翻訳のココロ

翻訳という仕事についてと嵐が丘を訳した当時の楽屋裏話(取材とか、wineの訳についてとか

嵐が丘の舞台を訪ねる取材旅行で、ブルゴーニュにグランクリュ街道、ボーヌとか出てきて、おおもやしもんだとか思った(そしてもやしもんを出してきて該当部分を見返す)
コートドール(黄金丘陵)とか出てきて、この前読み終わった「調理場という戦場」のレストラン名はここから来てるんだなあとか。つなーがるろまーんとかロレーヌマダーとか思ってたら「調理場という戦場」の一文が引かれていた。直球だった。

ところで、合気道は上達すると、どうなるんだろう? 試合がない以上「勝てるようになる」という概念はない。それでも、やはり「強くなる」んだろうか。
そう思って訊いてみると、彼女はこう答えた。
「強くはなりません。美しく、正確になるのです」
ああ、ホンヤクも、勝たなくていい。美しく的確になりたい!

(P56)

経験を盗め

とりあえずこれを読まねばと思った。