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エッセイ。
それでも読む。面白そうな本を血眼で探す。読むことは書くことだ。人間は読みながら自分でも書いている。本を読まなくなったら、私は小説を書かないだろう。
(P54)
かねてよりビルドゥングスロマンというものに興味があった。
一般的に、「教養小説……主人公の人間形成の過程を描いた長編小説」と訳されているが、私は「成長小説」と解釈している。(P383)
巻末の刊行リストを見ながらふと気づいたんですが、ユージニアとネクロポリスとエンドゲームが発刊3年目、つまり文庫落ちしてもおかしくないぜラインのようだ。エンドゲームはこの前蒲公英が出たからまあないだろうけど、ユージニアとネクロポリスは文庫落ちwktkだ。
以前単行本版は読んで二回目。文庫版には横浜札幌沖縄のビール工場編も含まれています。
「私はいかに飛行機が嫌いか」というのと小説の話、酒の話、食べ物の話。
イギリス・アイルランドにはどんなところがあって、とか現地の人と触れ合ったりとかというのは少ない。写真はほぼない(本文下に白黒でプリクラぐらいの大きさのものがちらほらあるぐらい。
イギリス・アイルランドはどういうところなのか知るためのエッセイではなく、恩田さんがどんな人でどんなことを考えるのかが分かるエッセイだと思います。
土産物屋では、ミステリーサークルの絵葉書をいっぱい買い込んだ。人為的なものにせよ、宇宙人の仕業にせよよ、よくまあこんなヘンな模様を思いつくものだ。(P130)
去年ぐらいに「ミステリーサークルは僕らがこうやって作りました」っていうのテレビでやってたなあ。作成方法については忘れたけど「なんて夢がない。今更言わんでも」とか言ってた覚えがある。
※写真についての余談。
プリクラぐらいの大きさと書いたけど私は1シート12枚だか16枚ぐらいあったころのプリクラしか知らないので、現状に沿ってなかったらすんません。プリクラなんてもう何年もやってねー。
5月はなんだか恩田陸祭の再来のようです。 ソースbyまんが王
5/15
酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記 講談社文庫
5/20
蒲公英草紙 常野物語 集英社文庫
5/28
小説以外 新潮文庫
(゚д゚)とりあえず全部買う。
後「買わないけど気になった本」では辻村深月の「子供たちは夜と遊ぶ」と高里椎奈の「薬屋探偵妖綺談 双樹に赤 鴉の暗」が文庫落ちのようです。子供たちは?は上下巻。分厚い本になりそうですね(特に下巻)