タグ「 渡海奈穂 」の記事

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アルカナ・ファミリア ラ・プリマヴェーラ (フィリア文庫)

なぜか限定版じゃないと書影がついてこないので限定版で。通常版はこっち。

ノベライズ。うたプリ目当てでビズログ(雑誌のほう)買ったりするとこのイラスト目にすることが結構あって、これ知ってるってまず手にとって「渡海さんだ!」と思ったのでとりあえず買う。

イタリアっぽい感じが舞台で、バッカーノの影響もあって読み終わってからもずっと「イタリアンマフィア的な組織の話」だと思ってたんですが今ゲーム公式みたら「小さな交易島レガーロの自警組織」って言ってて「えっ」て思った。
ちなみにこの物語はゲームのノベライズじゃなくてゲームに先行して発売されたドラマCDのノベライズのようです。
アルカナ・ファミリアドラマCD Vol.1 ピアチェーレ! ラ・プリマヴェーラ
これかな。3枚組っぽい。
そんなわけで割とキャラクター紹介な側面が前半にがっつり。組織「アルカナ・ファミリア」の新米のフェリチータが「アルカナを調査せよ」という指令のもと、これから長い時間を共にするのであろう仲間の話を聞きに行くという話。
後半はお祭見物。乙女ゲーなのでフェリチータ以外は全員男だし好意的だし、でもフェリチータはその辺は適当に「組織の一員」として仲良くしてる感じだった。ノヴァはどう見ても「はいはいツンデレツンデレ」だった。
やたらラザニア大好きキャラが出てくるので食べたいなあとか思いました。
キャラクター好感触だし普通に「ゲームやってみたいなあ」と思うぐらいには面白いので、ゲームの入り口としての役目はじゅうぶんすぎるぐらい果たしていると思う。

でもわたしゲームに費やす時間は全部うたプリが持って行ってるので……!
そのうちやる! Debutが終わったら! 今はFDやるから!

アルカナ・ファミリア La storia della Arcana Famiglia (通常版)

侯爵令嬢の持参金 -恋の話は妖精の庭で- (B's-LOG文庫)

マクリントック家は建国から携わっているような古い家で収入もあるが、それ以上に浪費する家だった。
父は胡散臭い投資にも手を出し母は慈善という名の浪費を繰り返す。祖母が亡くなりそれらはより酷くなった。まだ幼かった頃のマリーシアは恐る恐る帳簿を見せてもらい、それからは彼女が家計を監視している。執事に言わせれば「倹約を掲げた先代夫人やマリーシアのような娘がこの家に存在するのが奇跡」だという。
そんなマリーシアのもとに見合いの話が舞い込んだ。相手はシックス・キャンブレンシス男爵という、社交界注目の人物である。自由な恋愛なんか自分には向いてないとマリーシアはこの話を受けた。
そして夜会で一目シックスの姿を見た途端恋に落ちた。今まで恋の話など苦手だったのはこの人に会ってなかったからだとさえ思った。そして24時間もしないうちにふたりは婚約することになった。

結婚してからどうこうという話ではありません。むしろ1巻は1冊まるごとプロローグというか、正しく「シリーズ第1巻!」的な内容です。スロースターターっぽいなあ。

シックスがまあ大変外面がよろしいキャラで、婚約してからというもの花や贈り物は数多く届くものの、マリーシアからオペラなどに誘ってもシックスは多忙を理由に応えることはなかった。マリーシアはキャンブレンシス男爵家を訪問してみたりするがどうにもひどく邪険に扱われたりした。シックスはとてもめんどくさい男だった。もっとデレろよ! とおもった。

マリーシアの妹のフローラがとてもかわいい。第1印象的にはとてもフリーダムだったんだけど、なんだとても姉思いのいいこじゃないか! みたいな。あとあらすじにとんでもない「人」だったとか書いてあったからサブタイトルのこともあって、シックスは人間として暮らしている妖精かと思ったら妖精に呪われた家系だった。しかしあの執事は人外くさい。

ペルソナ4 Your Affection (B’s‐LOG文庫)

とてもご馳走様でした!
本自体は薄めですが大変濃いです濃いです。読みながらちょー転がった。
菜々子と直斗の話が読めるとか誰が想像したことか!
あいと一条・長瀬がメインの話を読めるとか誰が想像したことか!
校内コミュと堂島家とジュネスは一通り出てきます。女子料理部サバトも健在です。

こういう感じの本なら何冊出てくれても構わない……とか
少女向けレーベルでゲームのノベライズ(notPCゲー)は珍しい気がする……と思った。
ちなみにペルソナ4未プレイだとおそらく読んでも意味が分からないかと思います。最低「今プレイ中、秋ぐらいまでは進めた」ぐらいでないと厳しい。

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