ようやく手に入りましたよバルビザンデ! ミゼリコルドとエヴァリオットを確保して半年後のことでした。
プリハー・遠征王よりずっと後の時代のパルメニア。年の差主従ラブです。よいです。よい主従ラブです。
タイトルは「マグダミリア」にしてますが、これはティーンズルビーでの刊行当時のタイトルです。
3冊分書くスペースがなかったのでシリーズ名的なもので代用しました。ビーンズ版は
王の星を戴冠せよ バルビザンデの宝冠
永遠はわが王のために ミゼリコルドの聖杖
が前後編みたいな感じです。で後日談として
わが王に告ぐ エヴァリオットの剣
があります。3冊でまとめて1冊っぽい雰囲気なのでまとめました。
王になるつもりはなかった王が市井に放り出されて強くなるとか傀儡とか主従とか、パーツだけ取り出して現在に持ってくると封印の女王ですね。ちょーによによした。
パルメニアという国の変遷期の話なのでめまぐるしいです。アルの成長もめまぐるしいです。
そしてマウリシオの用意周到っぷりが半端ねえー。
「魔法が使えなくなる日」1が普通に出てきてびびる。
バルビザンデに収録されている外伝が、後世語られるプリハー組2でおおおおと思った。そしてキースの先祖にちょーwktkした。どう見てもアイオリアです。
ミゼリコルドのほうの外伝は「消毒」にすべてもってかれた⊂´⌒つ。Д。)つ
ミゼリコルドのほうのコンスタンシアとジャスターのシーンは全体的に脳内でヅカ風に再生されました。
2人がいるところはまるで舞台が見えるようです。音楽も聞こえてきそうです。
あとかんざし取ってばさっと髪が滑り落ちたりするのとかはちょーロマンです。ちょーロマンです。
強調したいことなので2回言いました。
エヴァリオットはビーンズにしては文字が大きい……あと行間も空いている……
後日談なので余裕でバカップルさに吼えたりできます。知ってるくせに! 知ってるくせに!
冒頭からジャック・ザ・ルビーがでてきたりアイオリアが出てきたり遠征王ネタが多いです。
再読せよという呪いか!と思いました。未読優先だから当分先だよ!
読むまでは表紙のこの人がエヴァリオットかと思ってたら違った……
「生まれ変わっても、あなたともう1度恋に落ちたい…」
あなたに会いたい。
そうして、今度こそ、他愛もない昼と、かけがえのない夜をふたりでいっしょに過ごすのだ。(ミゼリコルドの聖杖 P222)
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