カイザー養成学園 君は嵐を巻き起こす。 (f-Clan文庫)

この帯を見ていると「世界を革命する力をー!」という声が聞こえてくるようである。
ピンドラは見てませんがウテナは欠かさずみていました。まあカイザーはどっちかというと黒の預言書だよね。
間違ってる! そんな論理は間違ってるんだ! たった一羽風に向かう白鴉のように!

そんなf-clan初の「シリーズ2冊目」
カイザー養成学園。近未来で全世界的に災害に襲われ生態系ガタガタ死者多数、奇病の発生とそれによる迫害。
世界統一国家を作りその帝王を選出しようというのが孤島カナリアに作られた学園で、そこに集められた皇嗣の物語です。最初は対話で、重圧に耐えかね戦いによる決着を選んだ皇嗣たち。
カナリアに新たなにやってきたライデンは「こんなのは間違っている!」と変革を求めたのだったがー。

ライデンとスタンレー・ムサラディンの悪友化が半端ない。あの人たち何殴り合って分かり合っているんだ。おかわりをようきゅうしますー。シオンは小悪魔っていうか子悪魔系ヤンデレですね! トラウマというのはつまりあれですか。レーベルが変わるのであれですが。チェス中の鈴蘭がまじやばい。ギャップ萌え。
学園サバイバルがまじサバイバルで、その選択肢は予想外だったなー。
アルクス・ケインは今回も眼鏡をかけさせて割りたいキャラでした。