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オペラ・メモーリア—祝祭の思い出 (角川ビーンズ文庫 56-7)

カナギがいいヘタレでした。
短編集で、ザビの再録+書下ろしで、ザビのは全部リアルタイムで読んでたんですが、スピラーレとメモーリアの若ラングレーはええわ……
不憫なあほのこ……

スィーミレの扉絵とカナギのヘタレとミリアン可愛いのが。
拙者オペラで一番好きなのは詩人なのでその辺はいうまでもありません。

身代わり伯爵の挑戦 (角川ビーンズ文庫 64-3)

リヒャルト祭始まったな。天然2人によるベタなラブコメは素晴らしい。
読むときにばったんばったんとしながら転がってるのでこれに関してはあんまり書くことがないのだ。叫びにしかなりませんよ。

エセルバード殿下に吹いた。カーリーだ……

砂は(マ)のつく途の先! (角川ビーンズ文庫 4-18)

1年7ヶ月ぶりの本編
長かった……メディアミックスされまくりドラマCDキャラソンあれこれあれこれ。その割に原作のあまりの出なさに嘆いた日々は終わった。ASKAで「また鬼切りですが」みたいなの書いてたっていうのは見ましたがこれは本当に鬼切り。
99ページ以降が私的次男祭り。そして最大のツボはアミバが来たりて笛を吹くとケフィア。つかアーダルベルトはともかくマキシーンはどんなキャラだったか忘れてて、読んだ次の日にじわじわと思い出した。ああああみたいな。

ていうかヨザック!!!!!
うわあああああああ。本当にザビのあれは「ある意味ネタバレ」だった!!!
えええええええ。

彩雲国物語隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫 46-15)

黎深祭りktkr

いやもうこの一文だけで終わらせてもいいと思う。物凄く黎深祭り。
最初から最後まで紅家祭。吏部親子好きにして悪夢の国試組好きの私大喜び。

それ以外な見所は青い奇人(当時:鳳珠)・みかん仮面・お前の兄ちゃん(ry
本気で腹痛いわー_| ̄|○ノバンバン

百合姫について、元奇人の嫁にして今紅の人の嫁。確実にタダモノではない。
A:実は白家の出 B:本当は黒い百合姫(二重人格的外面のよさ)とか考えたんですがきりもみ回転しながらあさっての方向に飛んでいったよ。確かに本当にタダモノではなかったけど。奥さんなんてやってられませんて黎深の代筆かよ(←大打撃ポイント

宮廷神官物語—選ばれし瞳の少年 (角川ビーンズ文庫 39-4)

最近ザビで特集ができるぐらいにはじわっと増えてるらしいアジアンファンタジー。
神官の鶏冠が慧眼児と呼ばれる天青(と曹鉄。戦闘担当)を探し出して連れて王城へという話。

慧眼児とは額に第三の眼を持っており人の善悪を見抜く伝説上の人。最後に現れたというのは200年前。眉唾物の伝承だけど西のはずれで人の咎を見分ける子どもがいる。所在も名前も分かってる。真偽のほどは確認しないといけないということで鶏頭は武官を連れて、山中を歩いていると空から降ってくる肥料。文字通り 肥 。これほど片方が惨劇な出会い方も早々ないとか思ってしまった。

アジアンファンタジーと銘打ってるとはいえ、モンゴル風とかチョゴリとか、冠位十二階的なもの(紫が一番偉いあれ)とかファンタジーのようで実在する単語がぽんとでてきて妙にそこらへんが引っかかって現実に引き戻されたりしてました。話的にはビーンズらしい話だと思います。

最近のビーンズは女子が少ないとかメインにいない本がじわじわ増えてる気がする。
貴族探偵とかディオンとか太陽とか。後オペラも入れていいかな。あれは巻が進むごとにミリアンが1人で30人分ぐらい可愛くなりますが。この前友達に「オペラのヒーローはミリアンでヒロインはカナギ」説をいうとああわかるーっと納得されました。同意者1人獲得。

女の子分が足りないので(もし出るなら)2巻は買うかどうかは不明也。

思いやれども行くかたもなし—少年陰陽師 (角川ビーンズ文庫 16-26)

短編集。全部ザビからの再録でした。書き下ろしなし。彩雲国短編だと豪快にそれもう別物だよ言うぐらい書き直されたりするけどそういったものもなく。多少の変化を気付けるほど読みこんでもないので変わっているのかもしれませんが。

「百鬼夜行の蠢く場所は」が好きです。昌浩+もっくん(not紅蓮)、お付で六合。ラストで昌浩が吼えて終わりなところが。
昌浩が死に掛けない・彰子がピーチ姫にならない・十二神将が理を破ったり死にかけたりしない・ちゃんと話が終わるところがここ最近ではかなり新鮮……

