タグ「 ビーンズ文庫 」の記事
150件の投稿
ファネル家当主の座と幽霊屋敷ローズグレイブホールを相続した鑑定士ミリセントの話2巻。
グレンのスパルタ教育の元、鑑定の知識を叩き込まれているミリセントは社交シーズン到来とともに、元の世話になったディンセル侯爵家に戻ることに。それならばとグレンに義母レディ・アンジェリカの鑑定の仕事を頼まれる。
グレンが愛いですね(*´∀`)
「だからっ……君もこの場では、年頃の美しい令嬢として注目されてるってことだ! そんな女性がひとりで出歩けば、いくらでも声がかかるに決まってる。君は隙が多いから、もう少し自覚してふるまったほうがいいっていってるんだ」
(P93?P94)
ベタなセリフですがベタはよい。
アンセル結構出てきてるのにあんまり前に出てない印象があるなあ。執事だ(控えてる)鎌持つアンセルはまじ死神。
グレンの過去がちらりと出てきたり、ミリセントはグレンとで確定なんだろなと思いつつ。
ファンタスマゴリアとか見るとちょっとGOSICKのベルゼブブの頭蓋を思い出すなー。
しかし
「グレン、いまよっ!!」
(P215)
脳内で三日月ハゲの黒猫が叫びました。
あっちこっちで「伏線回収が凄い」「なんかラストが見えてきた」と聞いて。
・父さん格好いいー(*゚∀゚)だけど実際遅いよね!ておもった。
・重臣会議のときの工部コンビが大変美味しい件。なんかデレてるよ。ていうか重臣会議は相当ときめきました。
・絳攸と楸瑛に対する静蘭の「ボンボン2人が」が妙にふいた。喋り方が既に中身でてるよ!みたいな。最早定番のあれですが。
・王様は自分の首を絞めすぎです。
・刑部尚書いいな。墓穴に埋めろ
P179付近の「黎深は紅家を濃縮したような性格」の一連のあれで、昨日さんま御殿でB型VSほかを見ていたので「何だつまり紅家はB型の集まりなのか?」とか思った。実際どうなんすかねB型。私の周りは「B型ってだけで迫害されるorz」っていう感じの子が多いので。
いつぞやの巻で「文に李紅あり」とかあったので、後宮入りルートはないんではとおもってます。とりあえず次巻待ちだ……
なんか少女レーベルの割に表紙背景地味だなー。
オペラの栗原さんの新作です。オペラよりは文体がなんかライトになりました(オペラはもうちょっと装飾!装飾!って感じだったので
確かに少女漫画ちっく。
幼いころのトラウマで美形=キモイの図式のジャスティン(冒険好き)は祖母の見舞いを頼まれ帰国することになった。帰る先はノースランドの伯爵家の城……のはずだったが父の友人に乗っ取られ、現在は全寮制の男子校になっていた。
帯はゴシック逆ハーレムですが今のところは逆ハーっぽくないです。
あと「新條まゆのノベライズみたいだ」とかそんな感じのを見ましたが、私はあんまり新條まゆ知らないので、あんまり影響を受けることなく。(快感フレーズの最初のほうしか知らない)
華麗なバラ色のドレスを着た美しい少女と、周りを囲む料理人たち。
一見豪華な客間にも見えるが、壁には鍋釜がかかり、料理人たちは木べらや鍋を持ったままだ。
どこか異様な光景の中、少女は思いっきり盆で傍らの男をはたき倒した。
「こんな格好でお皿なんか洗えないでしょ! 何考えてんの、あんたは!」
「——いい角度の打撃だ。人間なら脊髄に響く。そのドレスを着てその動きというのはただ者ではない。さすがわが主とでも言おうか」(P99)
ディンセル侯爵の屋敷で美術品鑑定士(触ると過去が見える能力アリ)として働いていた。侯爵からはぜひともうちの養女にといわれていたが、16歳の誕生日に「ファネル家の遺産を受け継ぐ権利を得た」と迎えがやってきた。
あらすじを読んでいた段階ではアネットと秘密の指輪とどう違うんだ……と思ってたけど(「ある日突然屋敷を相続することになった少女と執事が出てくる話」だから)こっちは美術の真贋鑑定だとか幽霊絡みの事件解決がメインになりそうだ。
これは2巻も買っとく。
久々の再読。
バシュラールはいい男だなあとしみじみしてました。
さて最終巻が出て数ヶ月。いよいよ全プレが届きそうな時期にさしかかりました。
小冊子の内容は
・栗原ちひろの書き下ろし小説(最終巻が出た後ならでは、のお話になるかと思います)
・THORES柴本氏のイラストラフポストカードも柴本氏のミニ画集といった感じになるのではないかと。
絵として本当に美しく完成された氏のイラストを、ぜひこの機会にご覧になって、長くお手元においてください。
この間の小冊子のようなものが来なければいい。カナギとミリアンの後日談とか読めればいい。