思いのほかはやく発送する機会が巡ってきたのでその体験記だ。
    ヤマト運輸と連携した匿名配送サービス「あんしんBOOTHパック」 - BOOTH

    簡単に言えば「個人情報・お金のやり取りと宛名書きがない」自家通販だ。
    前はbooth倉庫サービスを使っていたんだけどこれを機会に移行してみたのだ。colorful | boothを使ってみた。

    1.注文メールが来る

    2.支払い完了後発送準備をする

    「個人情報のやり取りがない」ってどのぐらいのことが売る側(わたし)に伝わるのかというと

    あと支払い方法(クレジットカードor銀行コンビニ支払)ぐらい。
    よっぽど個性的なメールアドレスを使わなければ(あと買ったよって言わなければ)身バレしないのでその辺は安心してほしい。

    2018.5.15更新注*
    ↑のスクショはメールアドレスが見られるようになっているけど、現在はこのメールアドレスも消えており、システムから自動で割り振られた10桁程度の英数字の羅列のみ。さらに匿名性の高い環境が作られたと思われる。

    発送する側としてはこの注文番号と本の種類でしか個人を認識するすべがないので、複数発送(しかも内容が違う)となれば取り違え対策が必要だと思う。(付箋を貼る・内容ごとに発送店舗や曜日を変える)

    誤った商品を発送してしまったので再送したいです。
    二次元コードを再発行いたしますので、「注文番号」を当局までお知らせください。
    再送に伴う送料はオーナー様のご負担となりますので、予めご了承ください。

    匿名発送なので送り状はQRコードで作る。

    発送方法はネコポスか宅急便コンパクトか。これは商品登録時点に登録する。
    今回謎が深まったポイントとして、わたしはいま「1冊2冊しか買わんやろ」という前提で全部ネコポスで登録している。ネコポス規定サイズを超えるサイズ、例えば「全種3冊ずつ」とか買われることは想定してない。でもその想定外が起こった場合、他の人はどうしてるんだろうと思った。ヘルプ的には「梱包してみたら登録サイズより大きかった、どうすれば」「QRコードを作る時点でサイズを変更して作ってください、ちなみに買う側はすでに送料支払い済みなので売る側が送料負担してください」とのこと。

    追記:CANDOでマチ付き厚み2cmのA4の封筒を見つけたのでそういうのかなと思った。

    ネコポスは梱包材フリー(普通の封筒可)ただし「A4サイズ、厚み2.5cm以内、重さ1キロ以内」ポスト投函。
    宅急便コンパクトは専用BOXを買わないといけない。専用BOXはコンビニとかヤマトとかAmazonで売ってる。ネコポス対応の段ボールとかも買える。

    荷受けオプションも指定できる。「精密機器・ワレモノ・下積み厳禁・天地無用・ナマモノ」から2つまでだ。
    ただしこれを指定できるのはヤマトの営業所へ持ち込む場合でコンビニで出す場合は登録しててもスルーされる。

    そしてこんな感じにQRコードが発行される↓。

    3.コンビニ・ヤマトの営業所に持っていく

    コンビニで扱っているのはファミマかサークルKです。操作はboothのガイドが写真入りで分かりやすい。
    2番で作ったQRコードをスマホに表示させた状態で操作しないともたもたする。ガラケーしかない場合は受付番号とパスワードがあるのでそれで。

    ファミリーマート - BOOTH
    サークルKサンクス- BOOTH
    ヤマト営業所- BOOTH

    チケット入金発券の時と同じレシートを持ってレジへ。わたしの場合はレジの店員さんが慣れてたのでめっちゃ教えてもらった。
    「え、このシールどうやってはがしたらいいんですか」「こう貼ってこう……二重になってるのでここをはがしてください」「なるほど」「で、ここにこれを入れてください」「(伝票をまっすぐ入れる)」「個人情報が一応含まれるのでっていうことで折ってください(折られた)」

    あと発送し終わったらboothの注文画面で「発送完了」のボタンを押さないといけない(それをもって購入者側に伝票番号と発送通知がなされるそうだ?)

    思ったより簡単だったというのが感想である。
    ちなみにわたしのboothはこちら。はと文庫 - BOOTH