イノセント・スター 光を欲する暗黒星 (B's-LOG文庫)

3つの太陽と3つの月に支配されたこの世界では、時折それらの光を受けて奇跡として跳ね返す力を持つ者が生まれる。彼らは< 星>と呼ばれその跳ね返す力、< 煌>の大小により6つの階級に分けられている。エリッセは幼い頃に一等星グラシカルに見初められ<導きの星>星団入りをしたものの、昇級試験のたびに不運に巻き込まれ8年もの間一番下の6等星のままだ。
エリッセは自分を拾ってくれたグラシカルの「自慢の弟子」になりたいと教師ランゼの話にのって禁呪・暗黒星に手を出した。そして術の場に現れたのが「暗黒星」昔に封印された不遇の天才、一等星ディガン・マキナウスだった。「ディガン様がお前の望みを叶えてやろう!」とエリッセを捕まえて空へ飛びたった。

メンズナックルで詠唱系ファンタジー、ヒロインは絶叫系で腰が低くてちょっと反撃してみてはばっさり斬られる。
なにをもって絶叫系というかというと、エリッセの台詞の何割かは「きゃー」なのである。
全体的にテンション超高い。そしていちいち詠唱要る系異能バトルなのでわたしはとてもごちそうだった。