「それはこの手の中に」が掲載されたころって珂神編終わってたっけ。
なんかやたらと困惑した覚えがある。

ていうかさらっと天后が登場人物紹介から落ちてるな。
天空はまあ出なくてもおかしくないけど同じく本編に出てない太裳が枠とってます。
天后は存在自体が惨い。公式カップリングには使われてたみたいだけどそれ以外は既刊20冊以上になるのに「?について嘆く」「謝る」以外で登場してない感じするし見せ場とかもないよなー。いつも看護係だ。

貴族探偵エドワード瑠璃の涙を流すもの (角川ビーンズ文庫 58-6)

ビーンズの挿絵でヒロイン以外の女子が表紙を飾るのは珍しいというのを見ましたが貴族探偵エドワードで女の子が表紙を飾るのは初めてじゃね?と思った。

最初30ページ主従が熱かった。ページは多くないのに濃かった。
もう一組の主従つか上司と部下は可愛いな!可愛い担当だ!
163ページが結構好きなんですが私何のスイッチが入ってますかこれ。

とりあえずひと段落、だが俺達の戦いはまだこれからだぜ!という感じ。

どこかで「ポリ白は名前の付け方がちょー直球」というのを見た覚えがあるのですが貴族探偵はそれをさらに上を行くちょー直球ぶりだと思います。今回はそれがさらに高まった……

ジェイドはいいなあ。ジオラルドのほうのジェイドではなく。
ジェイドが主役の話が読みたい。ジェイドの過去とかはいらなくて(本編の流れで出てくるならともかくジェイドは謎多きの方がいい)今現在で主役を張る話を。出過ぎるとあれだから短編がいいな。探偵組いない間の下宿での話とかいいな。ちょーときめくな。

光炎のウィザード想いは未来永劫 (角川ビーンズ文庫 42-13)

何か色々激動でした……

まず裏表紙のあらすじにごふっとなった。
前のザビのゼストガとゼストガ母とリティーヤの短編でゼストガ×リティーヤで検索してやってくる人はいたけどまさか公式カップリングの一角を担うことになるとは思わず。いやまあ自覚なしっぽくもあり、決め付けみたいな感じでもあるので嘘あらすじになるかもしれないのですが。
ちなみに私はヤムセ派です。派といっても別に恋愛に発展はしなくてもよくて、どっちかというと微妙で絶妙な距離感の師弟のままのほうがもえるんですが。

↓バレ
ミカの正体は意外だった……いい意味で予想の斜め上。キツネは鬼畜。ユローナは悪役だけど格好いい悪役だ。こういう人は好きー。長生きして欲しかったなあ。

マギの魔法使い—エメラルドは逃亡中! (角川ビーンズ文庫 44-11)

あとがき曰くオズの魔法使いのイメージだそうです(オズの魔法使いとはそれなりに別物です。
名前とかはそれっぽいですが。期待値が低かったせいか割と楽しんで読めました。

期待値が低かったというのはあらすじ・帯(裏表紙側)・最初50ページぐらいぺらぺらからは逆ハーっぽい匂いがしてたので割と地雷覚悟の上での購入でした。

ファンタジーで、ファンデーションとかチークとか化粧崩れとか出てくるのをあんまり見たことがなかったので意表をつかれた……

主人公であるエメラルドは「白魔女」ですが魔法は使いません。占いとかそういう方向です。

絵師の結川カズノさんは最初に知ったところがROのあんそろなのでラグナが妖精の耳装備の♂教授に見えたり、ハルベルトが黒縁眼鏡の逆毛だからキャンバス封殺鬼のユミちゃんに見えたり、209ページの2行目がシャイタンかよ!と思ったり本筋とは全く関係ないところで大変だった。

とりあえず2巻待ちしてみます。

花に降る千の翼楽園へのはばたき (角川ビーンズ文庫 55-7)

完結巻のはずなのにあんまり終わった感がしないのはなんでだろう。
前巻のサブタイトルが「光の戴冠」で、ラストで戴冠式ですよ綺麗ですねーとかやってるのに(確かに戴冠式直前で終わったけど)今巻が戴冠式で始まったことに驚いた。私の中ではもう終わったことになってたので、まだやるの?って思った。

最終巻だからイルアラは当然として、エンハスも出張ってくるだろうと思ってたんだけど、ふたを開けてみればシーハン自重しろって感じだったし。イルアラ死亡エンドかと思ったら生きていることに驚いた。ハッピーエンドにするなら生存は必要条件というのは分かる。でも「え、何で生きてるの?」って感じだ。
↑バレ

162ページ、なんか既視感あるなあと思ったら1巻の180ページ付近か。

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