーラ (フィリア文庫)

なぜか限定版じゃないと書影がついてこないので限定版で。通常版はこっち。

ノベライズ。うたプリ目当てでビズログ(雑誌のほう)買ったりするとこのイラスト目にすることが結構あって、これ知ってるってまず手にとって「渡海さんだ!」と思ったのでとりあえず買う。

イタリアっぽい感じが舞台で、バッカーノの影響もあって読み終わってからもずっと「イタリアンマフィア的な組織の話」だと思ってたんですが今ゲーム公式みたら「小さな交易島レガーロの自警組織」って言ってて「えっ」て思った。
ちなみにこの物語はゲームのノベライズじゃなくてゲームに先行して発売されたドラマCDのノベライズのようです。
アルカナ・ファミリアドラマCD Vol.1 ピアチェーレ! ラ・プリマヴェーラ
これかな。3枚組っぽい。
そんなわけで割とキャラクター紹介な側面が前半にがっつり。組織「アルカナ・ファミリア」の新米のフェリチータが「アルカナを調査せよ」という指令のもと、これから長い時間を共にするのであろう仲間の話を聞きに行くという話。
後半はお祭見物。乙女ゲーなのでフェリチータ以外は全員男だし好意的だし、でもフェリチータはその辺は適当に「組織の一員」として仲良くしてる感じだった。ノヴァはどう見ても「はいはいツンデレツンデレ」だった。
やたらラザニア大好きキャラが出てくるので食べたいなあとか思いました。
キャラクター好感触だし普通に「ゲームやってみたいなあ」と思うぐらいには面白いので、ゲームの入り口としての役目はじゅうぶんすぎるぐらい果たしていると思う。

でもわたしゲームに費やす時間は全部うたプリが持って行ってるので……!
そのうちやる! Debutが終わったら! 今はFDやるから!

アルカナ・ファミリア La storia della Arcana Famiglia (通常版)